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パンどろぼう絵本シリーズ総まとめ|本・書籍にはどんな作品がある?

パンどろぼう本編8冊とレシピ本や図鑑などの関連書籍が本棚に並ぶイメージ 原作・作者

『パンどろぼう』本編絵本は2026年9月22日時点で全8冊、最新刊は9月16日発売の第8弾です。

作者は高知県生まれの絵本作家・柴田ケイコさん。この記事では、「全部で何冊?」「読む順番は?」「最新刊は?」「関連本との違いは?」という疑問を、KADOKAWAの最新刊行情報に沿って整理します。

パンどろぼう絵本シリーズは全何冊?2026年最新刊まで全8冊

物語の本編に当たる『パンどろぼう』絵本シリーズは、2026年9月22日時点で全8冊です。

第1作『パンどろぼう』は2020年4月16日発売。最新刊となる第8弾『パンどろぼうとさすらいラーメン』は、2026年9月16日に刊行されました。KADOKAWAも同作を正式に「シリーズ第8弾」と案内しています。

巻 タイトル 発売日 主な舞台・ポイント
第1弾 『パンどろぼう』 2020年4月16日 パンどろぼうの正体と物語の原点
第2弾 『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』 2021年1月28日 「にせパンどろぼう」との出会い
第3弾 『パンどろぼうとなぞのフランスパン』 2021年11月5日 パンどろぼうに新たな危機
第4弾 『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』 2022年9月8日 おにぎりぼうやを中心に世界が拡大
第5弾 『パンどろぼうとほっかほっカー』 2023年9月13日 パンを届ける旅と「ほっかほっカー」
第6弾 『パンどろぼうとりんごかめん』 2024年9月11日 くだもの農園と新キャラクター
第7弾 『パンどろぼうとスイーツおうじ』 2025年9月10日 スイーツおうこく、迷路・絵探し
第8弾 『パンどろぼうとさすらいラーメン』 2026年9月16日 寒い「ぶるぶるじま」とラーメン

この一覧で注意したいのは、「本編が8冊」という意味であって、「パンどろぼうという名前が付く本が8冊」という意味ではないことです。

KADOKAWAの「パンどろぼう」公式書籍ページには、本編絵本以外にも児童書、実用書、MOOK、その他のカテゴリーが設けられています。レシピ本や大型絵本、ボードブック、ぬりえ、手芸、おりがみなどを含めれば、関連する刊行物は8冊を大きく上回ります。

したがって、通販サイトや書店で「パンどろぼう 本」と検索して多数の商品が表示されても、巻数の数え方が間違っているわけではありません。

物語の続きを読みたい方は、まず上の8冊を本編として押さえると迷いにくいでしょう。

なお、公式書籍ページには2026年10月以降に発売予定の大型絵本やバースデーブックなども掲載されていますが、本記事では2026年9月22日までに発売済みの書籍を基準にしています。


パンどろぼう絵本8冊の読む順番は?発売順がおすすめ

初めて『パンどろぼう』を読むのであれば、第1弾から第8弾まで発売順に読むのが最も分かりやすい順番です。

各巻には一冊ごとに楽しめる騒動や笑いがありますが、パンどろぼう自身の立場、人との関わり方、物語世界の広がりには少しずつ積み重ねがあります。

第1弾『パンどろぼう』

2020年4月16日に発売された、柴田ケイコさんによるシリーズの原点です。

おいしいパンを求めてパン屋からパンを盗む「パンどろぼう」という、名前だけでも強く印象に残る主人公から物語は始まります。

第1作で重要なのは、盗む行為そのものを繰り返すシリーズではなく、ある失敗と出会いをきっかけに主人公の立場が変わっていく点です。

KADOKAWAグループが2025年9月10日に公開した担当編集者・角田望さんへのインタビューによると、現在のキャラクターデザインと物語の筋へたどり着くまでには約1年の試行錯誤がありました。また、第1作から第2作へ自然につなげるための仕掛けも最初の本に盛り込まれていたと説明されています。

見た目の面白さだけで突然生まれたヒット作というより、主人公を次の物語へ動かせるよう細部まで考えられていたことが分かります。

第2弾『パンどろぼうvsにせパンどろぼう』

2021年1月28日に発売された第2弾です。

題名の通り「にせパンどろぼう」が登場し、第1作を経験したパンどろぼうが、別の「どろぼう」と向き合うことになります。

ここが発売順で読む面白さの一つです。

第1作と同じ状態へ戻して騒動を繰り返すのではなく、前作で変化した主人公だからこそ取れる立場へ物語を進めています。

私はこの第2弾から、パンどろぼうが単なる一発の面白いキャラクターではなく、経験によって役割を変えていく主人公として設計されていることが見え始めると感じます。

第3弾『パンどろぼうとなぞのフランスパン』

2021年11月5日発売の第3弾です。

KADOKAWA公式では、パンどろぼうに危機が訪れるシリーズ第3弾として紹介されています。

三冊目まで読むと、このシリーズにおける「パン」が単なる背景の食べ物ではないことが、よりはっきりしてきます。

パンには形、焼き色、大きさ、食感を想像させる外見があります。その特徴を人物の造形や事件そのものへ転換できるため、「食べ物」と「キャラクター」の境目が非常に柔らかいのです。

校正の仕事では、文章だけで意味を確定せず、前後の文脈や図版との対応まで確認します。

同じように『パンどろぼう』も、台詞だけではなく、パンの形やページ上の配置まで一緒に読むことで面白さが増す絵本だと感じます。

第4弾『パンどろぼう おにぎりぼうやのたびだち』

2022年9月8日発売。題名からも分かる通り、物語の中心に現れるのは「おにぎりぼうや」です。

ここでシリーズは「パンどろぼう本人の周囲」から、同じ世界で暮らす別の人物や食文化へ視野を広げました。

私は第4弾を、本編8冊の中でも特に大きな転換点の一つと見ています。

パン以外の食べ物を登場させることでパンの存在感が弱くなったのではなく、むしろ「違う食べ物がある世界の中でパンとは何か」を描けるようになったからです。

※画像はAIによるイメージ

第5弾『パンどろぼうとほっかほっカー』

2023年9月13日発売の第5弾では、パンどろぼうがヤギのおばあさんに頼まれ、パンを届けるために出かけます。

題名にもなっている「ほっかほっカー」が登場し、物語の行動範囲も広がりました。

第1作と比べると、同じ「パン」の役割が大きく変わっています。

初期のパンは、パンどろぼうが自分のために手に入れようとするものでした。それが第5弾では、誰かのもとへ届けるものになっています。

これは主人公の成長を説明台詞で語るのではなく、「何のためにパンを扱っているのか」という行動の変化によって見せる方法です。

なお『パンどろぼうとほっかほっカー』は「第16回MOE絵本屋さん大賞2023」で第1位となったことも、KADOKAWAの公式インタビュー内で紹介されています。

第6弾『パンどろぼうとりんごかめん』

2024年9月11日発売。今度の舞台は「くだもの農園」です。

パン屋から始まったシリーズが農園へ進むことで、食べ物を「完成した料理」として見るだけではなく、その背景にある土地や生産の場にも世界が広がりました。

そして題名にもある「りんごかめん」が、新たな存在として物語に加わります。

シリーズものでは舞台を広げすぎると、最初の作品らしさが薄れることがあります。

『パンどろぼう』の場合は「食べること」という大きな軸が残っているため、パン屋から農園へ移っても世界観が切断されにくいところが特徴だと私は考えます。

第7弾『パンどろぼうとスイーツおうじ』

2025年9月10日発売。舞台は「スイーツおうこく」です。

スイーツばかりを好む王子をめぐり、招かれたパンどろぼうが騒動へ巻き込まれていきます。

本作では、シリーズで初めて本格的な「迷路」と「絵探し」が取り入れられました。KADOKAWAは、柴田ケイコさんが本格的な迷路や絵探しを描くのは本作が初めてで、シリーズ内でも特に時間をかけて制作されたと説明しています。

ここで増えたのは、単なるページ数ではなく「ページに滞在する理由」です。

物語の結末を知った後でも絵を探し直せるため、読み聞かせの一回だけで作品が終わりません。再読によって別の発見が生まれるという『パンどろぼう』の特徴を、より明確な遊びへ発展させた一冊といえるでしょう。

第8弾『パンどろぼうとさすらいラーメン』

2026年9月16日に発売された、2026年9月22日時点の最新刊です。

舞台は、とても寒い「ぶるぶるじま」。パンどろぼうは島でできたてのパンを振る舞おうとしますが、パン作りが思うように進まず、そこから「さすらいラーメン」へつながる展開が始まります。

第4弾のおにぎり、第6弾のりんご、第7弾のスイーツ、そして第8弾のラーメン。

ここまで刊行順に追うと、『パンどろぼう』は「パンだけを使って何種類の話を作るか」というシリーズではなくなっていることが分かります。

パンを出発点に、異なる食べ物や土地、暮らしと出会う物語へ広がっているのです。

その流れを自然に感じられるため、やはり初めての方には第1作からの発売順をおすすめしたいと思います。


パンどろぼうの主な関連本は?本編以外を種類別に整理

『パンどろぼう』の本を探す際、最も混乱しやすいのが「新しく発売された本=本編の新作」とは限らないことです。

たとえば2026年7月8日発売の『ボードブック パンどろぼう』は新刊ですが、物語としては2020年刊行の第1作をコンパクトで丈夫なボードブック仕様にしたものです。本編第8弾ではありません。

ここでは検索意図を明確にするため、KADOKAWA公式書籍一覧のうち、2026年9月22日までに発売済みの「児童書」「実用書」「MOOK」を中心に、本編と区別しておきたい主な関連書籍を整理します。

公式サイトで「その他」に分類されているジグソーパズル、かるた、カレンダーなどは、書籍選びという今回のテーマから外れるため一覧の対象外としました。また、2026年9月23日以降に発売予定の商品も含めていません。

大型絵本・ボードブック・特装版

書名 発売日 特徴
『パンどろぼう ほかほかギフトボックス』 2022年11月9日 初期3冊を収めたセット
『大型絵本 パンどろぼう』 2024年4月3日 園・学校・図書館などの読み聞かせ向け
『ふわふわカバー特装版 パンどろぼう』 2025年9月3日 5周年記念の特装版
『大型絵本 パンどろぼうvsにせパンどろぼう』 2025年11月6日 第2作の大型絵本
『ボードブック パンどろぼう』 2026年7月8日 第1作を小型・丈夫な仕様にした本

大型絵本やボードブックは、基本的には既存作品を別の読み方で楽しむためのものです。

特に「最新刊」という表示だけを見て物語の続きを期待すると、本編との違いに戸惑う可能性があります。続編を探す場合は「シリーズ第○弾」という表記を確認するのが確実です。

レシピ本・手芸本・図鑑

書名 発売日 内容
『パンどろぼうのせかいいちおいしいパンレシピ』 2022年9月8日 絵本のパンを楽しむレシピ本
『パンどろぼう せかいいちかわいいてづくりこもの』 2023年9月28日 キャラクターを題材にした手芸
『パンどろぼうのせかいいちかんたん子どもとつくるパンレシピ』 2024年6月26日 子どもと作りやすいパンレシピ
『いとしい いとしい いとしの パンどろぼうずかん』 2024年8月19日 シリーズ世界を整理して楽しむ図鑑
『パンどろぼう いとしのステッチ&てづくりこもの』 2025年2月27日 ステッチやフェルトなどの手芸

レシピ本第2弾『パンどろぼうのせかいいちかんたん子どもとつくるパンレシピ』は、2025年9月の「第12回料理レシピ本大賞 in Japan」で「こどもの本賞」を受賞しました。第1弾も同賞の過去回で受賞しており、2冊続いての受賞となっています。

ここには、本編から関連書籍へ広がった理由を考える手掛かりがあります。

2025年のKADOKAWAグループのインタビューで角田望さんは、「絵本に出てくるパンを食べてみたい」といった読者の反応を受け、レシピ本が生まれたと説明しています。

つまり、関連本は単にキャラクターの絵を別の商品へ載せたものだけではありません。

読後に子どもや大人が「やってみたい」と感じたことを、次の体験へ変換している点に、このシリーズらしさがあります。

ぬりえ・遊び・おりがみ

書名 発売日 内容
『ぬりえ絵本 パンどろぼう』 2025年1月22日 絵本の世界を自分で塗って楽しむ
『パンどろぼう ほかほかいっしょにあそぶっく』 2025年7月16日 アクティビティブック
『ぬりえ絵本シリーズ パンどろぼう』 2025年10月29日 ぬりえ絵本シリーズ
『ぬりえ絵本シリーズ パンどろぼうvsにせパンどろぼう』 2025年10月29日 にせパンどろぼうも楽しめる第2弾
『パンどろぼう せかいいち たのしい おりがみ』 2026年1月21日 キャラクターなどを折って楽しむ

『パンどろぼう せかいいち たのしい おりがみ』には、パンどろぼうだけでなく、にせパンどろぼう、おにぎりぼうやなど、シリーズで広がったキャラクターを題材にした折り紙が収められています。

本編では読者が完成した絵を見る立場ですが、ぬりえやおりがみでは自分の手を動かす側になります。

私はこの違いが、関連本の意味をよく表していると感じます。

※画像はAIによるイメージ

パンどろぼうMOOKは2026年まで8弾を展開

MOOKは物語の続きを読む本ではなく、バッグや工作キットなどの付録を楽しむ性格が強いシリーズです。

2022年12月7日の「ぬいぐるみポーチパスケース」から始まり、ショルダーバッグ、BLACKトート、ボディバッグ、3wayリュック、抜き型&クッキングBOOKなどへ展開してきました。

2026年には3月16日に「コンパクトで大容量なボディバッグ〈黒〉」、3月30日に「はじめてのパンチニードルキット」が発売されています。後者がMOOK第8弾です。

こうして並べると、関連書籍の広がりには一つの共通点があります。

絵本を読むだけだったところから、パンを作る、布を縫う、紙を折る、色を塗る、絵の中を探すというように、作品へ触れる「動詞」が増えているのです。

本編の世界が広がる一方で、関連本は読者がその世界へ参加する方法を増やしている。この二方向の展開は、『パンどろぼう』の書籍群を整理すると見えてくる興味深い特徴です。

パンどろぼうは2026年7月にシリーズ累計600万部を突破

『パンどろぼう』シリーズは、KADOKAWAが2026年7月30日に公表した情報で累計600万部突破となっています。

2025年9月時点では480万部、2026年3月には550万部と発表されていたため、検索で過去の記事を読む場合は公表時点に注意が必要です。

人気の理由について、担当編集者の角田望さんは2025年のインタビューで、忘れにくいビジュアル、予定調和になりすぎない物語、失敗することもある主人公の親しみやすさなどを挙げています。

また、繰り返し読んでも発見が生まれるよう、絵の中に文字を隠したり、シリーズを通して変化する小物を描いたりする工夫も明かしています。

ここは長年アニメや絵本を見てきた立場からも、シリーズの重要な特徴だと思います。

文章が短い作品は、一見すると情報量が少なく見えます。しかし絵本では、文章が説明しなかった情報を絵が受け持つことがあります。

校正者として文章を確認するときも、「書いてある文」だけではなく、見出しや図版との対応、前後で矛盾していないかを追います。

『パンどろぼう』も同様に、台詞を読むだけでなく画面全体へ視線を移すことで情報が増えるため、結末を知った後にも再読する理由が残るのでしょう。


考察|パンどろぼう8冊で「パン」の意味はどう変わった?

ここからは、公式に確認できる刊行内容を踏まえた私見です。

8冊を発売順に並べたとき、私が最も興味深いと感じるのは、パンどろぼうにとって「パン」が果たす役割が少しずつ変わっていることです。

第1作では、パンはまず「自分が欲しくて手に入れようとするもの」として現れます。それが物語を経て「作るもの」へ変わり、第5弾では「誰かへ届けるもの」になります。

さらに後半では農園、スイーツおうこく、寒い島へと主人公自身が外へ出ていき、パンとは違う食べ物や価値観に出会います。

私はこの流れを、「手に入れる→作る→届ける→異なるものと出会う」という主人公の変化として読みました。

もちろん、これは出版社が公式に示したシリーズ全体のテーマではなく、8冊を刊行順に比較したうえでの私自身の解釈です。

一方で、担当編集者が「予定調和でない物語」「失敗する主人公」「繰り返し読んで発見できる絵」を魅力として語っていることは公式インタビューで確認できます。私の読みも、そうした制作側の説明と重なる部分があると感じています。

もう一つ興味深いのは、パン以外の食べ物が増えるほど、「パンどろぼう」という題名が崩れるわけではない点です。

おにぎりがあるからパンとの違いが見え、スイーツがあるから好みの違いが生まれ、ラーメンが登場するからこそ、温かい食べ物を誰かへ振る舞うという共通点にも目を向けられます。

パンだけを増やし続けるのではなく、パンを基準点として異なる食文化を迎え入れる。

この構造であれば、新しい土地、新しい料理、新しい人物との出会いそのものが物語の入口になります。私はここに、シリーズが8冊まで広がっても同じ話の繰り返しになりにくい理由の一端があると考えています。

関連書籍も同様です。

本編が「物語の世界」を横へ広げているとすれば、レシピ、手芸、図鑑、ぬりえ、おりがみは「読者が参加する方法」を縦に深くしているように見えます。

物語世界を広げる本編と、作品との付き合い方を増やす関連本。

この二つを分けて考えると、「パンどろぼうの本は何冊あるの?」という一見単純な疑問にも、本編8冊と多数の関連書籍が並存している理由が、すっきり理解できるのではないでしょうか。


まとめ|パンどろぼう本編は全8冊、最新刊は『さすらいラーメン』

『パンどろぼう』の本編絵本は、2026年9月22日時点で全8冊です。

作者は柴田ケイコさん。2020年4月16日の第1作『パンどろぼう』から始まり、最新の第8弾『パンどろぼうとさすらいラーメン』が2026年9月16日に発売されました。

初めて読む場合は、第1作から発売順に読むと、パンどろぼう自身の立場や、人との関わり方、物語世界が広がっていく過程を自然に追えます。

一方、「パンどろぼうの本」全体には、本編とは別に大型絵本、ボードブック、ギフトボックス、レシピ本、手芸本、図鑑、ぬりえ、アクティビティブック、おりがみ、付録付きMOOKなどがあります。

したがって、新しい物語を読みたいときは「シリーズ第○弾」かどうかを確認し、遊びや料理、工作を楽しみたいときは関連書籍から目的に合う本を選ぶのが分かりやすいでしょう。

シリーズ累計部数は2026年7月30日のKADOKAWA発表で600万部を突破しています。刊行日や巻数、関連書籍はKADOKAWA「パンどろぼう」公式書籍一覧、制作背景や再読の工夫については2025年9月10日のKADOKAWAグループによる角田望さんへのインタビューを確認して執筆しました。

大きな表情と軽快な笑いの奥で、盗む側だった主人公が作り、届け、やがて自分とは異なる食べ物や暮らしに出会っていく。

子どもには一冊ごとの楽しさがあり、大人には8冊を並べて初めて見える変化がある。その両方を味わえるところに、『パンどろぼう』を刊行順に読む面白さがあると私は感じています。


よくある質問

パンどろぼうの絵本は全部で何冊ですか?

2026年9月22日時点で、本編の絵本シリーズは全8冊です。

最新刊は2026年9月16日発売の『パンどろぼうとさすらいラーメン』です。本編以外の大型絵本、ボードブック、レシピ本などは8冊には含めません。

パンどろぼうはどの順番で読むのがおすすめですか?

初めてなら、第1作『パンどろぼう』から発売順がおすすめです。

一冊ずつ独立して楽しめる要素はありますが、主人公の立場や登場人物との関係、世界の広がりを自然に理解するには刊行順が最も分かりやすいでしょう。

『ボードブック パンどろぼう』は第9弾ですか?

いいえ。2026年7月8日発売の『ボードブック パンどろぼう』は、第1作『パンどろぼう』をコンパクトなボードブック仕様にした本で、新しい本編第9弾ではありません。

2026年9月22日時点の本編最新作は、第8弾『パンどろぼうとさすらいラーメン』です。

執筆:篠原千鶴(アニメ愛好家・フリーランス校正者)