この記事はドラマ『やんごとなき一族』最終回第10話を視聴した感想をまとめています。
『やんごとなき一族』最終回10話の感想
佐都の食堂でストライキを起こした久美さんがいきいきと手伝うところはとても新鮮でした。
また、美保子がわざわざ来て「ありがとう」はぎこちなかったですが、彼女なりの精一杯の誠意がとても強く感じました。
健太もまだ昔の記憶を思い出せなくても、もつ煮を食べて「思い出せなくても一緒にいてほしい」というところは彼の覚悟の言葉だったんだなと思いました。
深山の家を破滅させようと明人と万野が手を組んでいたことがわかりましたが、明人はあっけなく「僕です」と認め、美保子には「本当は深山の家を継ぎたくない」と吐露するところはちょっと急すぎてびっくりしました。
結果的に美保子も「一生尻に敷かれてなさい」と言っていつもの2人にもどったところはよかったですが、ダークな明人をもっと見たかったような気もしました。
ドバイの投資家として登場したのが竹財さんというキャスティングが絶妙すぎて驚きました!
「リスクはない」と契約を進めようとするお父さんに対して、健太が子会社の損失のことも伝えて、さらに女性陣が一列に整列して登場するシーンは圧巻でした!
佐都も今までは「はばかりながら申し上げます」と言う言葉が決め台詞でしたが、「私たちはもうはばかったりしない」という佐都が強い言葉を放ったところは今までの我慢が爆発したようにも感じました。
深山の家から出て行った圭一が、まさかのホームレスになってしまった展開はショッキングでした。
ひねくれていても深山家を守ろうとし、ビジネスの才能はあったはずのお父さんのそんな姿は見たくなかったような気もしましたが、結果的にそれが彼を変えることができたのでしょうね。
健太の記憶も元に戻り、幸せそうな結婚式が見られて良かったです。
久しぶりに登場した大介のシーンが少なくて残念でした。
いろいろツッコミながらも最後は佐都と健太の幸せそうなシーンでほっこりさせられ、家族の絆についても考えさせられるドラマだったなと思います。
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