『東京卍リベンジャーズ』の原作漫画は全31巻・第278話で完結済みで、最終31巻は2023年1月17日に発売されました。
検索すると「全281話」「全322話」という数字も見つかりますが、これは第281話や第322話まで本編が続いたという意味ではありません。原作本編の基準は「全31巻・第278話」と覚えておけば迷いにくいでしょう。
『東京卍リベンジャーズ』漫画は全何巻?全31巻で完結
和久井健先生の漫画『東京卍リベンジャーズ』は、通常版の第1巻から第31巻までで完結しています。講談社の作品ページでもシリーズは「完結」とされ、第31巻では物語の終結が明記されています。
これから原作を最初から最後まで読みたい方は、基本的に通常版の1~31巻をそろえれば、本編の結末まで読むことができます。
まずは、巻数や完結時期を簡潔に整理しておきましょう。
項目 内容
原作漫画タイトル 『東京卍リベンジャーズ』
作者 和久井健
出版社 講談社
掲載誌 『週刊少年マガジン』
通常版本編 全31巻
第1話 「Reborn」
第1話公開日 2017年3月1日
本編最終話 第278話「Revengers」
最終話公開日 2022年11月16日
最終巻 第31巻
第31巻発売日 2023年1月17日
マガポケでは、第1話「Reborn」が2017年3月1日、第278話「Revengers」が2022年11月16日公開と確認できます。第31巻は、その約2か月後となる2023年1月17日に紙版・電子版とも発売されました。
つまり、「漫画の連載が完結した日はいつか」と聞かれれば2022年11月16日、「最後の単行本が発売された日はいつか」と聞かれれば2023年1月17日となります。
この二つの日付が混在しているため、「2022年完結」「2023年完結」という異なる説明を見かけることがありますが、指している出来事が違うだけです。
原作の物語は、人生に行き詰まっていた花垣武道、通称タケミチが、中学時代に交際していた橘日向の死を知るところから始まります。
タケミチは12年前の中学時代へタイムリープし、ヒナタを救うため、そして逃げ続けてきた自分自身を変えるために東京卍會の人間関係へ深く入っていきます。マガポケやアニメ公式も、本作を時間移動を軸にした物語として紹介しています。
ここで私が重要だと感じるのは、本作ではタイムリープが単なる「やり直し」の仕掛けにとどまっていないことです。
過去で一つの出来事を変えれば、それだけで全員が幸福になるわけではありません。変えた結果として別の人間関係や問題が浮かび上がり、タケミチが向き合う範囲は少しずつ広がっていきます。
一つの未来を直すたび、次に守るべき未来が見えてくる。
この連鎖こそが、『東京卍リベンジャーズ』が31巻という長さを必要とした大きな物語上の理由だと私は考えています。
なお、講談社の作品一覧には通常版だけでなく、フルカラー版や関連シリーズも表示されます。検索結果に31冊を超える書籍が並んでいても、「本編が31巻より多い」という意味ではありません。
校正の仕事でも、長期シリーズの書誌を確認するときは「作品ページに何冊あるか」ではなく、通常版本編・再編集版・スピンオフを分けて数えることが欠かせません。
『東京卍リベンジャーズ』の場合、その基準になる数字は明快です。
和久井健先生による原作本編は全31巻です。
東京リベンジャーズ最終巻は31巻|発売日と収録範囲は?
『東京卍リベンジャーズ』の最終巻は第31巻で、紙版・電子版ともに2023年1月17日に発売されました。
講談社の第31巻書誌では「完結」と明記され、初出は『週刊少年マガジン』2022年第43号から第51号とされています。ページ数は200ページです。
雑誌連載は、それより前の2022年11月に終了しました。
講談社が完結時に公開した記事では、『東京卍リベンジャーズ』が11月16日発売の『週刊少年マガジン』で連載を終え、最終31巻を2023年1月17日に発売すると案内しています。
マガポケでも、最終ナンバリングは2022年11月16日公開の第278話「Revengers」です。

時系列にすると、次のように考えると分かりやすくなります。
- 2017年3月1日:マガポケで第1話「Reborn」公開
- 2022年11月16日:第278話「Revengers」公開、本編完結
- 2023年1月17日:最終第31巻発売
ここで大切なのは、雑誌・話単位での完結と、単行本としての完結を分けることです。
連載を追っていた読者にとって物語が終わった日は2022年11月16日ですが、単行本派にとっては2023年1月17日にようやく全31巻がそろったことになります。
これから初めて読む方にとっては、すでに完結していること自体が一つの利点でしょう。
『東京卍リベンジャーズ』では、以前の出来事や人物の選択が、かなり後の展開とつながります。新刊を待つ期間を挟まずに続けて読める現在は、人物関係や時間軸の対応を追いやすい環境だと感じます。
私自身、読み返すときに特に意識したいのは「誰が勝ったか」だけではありません。
むしろ、なぜ一度変えた未来が再び崩れてしまうのかを見ると、この作品の設計がよく見えてきます。
タイムリープ作品では、過去を直せる能力が万能に見えがちです。
ところが本作では、過去の一部分を変えると、人間関係全体の力学まで変化します。一つの原因を取り除けば終わるのではなく、「何を救えば本当に未来を変えたことになるのか」という問いが更新され続けるのです。
31巻を通して読む価値は、まさにその連鎖を一続きで確認できる点にあります。
「全281話」と第278話はなぜ違う?マガポケの数字を整理
検索で特に混乱しやすいのが、「278話」と「281話」の違いです。
結論から言えば、原作本編の最終ナンバリングは第278話です。一方、マガポケの作品ページでは現在も「全281話」と表示されるページがあります。
ここで「では、第279話、第280話、第281話が存在するのでは」と考えてしまうと、数字が合わなくなります。
マガポケには、通常の「第○話」という本編以外にも、同じ『東京卍リベンジャーズ』の作品枠で配信されている番号外コンテンツがあります。
確認できるものとして、2017年8月16日公開の「特別読み切り」、2022年8月17日公開の「番外編 Zero」があります。どちらにも「第279話」などの番号は付いていません。
つまり、マガポケの「全281話」は、本編の最終話番号を示す表示ではなく、その作品ページで扱われている配信コンテンツの件数を示す表示と考えるのが自然です。
この違いは、数字の読み方としてかなり重要です。
「第278話まである」という文章では、漫画本編の連番を数えています。
一方、「全281話」と表示するサービス側では、通常回だけでなく番号の付かない読み切りなどを一緒に数えることができます。
ただし、正確さを優先するなら、「278+特別読み切り+番外編Zero=281」と単純に説明してはいけません。
278に現在確認できる二つの番号外コンテンツを足しても280です。281件の内訳を公開ページだけからすべて一意に特定できるわけではないため、残る1件を推測で決めつけるのは避けるべきでしょう。
校正者という仕事柄、このような数字を見ると、私はまず「数字そのもの」ではなく「何を数えた数字なのか」を確かめます。
278と281は、どちらか一方が誤植という関係ではありません。
278は本編の最終ナンバリング、281はマガポケで表示される作品内コンテンツ件数。
この二つを別の物差しとして扱えば、矛盾はなくなります。
漫画を全巻で読みたい読者にとっては、さらに簡単です。
サービス上の「全○話」表示ではなく、通常版全31巻を基準にすれば、本編を最後まで読むことができます。
「全322話」はなぜ?LINEマンガでは原作1話を分割して配信
もう一つ検索結果で見かける数字が、「全322話」です。
2026年9月時点でLINEマンガの『東京卍リベンジャーズ』作品ページを見ると、「全322話を見る」と表示されています。ところが、同じページの一覧を見ると、サービス上の「1話」「2話」「3話」「4話」が、いずれも原作側では「第1話」と表示されています。
さらに、サービス上の5話・6話は原作の「第2話」と表示されています。
ここに、322という数字の理由を理解するための重要な手掛かりがあります。
原作漫画の1話と、電子コミックサービス上の1配信単位は必ずしも同じではありません。
一つの原作エピソードを複数に分割して配信すれば、原作の連載話数よりサービス上の「全○話」は多くなります。
したがって、LINEマンガの「全322話」は「原作が第322話まで描かれた」という意味ではありません。
実際、同じLINEマンガのページで、サービス上の第1~4配信分がいずれも原作の「第1話」となっていることからも、322という数字が配信単位の総数であることが具体的に確認できます。
この点は、従来の記事で「322話」の理由を説明するときに特に慎重に扱いたい部分です。
「ピッコマで322話」とする情報も一部に見られますが、2026年9月時点で公開情報から明確に確認できる322話表示はLINEマンガです。そのため、サービス名を混同せずに整理するほうが正確でしょう。
なお、ピッコマの公式ヘルプでも、「全○○話」という数字は現在配信中の話数を示すものであり、それだけで作品の物語上の最終話数を意味するものではないと説明されています。
またピッコマでは「話読み」と「巻読み」が別々に管理される仕組みであることも案内されています。
つまり、電子コミックを調べる際には少なくとも三つの「話数」が存在し得ます。
- 雑誌連載上の本編ナンバリング
- 電子コミックサービス上の配信単位
- 単行本にまとめられた巻数
『東京卍リベンジャーズ』の場合、検索で数字がばらついて見える最大の理由は、この三つを同じ単位だと思ってしまうことにあります。
読者が覚えておく数字は、それほど複雑ではありません。
原作漫画は全31巻。連載本編は第278話まで。
「281」「322」は、利用する電子コミックサービスの表示方法を確認したうえで読む数字です。
この区別さえできれば、「東京リベンジャーズは結局何話なのか」という疑問はかなりすっきりするはずです。
漫画は完結したのに東京リベンジャーズが今も続いて見えるのはなぜ?
2026年現在も『東京リベンジャーズ』という名前を新着情報で目にするため、「漫画もまだ続いているのでは」と感じる方もいるでしょう。
しかし、和久井健先生による原作本編はすでに全31巻・第278話で完結しています。
現在も作品が動いて見える大きな理由の一つが、アニメ展開です。
2026年9月24日時点で、TVアニメ『東京リベンジャーズ』公式サイトは「三天戦争編」を2026年10月2日からMBS・TBS・CBCの「アニメイズム」枠などで放送開始すると案内しています。MBS・TBSでは10月2日深夜1時23分から、CBCでは同日深夜1時53分からの予定です。
ディズニープラスでも、2026年10月2日から毎週金曜深夜2時に世界定額制動画配信を行うと発表されています。放送・配信日時は変更される可能性があるため、実際に視聴する際は公式サイトの最新情報を確認してください。

つまり、漫画の時間とアニメの時間は別々に進んでいるのです。
原作漫画は2022年11月に完結しましたが、アニメは完結済みの原作を後から映像化しているため、2026年にも新シリーズが放送されます。
「2026年に三天戦争編が始まる」というニュースは、漫画本編が2026年まで連載していることや、原作の連載再開を意味しません。
ここは検索結果だけを流し読みすると誤解しやすいところです。
さらに、通常版本編が完結した後も、作品そのものの商品展開は続いています。
たとえば講談社では『極彩色 東京卍リベンジャーズ Brilliant Full Color Edition』が刊行され、こちらも第31巻まで発売されています。フルカラー版第31巻は2024年4月17日発売で、同巻をもって完結しています。
講談社の同書誌では、『東京卍リベンジャーズ』について世界累計8000万部突破とも案内されています。
また、公式スピンオフ『東京卍リベンジャーズ~場地圭介からの手紙~』や公式パロディ『東大リベンジャーズ』など、本編以外の作品も展開されています。
このため、本屋や電子書籍サービスで「東京リベンジャーズ」と検索すると、通常版本編31巻だけでは収まらない数の書籍やコンテンツが表示されます。
ここでも、作品世界が続いていることと、原作本編の連載が続いていることは別と考える必要があります。
全31巻という長さに何が描かれた?完結までの歩みを考察
『東京卍リベンジャーズ』の31巻という長さを考えるうえで、興味深い記録があります。
講談社が2022年12月に公開した完結記事によると、本作は連載開始直後から順調な大ヒットだったわけではありません。
担当編集者は、2017年の連載初期にはアンケート順位が低く、重版もかからず、和久井健先生とともに打ち切りを心配していた時期があったと振り返っています。その後は重版、アニメ化、映画化などへ広がり、2022年の完結時には累計6500万部規模に達していました。
その後、講談社のフルカラー版第31巻の書誌では、世界累計8000万部突破と案内されています。
この歩みを知ると、私は作品そのものが持つ「何度でも状況を変えようとする」という主題との、不思議な響き合いを感じます。
もちろん、作品の販売実績とタケミチの物語をそのまま重ね合わせるべきではありません。
ただ、最初から圧倒的に強い主人公ではなく、失敗しても過去へ戻り、何度でも状況に向き合う人物を中心に据えた作品が、連載を重ねる中で大きな読者層へ届いていった事実は印象的です。
そして私が31巻を読み解くうえで最も大切だと考えるのが、タケミチの「救いたい範囲」が変化していくことです。
物語の出発点は、橘日向を救うことでした。
しかし東京卍會と関わり、佐野万次郎をはじめとする多くの人物の人生を知るにつれ、タケミチにとって「変えたい未来」は一人分ではなくなっていきます。
ここに、本作が単純なタイムリープものに収まらない理由があります。
もし目的が「過去へ戻って一つの事件だけを防ぐこと」であれば、物語は比較的短く終えられたかもしれません。
しかし本作では、一人を救うために過去を変えると、その過程で別の人物が抱える事情が見えてきます。
すると次は、その人物も含めて未来を変えようとする。
「未来を修正する物語」が、「誰の未来まで自分は引き受けるのかを問う物語」へ広がっていく。
私は、ここに31巻という長さを読み解く一つの鍵があると考えています。
タケミチは物語の冒頭では、自分の人生そのものに大きな自信を持てない人物として描かれています。
それが物語を進むうちに、自分だけでなく、周囲の人々の未来についても行動するようになります。
時間をさかのぼる能力そのものより、戻った先で何を選び直すのか。
その積み重ねが主人公の変化として描かれているからこそ、本作のタイムリープには単なるSF的な仕掛け以上の意味が生まれているのでしょう。
そして、全巻を通読する際には「抗争の順番」だけを追うよりも、タケミチがどの時点から誰の未来まで守ろうと考えるようになったのかを見ていくと、物語の輪郭がよりはっきりします。
校正者として台詞や構成を見る立場からも、本作では目的の言い換えや更新が重要だと感じます。
序盤の目的と終盤の目的は、同じ「未来を変える」という言葉でまとめられる一方、その言葉が背負う人数と意味は大きく異なります。
31巻という冊数は、単なる長期連載の結果ではなく、主人公が引き受ける世界の広がりを段階的に描いた長さとして読むこともできるでしょう。
とはいえ、「東京リベンジャーズの漫画は何巻まで?」と検索した方が最初に覚えるべき情報は、もっと簡潔です。
『東京卍リベンジャーズ』の原作漫画は全31巻で完結済み。本編最終話は第278話「Revengers」です。
最終31巻は2023年1月17日に発売されました。
マガポケで表示される「全281話」は、本編の第281話が存在することを意味する数字ではありません。
また、LINEマンガで確認できる「全322話」も、原作の1話を複数の配信単位に分けているために本編ナンバリングより多くなっています。
2026年10月2日から予定されているアニメ「三天戦争編」も、完結した原作の映像化が続いているもので、漫画本編の連載再開を示すものではありません。
これから原作を読む方は、まず通常版第1巻から第31巻までを一つの物語として追えば十分です。
フルカラー版やスピンオフは、本編を読み終えたあと、さらに『東京リベンジャーズ』の人物や世界を味わいたくなったときに分けて手に取ると、冊数で迷いにくいでしょう。
よくある質問
『東京リベンジャーズ』の漫画は全何巻ですか?
和久井健先生による原作漫画『東京卍リベンジャーズ』の通常版本編は、全31巻です。
第31巻が最終巻で、2023年1月17日に発売されました。
『東京リベンジャーズ』の漫画は何話で完結しましたか?
本編は第278話「Revengers」で完結しています。
マガポケでは2022年11月16日公開と確認できます。
「全281話」「全322話」と表示されるのはなぜですか?
電子コミックサービスでは、作品本編の正式な話番号と、サービス上の配信コンテンツ数が一致しないことがあります。
マガポケでは本編の第278話とは別に「特別読み切り」「番外編 Zero」など番号外のコンテンツがあり、「全281話」という表示が確認できます。
LINEマンガでは「全322話」と表示されていますが、サービス上の最初の4配信分がすべて原作の「第1話」とされており、一つの原作話を複数に分割して配信していることが分かります。
そのため、原作本編の正式な最終話を知りたい場合は第278話、単行本を全巻そろえたい場合は全31巻を基準にしてください。
執筆:篠原千鶴(アニメ愛好家・フリーランス校正者)

