この記事は『未来への10カウント』第9話(最終回)を視聴した感想をまとめています。
『未来への10カウント』9話(最終回)の感想
未来への10カウント最終回に関しては桐沢と葵の関係がどこまで発展するのかが一つめの見どころでした。
葵が「息子の圭太の父親になってほしい」と桐沢に伝えたことで意識せざるを得ない桐沢が、どんな風に葵に接するのかが楽しみでした。
ただ、これといった二人での場面はなく、いつの間にか結婚している流れにしたのが印象的でした。
恋愛ドラマではなくスポーツドラマということから、桐沢と葵の恋愛シーンは飛ばしたのかなと予想しました。
そして、インターハイ出場を懸けた京明高校との対決は、勝ち負け以上に桐沢がボクシング部員達にどんな言葉を投げかけるのかが見ものでした。
自身の人生論を語るなど相変わらずベタでしたが熱い気持ちは伝わってくるものがありました。
特に試合前日の士気を上げる桐沢の言葉はボクシング部のモチベーションを上げていたし迫力が凄かったです。
最終的に桐沢が葵と結婚し、焼き鳥屋も繁盛し、玉乃井と水野がインターハイに出場するという、全てがうまくいくハッピーエンドの結末はこのドラマらしいなと感じました。
総括
木村拓哉さんが出演していて、高校ボクシング部をテーマにしたドラマということで、これは見ておかないと!という感じで見始めました。
恋愛、高校生の熱い青春、友情などバランスが良い作品だなと評価しました。
出演者のレベルも高く折原葵役の満島ひかりさんの天真爛漫で喜怒哀楽を前面にだした演技というのは凄く好感も持ちました。
他の女優の演技とは一味違うものを感じたし、一気にファンになってしまいました。
そして賛否両論あったのがボクシング部員役で出演していたKing & Princeの高橋海人さん23歳、村上虹郎さん25歳、坂東龍汰さん25歳という年齢です。
高校生役で23歳を超えているのはどうなんだ?という声も理解しました。
自分も最初はフレッシュな十代の若者を選ぶべきだろうと思っていました。
しかし、村上虹郎さんの演技力の高さを見て、これはなかなか役者歴が短い子には難しい役だから、やむを得ないキャスティングかなと考えを改めました。
正直ドラマ全体でインパクトがある演出というのは無かったですが、安心感があり、ずっと観ていたくなるドラマでした。
続編は厳しいかも知れないですがあれば是非観てみたい作品です。
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