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『桃源暗鬼』28巻・29巻・30巻情報|発売日と最新コミックスをチェック

『桃源暗鬼』28巻・29巻・30巻と発売日、30巻特装版、31巻発売予定日を整理したコミックス紹介イメージ 原作・作者

『桃源暗鬼』28巻は2026年2月6日、29巻は4月8日、30巻は7月8日に発売されました。2026年9月16日時点の最新刊は30巻で、31巻は10月7日発売予定です。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES+3秋田書店+3秋田書店+3

28巻から30巻では、一ノ瀬四季と新たな「鬼神の子」氷鷹零を中心に、鬼を商品として扱うオークション、製薬会社での実験、仲間たちによる救出、そして今後の鍵となりそうな「古文書」へと、一続きの物語が展開します。秋田書店+2秋田書店+2

『桃源暗鬼』28巻・29巻・30巻の発売日はいつ?

『桃源暗鬼』28巻から30巻は、2026年2月から7月にかけて順次発売されました。

いずれも漆原侑来先生による少年チャンピオン・コミックスで、通常版の定価は649円(税込)です。28巻は2月6日、29巻は4月8日、30巻は7月8日発売と、約2〜3か月の間隔で刊行されています。秋田書店+2秋田書店+2

検索時に確認しやすいよう、発売日・価格・ISBN・主な内容を整理します。

巻数 発売日 価格(税込) ISBN 主な内容
28巻 2026年2月6日 649円 978-4-253-01142-6 鬼のオークション、氷鷹零との出会い、桃柊冬呉との遭遇
29巻 2026年4月8日 649円 978-4-253-01272-0 製薬会社、仲間たちの救出行動、桃喰十兵衛との死闘
30巻 2026年7月8日 649円 978-4-253-01793-0 鬼神の子への実験、四季たちの救出、「古文書」の存在
30巻特装版 2026年7月8日 1,320円 978-4-253-01861-6 『桃源暗鬼』原型ネーム小冊子付き

28巻と29巻の商品情報は秋田書店公式ページで、発売日、価格、ISBNまで確認できます。30巻通常版と特装版も同様に秋田書店から案内されています。秋田書店+3秋田書店+3秋田書店+3

ここで押さえておきたいのは、28巻・29巻・30巻が別々の事件を扱う三冊ではないということです。

28巻で四季が鬼を商品として扱うオークションへ連れてこられ、29巻ではその先にある製薬会社で拘束され、30巻で救出と新たな謎へ進む。三冊を続けて読むことで、一つの長い危機がどのように形を変えていくのかが見えてきます。

また、次巻となる31巻は2026年10月7日発売予定です。アニメイトが2026年9月4日に公表した商品情報では通常版649円(税込)とされ、9月11日には31巻発売とTVアニメ第2期放送を記念したフェアについても改めて案内されました。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES+1

つまり2026年9月16日現在は、発売済みの最新刊が30巻、次に発売される新刊が31巻という状況です。

価格や特典、販売方法は今後変更される可能性もありますので、購入時には出版社や利用する書店の最新情報を確認するのが確実でしょう。


『桃源暗鬼』28巻では何が起きる?氷鷹零との出会いを解説

『桃源暗鬼』28巻は、2026年2月6日発売。定価649円(税込)、ISBNは978-4-253-01142-6です。秋田書店

物語は、一ノ瀬四季が桃太郎機関8部隊の隊長・桃院黒馬と副隊長・桃院白馬の策略によって、「鬼」を商品として扱うオークション会場へ連れてこられた状況から動き始めます。秋田書店

このオークションで四季が出会うのが、氷鷹零です。

零は四季と同じく「鬼神の子」とされる人物。主人公である四季自身が特殊な血と力を持つ存在として物語の中心に置かれてきただけに、もう一人の鬼神の子が登場することには大きな意味があります。秋田書店

四季と零は、オークションが進む中で四季の発案により会場からの脱出に成功します。

しかし、それで危機は終わりません。

脱出直後、二人の前に現れるのが「最凶の世代」の一人、桃柊冬呉です。四季は冬呉の圧倒的な強さの前に敗れ、意識を失います。秋田書店

四季が次に目を覚ましたのは、安全な場所ではなく怪しい研究所でした。

この「脱出したと思った直後に、より深い危機へ落とされる」という構成によって、28巻には独特の息苦しさがあります。

※画像はAIによるイメージ

私が28巻で特に注目したいのは、強敵の登場以上に、人を「商品」と呼ぶ言葉の冷たさです。

「敵」や「捕虜」という言葉であれば、少なくとも相手が意思を持つ一人の存在であることは前提として残ります。

ところが「商品」と呼んだ瞬間、見る側の関心は、本人が何を望むのかではなく、「どのような価値があり、どう利用できるのか」へ移ります。

校正の仕事で日々言葉に向き合っている者として、この語の選び方には強い意図を感じます。

四季と零は、単に捕まっているのではありません。彼ら自身の意思を切り離されたうえで、他者から値踏みされる立場へ置かれているのです。

そのため28巻の恐ろしさは、肉体的な危機だけではありません。

一人の人間として扱われなくなることこそが、このオークション編の根底にある不穏さだと私は考えています。

さらに、四季と零が脱出できた直後に桃柊冬呉が現れる展開も重要です。

「捕らえられる」「自力で逃げる」「さらに強い力で再び止められる」という段階を踏むことで、四季の置かれた状況が一個人との対立ではなく、複数の人物や組織が絡む大きな構造であることが伝わってきます。

そして何より、四季と零は同じ「鬼神の子」です。

同じ属性を持つ二人を並べて描くことで、物語は次第に「特殊な血を持つ者とは何か」という問いへ近づいていきます。

28巻は氷鷹零の初登場巻であると同時に、30巻へ続く「鬼神の子」というテーマを本格的に広げる巻と見ることができるでしょう。


『桃源暗鬼』29巻のあらすじは?製薬会社と仲間たちの救出行動

『桃源暗鬼』29巻は2026年4月8日発売。定価649円(税込)、ISBNは978-4-253-01272-0です。秋田書店

28巻で桃柊冬呉に敗れた四季は、氷鷹零とともに製薬会社へ連れてこられます。

一方、四季たちが自由を奪われている間にも、周囲の人物は動き始めます。

皇后崎迅、矢颪碇、手術岾ロクロ、漣水鶏は鬼たちの救出に向けて捜索を開始しますが、その過程で「最凶の世代」の3人と遭遇します。秋田書店

さらに、無陀野無人は桃太郎機関総士隊長の桃喰十兵衛と死闘を展開。

秋田書店公式の29巻紹介では、この戦いが引き分けに終わることまで明記されています。秋田書店

そして29巻で、30巻の展開につながる大きな決断をするのが屏風ヶ浦帆稀です。

屏風ヶ浦は四季を一人で助け出そうと決意します。

ところが、その行動を始めた早々に、大勢の「桃」から追われる状況へ陥ります。秋田書店

29巻の面白さは、主人公の四季自身が自由に動けないにもかかわらず、物語の運動量がむしろ大きくなっている点です。

視点は四季一人に固定されません。

皇后崎たちの捜索、無陀野と桃喰十兵衛の戦い、屏風ヶ浦の決断と、複数の場所で同時に行動が起こります。

私はこの巻を、単なる「救出作戦の準備」ではなく、四季がこれまで築いてきた人間関係を、周囲の行動によって可視化する巻として読みました。

主人公が戦いの中心にいるとき、その人物の力や信念は本人の言動から描けます。

しかし主人公が動けなくなったときに見えてくるのは、「その人物のために誰が動くのか」です。

これは長期連載における人間関係の深まりを示すうえで、とても有効な描写です。

特に屏風ヶ浦の「助けに行く」という決断は、30巻で実際の救出につながります。

言葉だけでなく、その選択が次巻の行動として実を結ぶため、人物同士の関係性に説得力が生まれています。

28巻では敵側が四季や零を「商品」や利用対象として見ます。

対して29巻では、仲間たちが危険を引き受けてでも四季たちを救おうとします。

この対照があるため、同じ一ノ瀬四季という人物でも、立場によって「利用すべき存在」にも「助けたい存在」にも見えるという構造が鮮明になります。

私はここに、『桃源暗鬼』が単純な敵味方の能力比較だけに終わらない面白さを感じます。

戦いの強さとは別に、「誰が誰をどう見るのか」が物語の温度を変えているからです。


『桃源暗鬼』30巻では何が起きる?鬼神の子の実験と古文書

『桃源暗鬼』30巻は2026年7月8日発売。通常版は649円(税込)、ISBNは978-4-253-01793-0です。秋田書店

30巻では製薬会社へ連れてこられた一ノ瀬四季と氷鷹零が、「鬼神の子」であることを理由に危険な実験を強いられます。秋田書店

同じ境遇に置かれながら、二人の反応は大きく異なります。

氷鷹零は、実験の先にある「死」を受け入れようとします。

一方の四季は、仲間が必ず助けに来ると信じ続けます。秋田書店

そこへ現れるのが屏風ヶ浦です。

29巻で「一人でも四季を助け出す」と決意した人物が、30巻では実際に四季と零を救出します。秋田書店+1

この場面は、物語上の救出であると同時に、四季が抱いていた「仲間が来る」という信頼が現実の行動によって応えられる場面でもあります。

私はここに、29巻から30巻へ続けて読む意味がよく表れていると感じました。

単巻だけで見れば「屏風ヶ浦が助けに来た」という事実です。

しかし前巻から読むと、「助けると決めた人物が、実際に危険を越えて救出へ至った」という、意思と行動の連続性が見えてきます。

さらに四季と屏風ヶ浦は製薬会社から脱出する途中で、先代の炎神を知るという男と遭遇します。

その男から伝えられるのが、今後の物語を考えるうえで非常に気になる「古文書」の存在です。秋田書店

30巻時点では、この古文書の内容や役割の全容までは示されていません。

したがって、「鬼と桃太郎の歴史の真相が書かれている」「四季の力の秘密がすべて分かる」といったところまで断定することはできません。

ただし、先代の炎神を知る人物から古文書の存在が語られたという順序を考えれば、現在の戦闘だけでは説明できない過去へ物語の射程が広がり始めたと見ることはできるでしょう。

一方で、オークション会場で捕らえられていたロクロと水鶏も、四季と屏風ヶ浦によって救い出されます。秋田書店

しかし、救出に成功したからといって事件が完全に終わるわけではありません。

ロクロ、水鶏とともに逃げる屏風ヶ浦たちの前には、桃太郎機関8部隊の桃院黒馬・桃院白馬が再び立ちはだかります。秋田書店

つまり30巻は、単純な意味での「救出編完結」ではありません。

一つの危機から抜け出しながら、同時に次の危機と過去の謎が姿を見せる、物語の接続点として機能している巻です。


『桃源暗鬼』30巻特装版は何が違う?

30巻には、通常版と同じ2026年7月8日に特装版も発売されました。

特装版の定価は1,320円(税込)、ISBNは978-4-253-01861-6です。秋田書店

通常版との大きな違いは、漆原侑来先生が秋田書店へ初めて持ち込んだ『桃源暗鬼』の原型となるネームを収録した小冊子が付属することです。秋田書店+1

ネームとは、完成原稿になる前に、コマ割り、人物の配置、台詞などを組み立てる漫画制作の設計段階の原稿です。

秋田書店の30巻発売記念ページでは、この原型ネームと現在の第1話を読み比べられることが特装版の特徴として案内されています。秋田書店

※画像はAIによるイメージ

完成した作品だけを読む場合、私たちが目にするのは最終的に選ばれた表現です。

一方、原型ネームを見ると、そこへ至る前段階の発想に触れられます。

どの要素が連載版へ残り、何が変化したのか。

台詞や構図がどのように整理されたのか。

その違いを眺めることは、物語を読む楽しさとは別に、作品が作品になるまでの過程を読む楽しさにつながります。

校正者という仕事柄、私は完成した文章を見るときにも、「なぜこの語を残し、こちらを削ったのだろう」と過程を想像することがあります。

その意味で、原型ネームは単なる付録というより、『桃源暗鬼』という作品の編集と創作の出発点をうかがえる資料として興味深いものです。

また、秋田書店は30巻発売記念特設ページで、『桃源暗鬼』が30巻到達時点で累計600万部を突破したと発表しています。秋田書店

同ページでは、1巻から30巻までの表紙イラストを使用した全30種の箔押しクリアカードや、漆原侑来先生のサイン会も案内されました。秋田書店

ただし、これらは期間が設定された30巻発売記念企画です。

たとえばクリアカードの販売期間は2026年8月31日まで、サイン会の申込期限は7月6日までと案内されていました。2026年9月16日時点では過去の企画となるため、現在も常時購入・応募できる特典とは区別して確認する必要があります。秋田書店

この点は、古い告知ページを検索で見つけた際に特に注意したいところです。

「発売時に実施された企画」と「現在購入すれば付く特典」は同じではありません。


『桃源暗鬼』31巻の発売日はいつ?2026年10月7日発売予定

『桃源暗鬼』31巻は、2026年10月7日発売予定です。

株式会社アニメイトホールディングスが2026年9月4日に公開した案内では、通常版の価格は649円(税込)とされています。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES

さらに9月11日の発表では、31巻発売とTVアニメ第2期放送を記念したフェアを、2026年10月7日から11月8日まで全国アニメイトおよびアニメイト通販で開催予定と案内しています。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES

フェアでは対象商品を1冊購入するごとに、B6サイズ名場面ビジュアルボード全8種のうち1枚が特典として用意される予定です。ただし、特典はなくなり次第終了するとされています。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES

また31巻には、等々力颯の名場面アクリルキーホルダーが付くアニメイトセットも案内されています。価格は1,639円(税込)です。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES+1

これらは通常版そのものとは販売条件が異なるため、「31巻は1,639円」と誤解しないよう注意が必要です。

通常版は649円、アニメイトセットは1,639円という整理になります。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES

なお、2026年9月16日現在は31巻発売前です。

特典の配布状況やイベント内容については変更・延期・中止の可能性がある旨も案内されているため、購入時には販売店の最新情報を確認してください。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES


考察|28巻から30巻で「商品・属性・関係・歴史」はどうつながる?

ここからは、28巻から30巻までの公式あらすじを踏まえた私見です。

三冊を続けて読むと、私は「商品」「鬼神の子」「仲間」「古文書」という言葉が段階的に置かれていることに強く惹かれます。

28巻では、鬼が「商品」として扱われます。秋田書店

30巻では四季と零が、「鬼神の子」であることを理由として実験対象にされます。秋田書店

前者では売買の対象としての価値。

後者では生まれ持った属性への価値。

どちらも共通しているのは、一ノ瀬四季や氷鷹零という個人そのものより、他者が与えた分類を先に見ていることです。

人は、名前より先に肩書や属性で見られると、その人自身が持つ事情や感情を見落とされやすくなります。

『桃源暗鬼』ではそれを非常に極端な形にし、「商品」「実験対象」という状態として描いているように私には見えます。

そして、その構造と反対側に置かれるのが仲間たちです。

皇后崎たちは捕らわれた鬼の救出に向けて動き、屏風ヶ浦は四季を一人でも助けようと決意し、30巻では実際に四季と零を救出します。秋田書店+1

敵側から見れば、四季は利用価値のある「鬼神の子」。

しかし屏風ヶ浦から見れば、助けたい「四季」です。

この差は大きいと思います。

分類によって人を見る者と、関係によって人を見る者。

28巻から30巻では、その二つの視線がはっきりと対置されています。

だからこそ、30巻で四季が仲間の救出を信じる姿勢にも重みが出ます。

四季の確信が単なる楽観ではなく、それまで積み重ねられてきた関係のうえに成立しているからです。

もう一つ興味深いのは、氷鷹零との対比です。

四季も零も同じ「鬼神の子」と呼ばれます。

それにもかかわらず、極限状況への向き合い方は同じではありません。

零は死を受け入れようとし、四季は仲間が来ることを信じます。秋田書店

ここには、「同じ属性を持つからといって、同じ人間になるわけではない」という、当たり前ですが重要な事実があります。

血筋や能力は人物を説明する一要素ではあっても、その人そのものではありません。

同じ鬼神の子であっても、それまで何を経験し、誰と出会い、誰を信じられるようになったかによって、危機への反応は変わります。

私はこの違いが、『桃源暗鬼』を能力や血統だけで人物を整理する物語にしない部分だと感じています。

そして30巻になると、物語は「現在の四季が何者か」という問題から、「その力や存在はどこから来たのか」という過去へ視線を移し始めます。

その入口に置かれるのが、先代の炎神を知る男と古文書です。秋田書店

整理すると、28巻から30巻には次のような変化があります。

  • 28巻では、鬼が他者から与えられる「価値」が問題になる
  • 29巻では、四季たちを助けようとする「関係」が前面に出る
  • 30巻では、鬼神の子や先代の炎神につながる「歴史」への入口が開く

私はこの「価値→関係→歴史」という移動が、28巻から30巻を一つのまとまりとして読むうえで重要だと考えています。

敵が四季をどう利用するかという問題から始まり、仲間が四季のためにどう行動するかへ移り、最後には「そもそも四季たちの力を生んだ歴史とは何か」という、さらに大きな問いへ接続していくからです。

特に「古文書」という媒体が選ばれたことには注目したいところです。

古文書は、現在の登場人物が直接経験したものではなく、過去の誰かが残した記録です。

そのため今後内容が明らかになった場合も、そこに書かれた事実と、現在の鬼や桃太郎たちが信じている歴史とが一致するのかどうかは慎重に見る必要があります。

もっとも、30巻時点では古文書の具体的内容まで明らかになっているわけではありません。

したがって現段階では、物語の過去へつながる重要な手掛かりとして提示されたというところまでを確認し、それ以上は次巻以降を待つのが適切でしょう。

さらに30巻という巻そのものを見ると、本編と特装版の間に面白い重なりがあります。

本編では「古文書」によって作中世界の過去へ視線が向きます。

一方、特装版では「原型ネーム」によって『桃源暗鬼』という作品そのものの制作初期へ視線を戻すことができます。秋田書店+1

もちろん、出版社が意図的に二つを重ねたと断定することはできません。

それでも、どちらにも共通するのは、「現在の姿だけでなく、その原点をたどる」という楽しみ方です。

作中では四季たちのルーツを考えさせる古文書。

現実の刊行物では、作品のルーツを知る原型ネーム。

30巻という節目で、この二つを同時に味わえるのは興味深い構成だと思います。

さらにシリーズは30巻到達時点で累計600万部を突破しています。秋田書店

長期シリーズでは、巻数が増えるにつれて設定や登場人物が広がり、読者にとって「どこが物語の中心なのか」が見えにくくなることがあります。

しかし28巻から30巻を見る限り、事件は大きく広がりながらも、「他者からどう扱われるか」「誰を信じるのか」「自分の力はどこから来たのか」という四季自身の問題へ結び直されています。

私はそこに、この一連の巻を読み進めやすくしている芯があると感じました。


まとめ|『桃源暗鬼』28巻から30巻は四季と鬼神の子の核心へ近づく三冊

『桃源暗鬼』28巻は2026年2月6日、29巻は4月8日、30巻は7月8日に発売されました。三冊とも通常版は649円(税込)です。秋田書店+2秋田書店+2

28巻では、一ノ瀬四季が鬼を商品として扱うオークションで新たな鬼神の子・氷鷹零と出会い、脱出後に桃柊冬呉へ敗北します。秋田書店

29巻では四季と零が製薬会社へ連れていかれる一方、皇后崎たちや無陀野、屏風ヶ浦がそれぞれ救出と戦いへ動き始めます。秋田書店

30巻では鬼神の子であることを理由に四季と零が危険な実験を強いられますが、屏風ヶ浦によって救出されます。そして脱出の過程で、先代の炎神を知る男から「古文書」の存在が伝えられます。秋田書店

30巻特装版は1,320円(税込)で、漆原侑来先生が秋田書店へ初めて持ち込んだ『桃源暗鬼』の原型ネームを収録した小冊子付きです。シリーズは30巻到達時点で累計600万部を突破しました。秋田書店+1

そして次の31巻は2026年10月7日発売予定。通常版は649円(税込)と案内されています。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES+1

28巻から30巻は、単に敵が強くなり、戦闘規模が広がるだけの三冊ではありません。

鬼を「商品」として見る視線、「鬼神の子」という属性で見る視線、それに対して四季を一人の仲間として助けようとする人々の視線が並び、最後には古文書によって「歴史」へと物語が広がります。

読み返す際には、誰が勝ったかだけではなく、登場人物が四季や零をどのような言葉で捉え、なぜそのために行動するのかにも注目してみてください。

能力や戦闘の奥にある人間関係が、よりくっきりと見えてくるはずです。


よくある質問

『桃源暗鬼』28巻の発売日はいつですか?

『桃源暗鬼』28巻は2026年2月6日発売です。

定価は649円(税込)、ISBNは978-4-253-01142-6。オークション会場で四季が新たな鬼神の子・氷鷹零と出会い、桃柊冬呉との戦いへ進みます。秋田書店

『桃源暗鬼』30巻特装版には何が付いていますか?

30巻特装版には、漆原侑来先生が秋田書店へ初めて持ち込んだ『桃源暗鬼』の原型ネームを収録した小冊子が付属します。

発売日は2026年7月8日、定価は1,320円(税込)、ISBNは978-4-253-01861-6です。秋田書店

『桃源暗鬼』31巻の発売日はいつですか?

2026年9月16日時点では、『桃源暗鬼』31巻は2026年10月7日発売予定です。

通常版は649円(税込)。アニメイトでは31巻発売とTVアニメ第2期放送を記念したフェアも10月7日から予定されていますが、特典などの条件は変更される可能性があるため、購入時には最新の公式案内を確認してください。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES+1

執筆:篠原千鶴(アニメ愛好家・フリーランス校正者)