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『薬屋のひとりごと』声優・キャスト一覧!壬氏役など主要キャラクターを紹介

猫猫と壬氏を中心に後宮・花街・軍部の主要人物と第3期の白娘々が集う声優キャスト紹介イメージ キャラクター・声優

『薬屋のひとりごと』の主要声優は、猫猫役の悠木碧さん、壬氏役の大塚剛央さん。第3期では白娘々役に上田麗奈さんが加わります。

2026年10月2日から始まるTVアニメ第3期を前に、第1期・第2期・第3期の公式「Staff&Cast」掲載者を基準として、主要声優と配役を整理します。 第3期の放送日や新キャスト、具体的なエピソードから見える演技の見どころまで、公式発表と事実、私見を分けて解説します。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+2アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+2

『薬屋のひとりごと』主要声優・キャスト一覧は?第1期から第3期まで整理

『薬屋のひとりごと』は、日向夏さんの小説を原作とする後宮ミステリーです。花街で薬師をしていた猫猫が後宮へ入り、毒や薬の知識と観察力を生かして、不可解な出来事の背景を解き明かしていきます。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

本記事でいう「主要声優・キャスト一覧」は、TVアニメ第1期、第2期、第3期の公式「Staff&Cast」ページに掲載された人物を中心に整理したものです。端役を含む全出演者を網羅したリストではありません。

主要キャストをまとめると、次の通りです。

キャラクター 声優 公式掲載・主な位置づけ
猫猫 悠木碧 主人公。花街育ちの薬師
壬氏 大塚剛央 猫猫の能力に目を付ける重要人物
高順 小西克幸 壬氏を支える武官
玉葉妃 種﨑敦美 四夫人の一人・貴妃
梨花妃 石川由依 四夫人の一人・賢妃
里樹妃 木野日菜 四夫人の一人・徳妃
阿多妃 甲斐田裕子 第1期から重要な役割を担う妃
小蘭 久野美咲 猫猫と親しい下女
李白 赤羽根健治 若い武官
翠苓 名塚佳織 薬草に詳しい謎の官女
羅漢 桐本拓哉 軍部の高官
白鈴 小清水亜美 緑青館の三姫の一人
梅梅 潘めぐみ 緑青館の三姫の一人
女華 七海ひろき 緑青館の三姫の一人
子翠 瀬戸麻沙美 第2期に登場する明るい下女
馬閃 橘龍丸 高順の息子、壬氏の補佐・護衛
羅半 豊永利行 羅漢の養子
陸孫 内山昂輝 羅漢の副官
趙迂 藤原夏海 第2期後の猫猫と関わる少年
白娘々 上田麗奈 第3期で登場する謎の仙女
ナレーション 島本須美 第2期・第3期公式キャスト掲載

第1期公式サイトでは、猫猫役の悠木碧さん、壬氏役の大塚剛央さんをはじめ、高順、玉葉妃、梨花妃、里樹妃、阿多妃、緑青館の三姫、羅漢らがキャストとして掲載されています。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

第2期の公式「Staff&Cast」では、猫猫、壬氏、高順、玉葉妃、梨花妃、里樹妃、小蘭に加え、子翠役として瀬戸麻沙美さんが掲載されました。ナレーションは島本須美さんです。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

さらに第3期の公式「Staff&Cast」には、馬閃役の橘龍丸さん、羅半役の豊永利行さん、陸孫役の内山昂輝さん、趙迂役の藤原夏海さん、白娘々役の上田麗奈さんらが並んでいます。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

この一覧を見て分かるのは、シリーズが進むにつれて単純に登場人物が増えるだけではなく、物語の重心そのものが「後宮」から軍部、花街、市井へと広がっていることです。

第1期では後宮の妃や侍女が人物関係の中心でしたが、第3期では羅漢周辺の人物や花街の人々が公式キャスト欄でも大きな比重を占めます。声優一覧は、そのまま物語の舞台拡大を示す地図として読むことができるのです。


第1期・第2期の声優は?猫猫・壬氏・子翠の具体的な見どころ

中心となるのは、やはり猫猫役の悠木碧さんと壬氏役の大塚剛央さんです。

ただし『薬屋のひとりごと』では、単に「声がキャラクターに合っている」というだけでなく、物語が進んだ後で初期の場面を振り返ると、同じ台詞や振る舞いの意味が変わって聞こえることがあります。

猫猫役は悠木碧さん|第2話と第48話で見える変化

猫猫は、花街で薬師をしていた少女です。

第1話から後宮の下働きとして登場し、第2話「無愛想な薬師」では、「呪い」の正体を見抜いた知識を壬氏に知られた結果、玉葉妃の侍女兼毒見役となります。公式あらすじでも、この出来事が猫猫の立場を大きく変える契機として描かれています。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

悠木碧さんの猫猫を聞く際に私が注目したいのは、「感情がない」のではなく、「感情を外へ大きく出す必要を感じていない人物」として成立させている点です。

序盤の猫猫は、壬氏の美貌や権威そのものには強く心を動かされません。その一方、薬や毒が関わると反応が明確に変わります。

つまり声の演技も、喜怒哀楽を均等に強調するのではなく、「何に興味がある人物なのか」を選別して聞かせる必要があります。私は、この選択の明瞭さこそ悠木さんの猫猫の重要な特徴だと考えています。

そして比較材料として興味深いのが、第2期最終話となる第48話「はじまり」です。

2025年7月4日に放送された第48話では、子の一族を巡る一連の出来事を経た猫猫と壬氏が再び顔を合わせます。公式エピソード紹介では、二人が互いの傷を気遣いながら、楼蘭が守り、託したものについて考える場面が描かれています。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+1

さらに第2期Blu-ray発売記念イベントの公式レポートでは、悠木碧さん自身が第48話の場面を印象的なシーンとして選び、顔に傷を負った壬氏に猫猫が「男前になった」と声を掛ける場面について語っています。悠木さんは、壬氏にとって猫猫が外見や生まれではなく内面を見てくれる存在であることに触れていました。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

第2話と第48話を並べて見ると、二人の関係の変化がよく分かります。

序盤では、猫猫にとって壬氏は「面倒事を持ってくる上役」に近い存在です。しかし第48話では、言葉そのものは大げさでなくても、相手の傷や変化を受け止めるやり取りが成立しています。

猫猫は急に情熱的な人物へ変わったわけではありません。変わらない話し方の中で、相手との距離だけが少し変わる。

私は、この「変化を大声で説明しない」演技が本作の人物描写とよく噛み合っていると感じます。

壬氏役は大塚剛央さん|相手によって変わる距離感が重要

壬氏役は大塚剛央さんです。

アニメ化に際し、壬氏役が大塚さんに決定したことは2023年7月7日の公式NEWSで発表されました。当時の公式説明では、壬氏は後宮を仕切り、薬師の少女・猫猫を皇帝の寵妃の毒見役へ抜擢する人物として紹介されています。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

第1期の壬氏を考えるうえで大切なのは、猫猫に接するときと、高順や後宮の人々を前にするときの「距離」が同じではないことです。

公式サイトの関係者インタビューでも、第11話について「壬氏が初めて猫猫にすがるシーン」が印象的だったとの言及があり、高順といる壬氏については「不甲斐なさも出ている」という見方が紹介されています。これは、壬氏が常に完璧な美貌の人物として一枚岩に描かれているわけではないことを示す一例でしょう。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

大塚さんの演技を聞くときは、「低音で格好よいか」という一点よりも、誰の前でどこまで隙を見せているかを意識すると人物像が立体的になります。

高順には仕事上の信頼があり、猫猫には思いどおりにならない苛立ちや関心が混ざる。公的な壬氏と私的な壬氏を完全に別人格へ分けるのではなく、同じ声の中で距離だけを調整する必要がある役です。

ここが、壬氏という人物を声で表現する難しさではないでしょうか。

※画像はAIによるイメージ

子翠/楼蘭役は瀬戸麻沙美さん|第2期を見終えた後に聞こえ方が変わる

ここからは第2期終盤の人物関係に触れるため、未視聴の方はネタバレにご注意ください。

第2期で子翠を演じるのは瀬戸麻沙美さんです。公式キャラクターページでは、子翠は「おしゃべりで明るい新入りの下女」と紹介されています。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

一方、2026年8月15日に開催された公式イベント「夏の園遊会 2026」では、瀬戸さんの役名は「子翠/楼蘭」として掲載されています。第2期Blu-ray第4巻でも、第47話のオーディオコメンタリーでは「楼蘭役」、第48話では「子翠・楼蘭役」として瀬戸さんがクレジットされています。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+1

このクレジットの変化そのものが、第2期を見終えた後では重要な意味を持ちます。

初見では子翠の明るさを、その人物の表面的な性格として自然に受け取れます。しかし事情を知ってから見返すと、「明るく振る舞うこと」も含めて役の設計として聞こえてくる。

ここで重要なのは、何もかもを「伏線だった」と断定しないことです。

声優の演技には脚本、演出、音響監督のディレクションも関わります。したがって、特定の声色一つを「この正体を暗示するため」と決めつけるのは慎重であるべきでしょう。

それでも、視聴者が持つ情報が変わると、同じ声の意味も変わるという現象は確かに起こります。

『薬屋のひとりごと』が再視聴に向く理由の一つは、映像上の手掛かりだけではなく、人物の話し方や他者との距離感まで再解釈できるところにあると私は考えています。


第3期の声優・新キャストは?白娘々役は上田麗奈さん

TVアニメ『薬屋のひとりごと』第3期は、2026年10月2日(金)午後11時から、日本テレビ系「FRIDAY ANIME NIGHT」で全国同時放送予定です。

これは2026年8月15日の公式NEWSで発表されました。放送時間は変更される可能性があるため、実際に視聴する際は最新の公式情報を確認してください。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

第3期そのものは、2025年10月22日の第1話放送2周年に合わせて正式発表されました。その時点で、第1クールが2026年10月、第2クールが2027年4月からの分割2クールになることも明らかにされています。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

2026年9月14日時点で公式「Staff&Cast」に掲載されている第3期キャストは、猫猫役・悠木碧さん、壬氏役・大塚剛央さん、高順役・小西克幸さん、馬閃役・橘龍丸さん、羅半役・豊永利行さん、陸孫役・内山昂輝さん、羅漢役・桐本拓哉さん、白鈴役・小清水亜美さん、梅梅役・潘めぐみさん、女華役・七海ひろきさん、趙迂役・藤原夏海さん、白娘々役・上田麗奈さん、ナレーション・島本須美さんです。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

スタッフは監督・筆坂明規さん、副監督・中川航さん、シリーズ構成・長沼範裕さん、キャラクターデザイン・中谷友紀子さん。音楽は神前暁さん、Kevin Penkinさん、桶狭間ありささんが担当し、アニメーション制作はOLMです。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

オープニングテーマはヨルシカの「雲を抜け風下へ私だけ」と発表されています。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+1

白娘々の読み方と声優は?

白娘々は「パイニャンニャン」と読み、声優は上田麗奈さんです。

公式キャラクターページでは、白い肌と髪、赤い瞳を持つ、巷を騒がせている謎の仙女として紹介されています。人の心を読み、金を生み出す力や仙術を使うと「噂されている」人物です。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

ここで「実際に仙術を使える人物」と断定しないことが重要です。

『薬屋のひとりごと』は、怪異や呪いのように受け取られた現象を、猫猫が薬学や観察から別の角度で捉え直すことを繰り返してきました。

その作品において、「人々から仙女と信じられている人物」が登場する。この構図自体が、すでに一つの謎として機能しています。

2026年8月15日のキャスト発表では、上田麗奈さんのコメントも公開されました。上田さんは白娘々について、正体や目的が明らかではなく捉えにくい人物であることに触れ、慎重に役へ向き合っている趣旨を述べています。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

ここは、放送前の記事として線引きをしておきたいところです。

2026年9月14日時点では第3期本編はまだ放送されていないため、「第何話で上田さんがこのような声の変化を見せた」といった具体的な演技分析はできません。

公開済みPVや公式コメントから期待を述べることはできますが、本編未放送の演技を見たかのように評価するのは避けるべきでしょう。

現段階で注目できるのは、上田さん自身が白娘々を「掴みどころがない」人物として捉え、慎重に向き合っている点です。

物語上も、白娘々は「本人の実像」と「人々が作り上げた仙女像」に差がある可能性を持つ人物です。その二つの顔が声でどのように示されるのかが、放送後の分析ポイントになると私は考えています。


第3期は何が描かれる?「いなご」と災害の予兆が物語を広げる

ここからは第2期終了後の状況と、第3期公式あらすじに含まれる情報へ触れます。

第2期最終話となる第48話「はじまり」は、2025年7月4日に放送されました。同日、公式サイトで続編制作決定が発表され、その後2025年10月22日に「第3期」として正式に告知されています。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+1

第3期の公式発表によると、物語は後宮から市井、さらに隣国へと広がります。

始まりのきっかけとして示されているのは、意外にも壮大な宮廷事件ではありません。朝餉に出された「いなご」です。

猫猫はそのいなごをきっかけに違和感を覚え、正体を探り始めます。一方で壬氏は、国を襲う災害の予兆に向き合うことになります。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

そして公式あらすじでは、壬氏について「本来の身分・皇弟」と明示されています。第2期まで未視聴の方には大きなネタバレとなる情報ですが、第3期公式紹介ではすでに公表されている設定です。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+1

私は、第3期の面白さを考えるうえで、この「食卓の小さな違和感」と「国家規模の災害」が同時に提示されていることが重要だと見ています。

『薬屋のひとりごと』は、最初から世界を救う使命を持つ主人公の物語ではありません。

猫猫は、身近な症状や匂い、食べ物、人の癖といった小さな手掛かりに気づきます。その局所的な違和感をたどった先で、人間関係や政治、時には大きな事件へ接続していくのが本作の基本構造です。

したがって舞台が市井や隣国へ広がっても、物語の根本が別物になるわけではないでしょう。

むしろ第3期は、猫猫の「小さな事実を見る目」が、どこまで大きな社会現象を捉えられるのかを試すシリーズになる可能性があります。

※画像はAIによるイメージ

また、第3期公式イントロダクションではシリーズ累計5700万部突破と紹介されています。作品規模がここまで大きくなっても、第3期の謎の入口が食卓に置かれた一品であることは象徴的です。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

大きな世界観を見せるために、最初から大声で「国難」を叫ぶのではない。

まず猫猫が自分の目と知識で確かめられるものから始める。その姿勢が保たれるなら、舞台拡大と『薬屋のひとりごと』らしさは十分に両立すると考えられます。


声優キャストから見る『薬屋のひとりごと』の魅力とは?

ここからは、公式情報と各話の描写を踏まえた私見です。

私が『薬屋のひとりごと』の声優陣を評価したい理由は、単に著名なキャストが多いからではありません。

登場人物の「社会的な立場」と「個人的な感情」を、同時に成立させなければならない作品だからです。

後宮では、思ったことをそのまま言える人物ばかりではありません。

玉葉妃、梨花妃、里樹妃は同じ「四夫人」という枠で語られますが、性格も年齢も境遇も異なります。公式設定でも、玉葉妃は皇帝の寵愛を受ける貴妃、梨花妃は凛とした雰囲気を持つ賢妃、里樹妃は若さゆえに後宮の知識が浅く侍女から軽んじられている徳妃として、それぞれ明確に書き分けられています。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+1

そのため演技にも、「妃らしい上品さ」だけでは足りません。

同じ丁寧な言葉であっても、自信を持って話すのか、相手の反応を恐れながら話すのかで意味は違います。

これは、キャラクターの名前を覚えるためだけの違いではありません。

声が、その人物の置かれた力関係を理解する手掛かりになっているのです。

「声も伏線」になるのではなく、「声も再解釈できる」

以前の記事では「声も伏線になる」と表現しましたが、より正確に言えば、私は「声も後から再解釈できる」と考えています。

伏線という言葉を使うと、制作側がすべての微細な声色へ意図的な暗号を仕込んでいるようにも聞こえます。

しかし実際のアニメーションは、原作、脚本、絵コンテ、演出、音響監督、声優の芝居など多くの要素によって作られます。個々の息遣いや間を、視聴者側が勝手に「正体を示す伏線」と断定するのは適切ではありません。

一方で、子翠/楼蘭のように人物について知っている情報が大きく変わる役では、再視聴時の聞こえ方が変化します。

壬氏も同様です。

序盤で見ていた「後宮を仕切る美貌の宦官」という像と、後に視聴者が知る事情とでは、同じ振る舞いの重みが違います。

この点で『薬屋のひとりごと』は、声優の演技を「正解探し」として聞くより、視聴者自身の理解が更新されるたびに、同じ声を聞き直す作品として味わう方が面白いと思います。

第3期では壬氏の「公的な声」が重要になる

第3期公式あらすじで最も大きな変化の一つは、壬氏が皇弟としての責務に向き合うと明記されたことです。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

第1期では、後宮を管理する壬氏と、猫猫を前にして調子を崩す壬氏の差が魅力でした。

第3期では、そこへ国家規模の問題に対処する責任ある立場が加わります。

私が大塚剛央さんの芝居で注目したいのは、声を極端に低くしたり威厳を誇張したりするかどうかではありません。

「これまでと同じ壬氏でありながら、発する言葉の責任だけが重くなった」ことを、どの程度の変化で聞かせるかです。

人物の成長を表現するとき、声を完全に別物へ変えてしまえば分かりやすくはなります。

しかし壬氏は別人になるわけではありません。

猫猫への感情も、高順との信頼も、これまで積み重ねたものを抱えたまま立場だけが変わる。だからこそ、演技の変化は大きさではなく連続性が重要になるでしょう。

これが、私が第3期のキャストを「新キャラクターが増えた」という情報だけでは終わらせたくない理由です。


『薬屋のひとりごと』主要声優・キャスト一覧のまとめ

『薬屋のひとりごと』の主人公・猫猫の声優は悠木碧さん、壬氏の声優は大塚剛央さんです。第1期から高順役の小西克幸さん、玉葉妃役の種﨑敦美さん、梨花妃役の石川由依さん、里樹妃役の木野日菜さん、小蘭役の久野美咲さん、羅漢役の桐本拓哉さんらが物語を支えてきました。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

第2期では子翠役として瀬戸麻沙美さんが公式キャストに加わり、その後の公式イベントでは「子翠/楼蘭役」として出演しています。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+1

そして第3期では、馬閃役の橘龍丸さん、羅半役の豊永利行さん、陸孫役の内山昂輝さん、趙迂役の藤原夏海さんらに加え、白娘々役として上田麗奈さんが公式キャスト欄に掲載されています。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

第3期第1クールは2026年10月2日から日本テレビ系「FRIDAY ANIME NIGHT」で放送予定、第2クールは2027年4月から予定されています。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+1

『薬屋のひとりごと』の声優を知ることは、単なる出演者確認にとどまりません。

猫猫と壬氏の距離、妃たちの立場、子翠/楼蘭の人物像、そして第3期で壬氏が背負う責務まで、「誰が、誰に、どの立場から話しているのか」を意識すると、台詞の意味はさらに立体的になります。

とりわけ第3期では、物語の舞台が後宮から市井、さらに隣国へと拡大します。

登場人物が増えるからこそ、声は複雑な人物関係を整理する一つの手掛かりになります。白娘々という新たな謎の人物を含め、それぞれの声がどのような距離感を作るのか。放送後には、実際の各話を根拠に改めて検証したいところです。


よくある質問

『薬屋のひとりごと』猫猫の声優は誰?

猫猫の声優は悠木碧さんです。

第1期、第2期に引き続き、第3期公式「Staff&Cast」にも猫猫役として掲載されています。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+2アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+2

白娘々の読み方は?声優は誰?

白娘々は「パイニャンニャン」と読み、声優は上田麗奈さんです。

2026年8月15日の第3期最新PV・放送日発表と同時にキャストが公表されました。公式設定では、人の心を読んだり仙術を使ったりすると噂される謎の仙女です。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+1

『薬屋のひとりごと』第3期はいつから?

第3期第1クールは2026年10月2日(金)午後11時から、日本テレビ系「FRIDAY ANIME NIGHT」で全国同時放送予定です。

第2クールは2027年4月から予定されています。放送時間は変更される場合があるため、視聴前には公式の最新情報をご確認ください。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+1

第3期で声優変更はある?

2026年9月14日時点で、猫猫役の悠木碧さん、壬氏役の大塚剛央さん、高順役の小西克幸さん、羅漢役の桐本拓哉さんなど、公式「Staff&Cast」に掲載される既存主要キャラクターについて、この記事で確認した範囲では別キャストへの変更は発表されていません。

一方、第3期では白娘々役の上田麗奈さんなど、新たに公式キャスト欄へ加わった人物がいます。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト

主な確認資料:アニメ『薬屋のひとりごと』公式ポータルサイト「Season 1」「Season 2 Staff&Cast」「Season 3 Staff&Cast・Character」、公式NEWS「アニメ『薬屋のひとりごと』第3期&劇場版 制作決定!」(2025年10月22日)、「TVアニメ第3期 2026年10月2日(金)から放送開始!」(2026年8月15日)。 アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+4アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+4アニメ「薬屋のひとりごと」公式ポータルサイト+4

執筆:篠原千鶴(アニメ愛好家・フリーランス校正者)