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『東京リベンジャーズ』の声優一覧|主要キャラクターの担当者は?

夜明け前の東京を背景に複数の不良チームの若者たちが向かい合う緊張感のあるアニメ風シーン キャラクター・声優

『東京リベンジャーズ』の主要声優は、花垣武道役の新祐樹さん、佐野万次郎役の林勇さん、現在の龍宮寺堅役の福西勝也さんらです。2026年10月2日放送開始予定の「三天戦争編」では、伊瀬茉莉也さん、安元洋貴さんらも加わります。

「タケミチやマイキーの声優は誰?」「ドラケン役は福西勝也さんと鈴木達央さんのどちら?」「三天戦争編の新キャストは?」という疑問が一度に解決できるよう、2026年9月24日時点の公式情報を基に整理しました。

『東京リベンジャーズ』の声優は誰?主要キャスト一覧

TVアニメ『東京リベンジャーズ』では、主人公・花垣武道を新祐樹さん、佐野万次郎を林勇さん、現在の龍宮寺堅を福西勝也さん、松野千冬を狩野翔さんが演じています。

原作は和久井健さんによる漫画『東京卍リベンジャーズ』です。2017年から「週刊少年マガジン」で連載され、第44回講談社漫画賞少年部門を受賞。テレビアニメのほか、実写映画や舞台にも展開されてきました。

まずは、シリーズを追ううえで押さえておきたいキャラクターと声優を一覧で確認しておきましょう。

キャラクター 担当声優
花垣武道(タケミチ) 新祐樹
橘日向(ヒナタ) 和氣あず未
橘直人(ナオト) 逢坂良太
佐野万次郎(マイキー) 林勇
龍宮寺堅(ドラケン) 福西勝也
場地圭介 水中雅章
松野千冬 狩野翔
三ツ谷隆 松岡禎丞
柴八戒 畠中祐
林田春樹(パーちん) 木村昴
林良平(ぺーやん) 野津山幸宏
河田ナホヤ(スマイリー) 河西健吾
河田ソウヤ(アングリー) 河西健吾
武藤泰宏(ムーチョ) 小野大輔
三途春千夜 岡本信彦
千堂敦(アッくん) 寺島拓篤
半間修二 江口拓也
乾青宗 榎木淳弥
九井一 花江夏樹
柴大寿 杉田智和
黒川イザナ 島﨑信長
鶴蝶 山下誠一郎
望月莞爾 稲田徹
斑目獅音 内山昂輝
灰谷蘭 浪川大輔
灰谷竜胆 下野紘
佐野真一郎 松風雅也
瓦城千咒 伊瀬茉莉也
明司武臣 下鶴直幸
今牛若狭 立花慎之介
荒師慶三 星野貴紀
寺野南 安元洋貴

現在の公式キャスト欄では、三天戦争編の主要人物としてタケミチ、マイキー、ドラケン、千冬に加え、三途春千夜、乾青宗、九井一、佐野真一郎、瓦城千咒、寺野南らの配役も確認できます。

これほど人物数が多い作品では、名前だけを覚えようとすると、所属や過去の関係まで混線しやすくなります。

しかしアニメでは、顔や服装に加えて「声そのものが人物を見分ける手掛かりになる」点が大きな利点です。長年アニメを見てきた私も、『東京リベンジャーズ』は特にその効果が分かりやすい群像劇だと感じています。

声質が違うだけではありません。言葉を強く押し出す人物、静かに間を置く人物、感情を表に出す人物、あえて抑える人物。それぞれの話し方が、勢力図とは別の「人間関係の地図」を作っています。


タケミチ・マイキー・ドラケン・千冬の声優は?

物語の中心となる花垣武道、通称タケミチを演じるのは新祐樹さんです。2020年12月に発表されたアニメの初期メインキャストから継続して担当しています。

タケミチは、人生が思うようにいかない青年として登場し、中学時代の恋人・橘日向に関わる未来を変えるため、過去と現在を行き来していきます。

本作の主人公像で興味深いのは、タケミチが最初から圧倒的な強さを持っているわけではないことです。

怖いときには怖がり、傷つけば苦しみ、それでも必要なところで踏みとどまる。そのため新祐樹さんの演技では、きれいに整った格好良さ以上に、息遣いや叫びににじむ必死さが人物の説得力につながっているように私は感じます。

橘日向を演じるのは和氣あず未さん、その弟・橘直人を演じるのは逢坂良太さんです。

この3人の関係を改めて見ると、『東京リベンジャーズ』の物語が単なる不良同士の抗争ではないことがよく分かります。

未来で失われる誰かを助けるために過去へ戻り、その行動がさらに別の人物の人生を変えていく。殴り合いの結果だけでなく、人と人との選択の連鎖が物語を動かしているのです。

佐野万次郎、通称マイキーを演じるのは林勇さんです。こちらもアニメ開始時から続く配役となっています。

マイキーは東京卍會の総長として強烈な求心力を持つ一方、仲間と過ごすときには年相応の柔らかさも見せる人物です。

私は林勇さんのマイキーを聞くとき、声の大きさそのもの以上に、場面が切り替わった瞬間の温度差に注目しています。

穏やかな会話の延長にいるように見えた人物が、ほんのわずかな声色や間の変化で周囲の空気を支配する。この落差があるため、「強い総長」という説明だけでは収まらないマイキーの危うさも伝わってくるのでしょう。

松野千冬を演じるのは狩野翔さんです。

千冬は場地圭介への深い思いを抱きながら、物語が進むにつれてタケミチにとって非常に重要な相談相手になっていきます。

2026年9月6日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた三天戦争編の放送直前イベントでは、第51話と第52話が先行上映され、新祐樹さん、林勇さん、福西勝也さん、狩野翔さんらが登壇しました。

イベントの公式レポートでは、第51話で稀咲鉄太について語る場面に触れ、狩野さんが、相手を倒して終わりにしないところに作品の深さがあるという趣旨を語っています。新さんも、タケミチにとって千冬という信頼できる相手がいることの大きさに言及しました。

ここは声優一覧を調べるうえでも、見逃したくない点です。

タケミチと千冬は、単に「一緒に戦う仲間」なのではありません。タケミチが言葉にしなければ整理できない感情を、千冬が受け止めることで、次に進むための輪郭が生まれています。

つまり本作では、戦闘だけでなく会話そのものが主人公を前へ進ませる装置になっているのです。


ドラケンの声優は福西勝也さん?鈴木達央さん?交代の経緯を整理

龍宮寺堅、通称ドラケンについて検索すると、「福西勝也」「鈴木達央」という二つの名前が出てくるため、どちらが担当声優なのか迷う方も少なくないでしょう。

結論からいうと、現在のアニメ版ドラケン役は福西勝也さんです。

TVアニメの初期キャスト発表が行われた2020年12月16日時点では、ドラケン役は鈴木達央さんでした。2021年に放送されたアニメ第1期でも担当しています。

その後、アニメ公式サイトは2021年12月27日、事務所と製作委員会双方の協議を経て、龍宮寺堅役を交代すると発表しました。

そして2022年6月19日、福西勝也さんが龍宮寺堅役を担当することが正式に発表されています。

この告知では、発売予定だったBlu-ray BOXに加え、2022年7月以降の放送や配信についても順次、福西さんによるドラケンへ移行すると案内されました。

したがって、時系列で整理すると次のようになります。

  • TVアニメ開始当初のドラケン役:鈴木達央さん
  • 2021年12月27日:公式が役の交代を発表
  • 2022年6月19日:福西勝也さんの起用を公式発表
  • 現在および三天戦争編のドラケン役:福西勝也さん

三天戦争編の現在の公式キャスト欄にも、龍宮寺堅役として福西勝也さんが掲載されています。

ここで大切なのは、「どちらがドラケンの声優なのか」を二者択一で考えないことだと思います。

過去のエピソードや古い映像を調べれば鈴木達央さんの名前が出てくるのは誤りではありません。一方、現在の新作について調べるのであれば福西勝也さんです。

検索結果に二人の名前が存在するのは、時期によって担当が異なるためと理解すれば混乱しません。

ドラケンという人物そのものにも目を向けてみましょう。

マイキーが東京卍會の強烈な求心力を象徴する存在だとすれば、ドラケンはその近くで現実を見渡し、集団が踏み越えてはいけない線を示す人物として描かれます。

そのためドラケンの声には、迫力だけでなく、仲間を落ち着かせる重さや、人を気遣う温度も必要になります。

2026年9月6日の放送直前イベントで福西さんは、第51話がドラケンにとって感情的に重い内容だったため収録時にも集中していたことを振り返っています。一方、その後のマイキーの集会では感情を発散できたという趣旨の話もしています。

この証言から見えてくるのは、ドラケンの演技が「低く強い声」の一種類では成立しないということです。

感情を飲み込む場面と、前へ押し出す場面。その振幅を聞くことで、ドラケンが組織の中で何を背負っているのかまで伝わりやすくなるのではないでしょうか。

※画像はAIによるイメージ

東京卍會・黒龍・天竺の声優は?勢力別に見ると分かりやすい

『東京リベンジャーズ』の登場人物を整理するときは、一人ずつ暗記するよりも、その人物がどの集団や人間関係に関わってきたかを意識するほうが理解しやすくなります。

東京卍會に関わる主要人物では、場地圭介を水中雅章さん、松野千冬を狩野翔さん、三ツ谷隆を松岡禎丞さん、林田春樹を木村昴さん、林良平を野津山幸宏さんが担当しています。

河田ナホヤ、通称スマイリーを演じるのは河西健吾さんです。

そして双子の弟・河田ソウヤ、通称アングリーも河西健吾さんが演じています。同じ声優が兄弟双方を担当していることは、本作のキャストを調べる際に覚えておきたい特徴の一つです。

武藤泰宏、通称ムーチョは小野大輔さん。三途春千夜は岡本信彦さん、柴八戒は畠中祐さんです。

さらに、タケミチの中学時代からの仲間である「溝中五人衆」では、千堂敦を寺島拓篤さん、山本タクヤを広瀬裕也さん、鈴木マコトを武内駿輔さん、山岸一司を葉山翔太さんが演じています。

巨大なチーム同士の抗争が中心になっていくほど、こうしたタケミチの昔からの友人たちは目立ちにくくなるかもしれません。

しかし私は、彼らの存在を物語の「物差し」として見ると面白いと感じます。

タケミチはもともと、巨大な組織を率いるために育った人物ではありません。ごく身近な友人たちと笑い、怖がり、逃げることもあった少年です。

その原点が残っているからこそ、後にタケミチが大きな抗争や運命に向き合う姿が、単純なヒーロー物語とは違った重さを持ちます。

黒龍〈ブラックドラゴン〉に深く関わる人物では、柴大寿を杉田智和さん、乾青宗を榎木淳弥さん、九井一を花江夏樹さんが担当しています。

天竺では、黒川イザナを島﨑信長さん、鶴蝶を山下誠一郎さん、望月莞爾を稲田徹さん、斑目獅音を内山昂輝さん、灰谷蘭を浪川大輔さん、灰谷竜胆を下野紘さんが演じています。

そして、シリーズを通してタケミチたちの運命に大きく関わる稀咲鉄太は森久保祥太郎さん、半間修二は江口拓也さんです。

登場人物の多い作品では、敵対する人物をすべて似た方向の「怖い声」にしてしまうと、印象が平板になりがちです。

『東京リベンジャーズ』を長く見ていて興味深いのは、威圧感にも種類があることです。

勢いで押す人物、冷静さが恐ろしい人物、軽い調子のまま距離を詰めてくる人物、怒りを隠さない人物。声優陣は声の高さだけではなく、発音の速さ、語尾、息、沈黙の取り方まで含めて人物を切り分けています。

フリーランスの校正者として文章に向き合っていると、読点一つ、語順一つで言葉の響きが変わる場面に何度も出会います。

アニメの台詞もよく似ています。

文字に起こせば同じ一文であっても、どこで息を入れるのか、相手の返答を何秒待つのか、語尾を押すのか引くのかによって、人間関係まで違って見えてきます。

『東京リベンジャーズ』を見返すなら、「この人物は誰と話すときに声が変わるのか」を意識してみるのもおすすめです。

相関図には書かれていない尊敬、遠慮、恐れ、親密さが、声の距離から浮かび上がってきます。


『東京リベンジャーズ 三天戦争編』の新声優は?瓦城千咒・寺野南らが登場

「三天戦争編」で新たに注目したい声優は、瓦城千咒役の伊瀬茉莉也さん、明司武臣役の下鶴直幸さん、今牛若狭役の立花慎之介さん、荒師慶三役の星野貴紀さん、寺野南役の安元洋貴さんです。

瓦城千咒役が伊瀬茉莉也さんに決定したことは、2025年6月22日に公式発表されました。

その後、2026年3月29日に、梵〈ブラフマン〉の明司武臣を下鶴直幸さん、今牛若狭を立花慎之介さん、荒師慶三を星野貴紀さん、六破羅単代の総代・寺野南を安元洋貴さんが演じることが公式に発表されています。

三天戦争編の公式キャストには、関東卍會に関わる三途春千夜役の岡本信彦さん、九井一役の花江夏樹さん、そして佐野真一郎役の松風雅也さんらも掲載されています。

ここで重要なのは、単に「人気声優が増える」という見方だけではありません。

三天戦争編では、これまでとは異なる勢力が前景化するため、作品の中に新しい声の集団が生まれることになります。

アニメで組織を描く場合、制服や特攻服、色、立ち位置だけでなく、声の集まり方も勢力の印象を作ります。

東京卍會で耳になじんできた人物たちとは違う話し方、違う呼吸、違う圧力を持つ人物が登場すれば、タケミチが置かれている環境そのものまで以前とは違って感じられるはずです。

※画像はAIによるイメージ

三天戦争編はいつから放送?2026年10月2日開始予定

TVアニメ『東京リベンジャーズ 三天戦争編』は、2026年10月2日からMBS・TBS・CBC「アニメイズム」枠、AT-Xほかで順次放送開始予定です。

2026年9月24日時点で案内されている主な放送時間は、次の通りです。

  • MBS・TBS:2026年10月2日から毎週金曜深夜1時23分
  • CBC:2026年10月2日から毎週金曜深夜1時53分
  • BS-TBS:2026年10月2日から毎週金曜深夜2時30分
  • AT-X:2026年10月3日から毎週土曜夜9時

さらに全国各局で順次放送予定となっており、公式の放送情報では北海道から九州まで複数局の開始日時が案内されています。放送開始日や時刻は変更される場合があるため、実際に視聴・録画する際には最新の番組表を確認したほうが確実です。

特に注意しておきたいのはMBS・TBSの放送時間が当初発表から変更されていることです。

2026年6月14日の発表時点では、MBS・TBS・CBCは毎週金曜深夜1時53分からと案内されていました。

しかし8月24日の公式発表で、MBS・TBSについては深夜1時23分からへ変更されています。CBCは深夜1時53分のままです。

古い記事や告知だけを見て録画予約をすると時刻を取り違える可能性があるため、この変更は声優情報と併せて覚えておきたいところです。

配信については、ディズニープラスで2026年10月2日から毎週金曜深夜2時、世界定額制動画配信として独占配信予定とされています。公式案内では中国本土を除くとされています。

三天戦争編では制作スタッフにも変化があります。

監督はこれまでの初見浩一さんから小平麻紀さんへ交代し、初見さんはシリーズ構成協力として参加。シリーズ構成は引き続きむとうやすゆきさんが担当します。

キャラクターデザインは大貫健一さん、太田恵子さん、露木愛里さん、高倉香恵さん。音響監督は飯田里樹さん、音楽は堤博明さん、アニメーション制作は引き続きライデンフィルムです。

オープニング主題歌はJO1「IGNITE」、エンディング主題歌はgo!go!vanillas「トリックスター」です。

このスタッフ構成を見て、私は三天戦争編の「変わる部分」と「残る部分」に注目しています。

監督が変わるため、人物の表情をどこまで寄って見せるのか、集団をどのような画面構成で描くのかなど、映像面には新章らしい変化が表れる可能性があります。

その一方で、音響監督の飯田里樹さん、音楽の堤博明さん、アニメーション制作のライデンフィルムは継続しています。

つまり、映像演出には新しい視点が入りながら、シリーズを耳で認識させてきた基盤は引き継がれるという構成です。

声優を紹介する記事でスタッフの話まで触れるのは、一見すると遠回りに思えるかもしれません。

しかしアニメの声は、声優一人だけで完成するものではありません。

台詞をどこまで前に出すのか。音楽をどの瞬間から重ねるのか。環境音を残すのか、あえて静かにするのか。

そうした音響設計によって、同じ台詞でも視聴者が受ける感情は変わります。

三天戦争編では、新キャラクターの声を聞くだけでなく、タケミチやマイキー、ドラケン、千冬といった聞き慣れた声が、新しい章の空気の中でどう変化して聞こえるかにも注目したいところです。


声優から考察する『東京リベンジャーズ』三天戦争編の見どころ

ここからは、長年アニメを見てきた一人の愛好家として、事実と区別したうえで私なりの考察を述べます。

『東京リベンジャーズ』のキャストを一覧で眺めていると、有名な声優が数多く出演していること以上に、「強さ」を一種類の声で表現していないことが重要だと私は考えています。

マイキーには、場を一瞬で自分のものにしてしまうような強さがあります。

それに対して、タケミチの強さは性質がまるで違います。

怖くないから前へ進むのではなく、怖さも痛みも抱えたまま、それでも必要なところでは立ち上がる。

そのため、新祐樹さんのタケミチにとって、声の震えや感情の崩れは「格好悪さ」ではありません。

むしろ不完全な声だからこそ、タケミチが選ぶ行動の重みが伝わります。

ドラケンには、仲間をまとめながら現実を見る強さがあります。

千冬には、信じた人物のそばに立ち続け、言葉を受け止める強さがあります。

同じ「不良」という枠にいる人物たちでありながら、それぞれが発揮する強さの意味は違う。

その違いを声の演技でも明確に分けていることが、『東京リベンジャーズ』の群像劇としての見やすさにつながっているように思います。

そして三天戦争編では、そこへ瓦城千咒、明司武臣、今牛若狭、荒師慶三、寺野南といった人物たちが本格的に加わります。

ここで私は、「新しい声優がどんな声を出すのか」だけを見るのは少しもったいないと感じています。

注目したいのは、新しい人物が現れたことで、既存人物の声までどう変わるかです。

人間の話し方は、相手によって微妙に変わります。

親しい相手と話すとき、警戒している相手と話すとき、尊敬している相手と話すとき、負けたくない相手と向き合うとき。同じ人物でも、声の高さ、速さ、間の長さは一定ではありません。

つまり新キャラクターの登場は、新しい声を作品へ追加するだけではありません。

タケミチやマイキーたちから、これまで聞いたことのない声を引き出す可能性もあるのです。

この点は、人物が多い三天戦争編を見る際の一つの鑑賞軸になるでしょう。

2026年9月6日の先行上映イベントでは、第51話と第52話が上映されました。公式レポートによれば、第52話の千冬について狩野翔さんは、普段とは違う一面を表現するため複数の方向性でテイクを録ったことを明かしています。

これは声優の仕事を考えるうえで、とても興味深い話です。

「千冬の声」という完成済みの型があり、毎回そこへ当てはめればよいわけではありません。

物語が進み、状況が変わり、相手が変われば、同じ人物の発声も変わる。

まして『東京リベンジャーズ』は、タイムリープによって出来事と人間関係の意味そのものが変化する作品です。

同じ顔をした同じ人物であっても、そこまでに経験した出来事が違えば、タケミチがその人を見る目も変わります。

ここに、本作を「声」から鑑賞する面白さがあります。

人物相関図は「誰と誰が味方か」「どの組織に所属しているか」を整理するには便利です。

しかし声を聞けば、紙の図には表しにくい距離まで見えてきます。

名前を呼ぶ速さ。

返事をするまでの一拍。

怒鳴るときと、あえて声を低くするときの違い。

冗談を言える相手と、言葉を選ばなければならない相手。

そうした細部を追うと、登場人物が多いことは弱点ではなくなります。むしろ一人の人物が相手によって変化していく様子を楽しめる豊かさになります。

私自身、校正の仕事では、同じ意味を表しているように見える二つの文章でも、語順や句読点が違えば読み手が受ける温度は変わると考えながら文章を見ています。

声優の演技にも、それとよく似た繊細さがあります。

台詞の文字だけを追えば同じでも、ひと呼吸置く場所が違えば「ためらい」にも「怒り」にも聞こえる。

強く発音する語が変われば、相手を責めているのか、自分自身を責めているのかまで違って聞こえます。

三天戦争編を見るときは、激しい抗争や新勢力の登場だけでなく、誰の前で、誰の声が変わるのかにも耳を澄ませてみてください。

それは、キャラクター紹介には書かれていない関係性を読み取る、小さくても確かな手掛かりになるはずです。


まとめ|『東京リベンジャーズ』声優一覧と三天戦争編のポイント

『東京リベンジャーズ』では、花垣武道を新祐樹さん、橘日向を和氣あず未さん、橘直人を逢坂良太さん、佐野万次郎を林勇さん、現在の龍宮寺堅を福西勝也さん、松野千冬を狩野翔さんが演じています。

ドラケン役については、TVアニメ開始時には鈴木達央さんが担当していましたが、2021年12月に交代が発表され、2022年6月に福西勝也さんの起用が正式に告知されました。現在の三天戦争編も福西さんが担当します。

2026年10月2日から放送開始予定の三天戦争編では、瓦城千咒役の伊瀬茉莉也さん、明司武臣役の下鶴直幸さん、今牛若狭役の立花慎之介さん、荒師慶三役の星野貴紀さん、寺野南役の安元洋貴さんらにも注目です。

『東京リベンジャーズ』ほど人物が増えていく作品では、声優一覧は単なる出演者名簿ではありません。

キャラクター名と声優、さらに所属する勢力を一緒に整理しておけば、複雑な人間関係を追いやすくなります。

そしてもう一歩踏み込むなら、「誰が演じているか」だけではなく、その人物が誰と話すときに声を変えるのかを聞いてみてください。

声の強弱、沈黙、語尾、呼びかけ方の中には、戦いの勝敗だけでは見えにくい信頼や恐れ、憧れ、ためらいが刻まれています。

声優を知ることは名前を覚えることだけではなく、登場人物同士の距離を耳から読み解く入口でもある。私は『東京リベンジャーズ』という作品に、その楽しみ方がとてもよく似合うと感じています。


よくある質問

『東京リベンジャーズ』のタケミチの声優は誰ですか?

花垣武道、通称タケミチの声優は新祐樹さんです。

2020年12月に発表された初期メインキャストから花垣武道役を担当しており、2026年の三天戦争編でも引き続き公式キャストに掲載されています。

マイキーこと佐野万次郎の声優は誰ですか?

佐野万次郎、通称マイキーの声優は林勇さんです。

TVアニメ開始時から担当しており、三天戦争編でも続投します。2026年9月6日の放送直前イベントにも、新祐樹さん、福西勝也さん、狩野翔さんらとともに登壇しました。

ドラケンの声優は福西勝也さんと鈴木達央さんのどちらですか?

現在の龍宮寺堅(ドラケン)役は福西勝也さんです。

TVアニメ開始当初は鈴木達央さんが演じていましたが、2021年12月27日に交代が発表され、2022年6月19日に福西勝也さんが担当することが公式発表されました。三天戦争編も福西さんが担当します。

『東京リベンジャーズ 三天戦争編』はいつから放送されますか?

2026年9月24日時点の公式情報では、2026年10月2日からMBS・TBS・CBC「アニメイズム」枠、AT-Xほかで順次放送開始予定です。

MBS・TBSは毎週金曜深夜1時23分、CBCは深夜1時53分、BS-TBSは深夜2時30分、AT-Xは10月3日から毎週土曜夜9時の予定です。放送日時は変更される可能性があるため、視聴時には最新の番組表も確認してください。

執筆:篠原千鶴(アニメ愛好家・フリーランス校正者)