『転生したらスライムだった件』漫画32巻は、2026年6月9日発売で、第137話から第140話までを収録する一冊です。講談社+2マガポケ+2
物語ではクロエを捜すレオン、グランベル、ユウキらの動きがルベリオスで交差し、やがてリムルも事件の現場へ入ります。通常版に加え、第133話「悪魔の囁き」をフルカラー化した小冊子付き特装版も同日に発売されました。講談社+1
転スラ漫画32巻の発売日はいつ?価格・ISBNなど書誌情報
『転スラ』漫画32巻の発売日は、2026年6月9日です。講談社のコミック商品ページでは、通常版について定価792円(税込)、B6判、176ページと案内されています。紙版と電子版はいずれも同日発売です。講談社
2026年9月2日時点で確認できる主な書誌情報を整理すると、次の通りです。
項目 漫画32巻 通常版
発売日 2026年6月9日
定価 792円(税込)
判型 B6
ページ数 176ページ
ISBN 9784065437544
漫画 川上泰樹
原作 伏瀬
キャラクター原案 みっつばー
シリーズ シリウスKC
初出 『月刊少年シリウス』2026年2月号~5月号
電子版発売日 2026年6月9日
これらは講談社の商品情報で確認できる内容です。とりわけ発売日、価格、ISBN、ページ数については販売店側の表記だけに頼らず、出版社の一次情報を基準にしておくと混乱を避けやすいでしょう。講談社
前巻31巻は2026年2月9日発売で、通常版は792円(税込)、B6判・192ページでした。したがって32巻は、31巻から約4か月後に刊行されたことになります。講談社
ただし、31巻と32巻では物語の焦点がかなり異なります。
31巻の講談社公式紹介では、ディアブロの配下探し、ラミリスの助手不足、八星魔王ディーノのテンペスト訪問など、急速に拡大したテンペスト内部の「人材」を巡る問題が前面に出ていました。講談社+1
対して32巻では舞台がルベリオス側へ移り、レオン、グランベル、ユウキといった、それぞれ異なる目的を持つ人物が同じ場所へ集まります。
31巻がテンペストの内側を整える性格の強い巻なら、32巻は外部で進んでいた複数の問題が再びリムルへ接続してくる巻と整理すると、流れをつかみやすくなります。
これは公式書誌情報そのものではなく、31巻と32巻の公式あらすじを比較したうえでの筆者の整理です。事実と解釈は分けて読んでいただければと思います。
転スラ漫画32巻の収録話は?31巻の続きは第137話から
31巻から続けて読む場合、32巻は第137話「グランベル・ロッゾ」から始まり、第140話「西方動乱3」までが収録範囲です。
収録話は次の4話です。
- 第137話「グランベル・ロッゾ」
- 第138話「西方動乱」
- 第139話「西方動乱2」
- 第140話「西方動乱3」
マガポケでは、第137話「グランベル・ロッゾ」が2025年12月25日、第138話「西方動乱」が2026年1月26日、第139話「西方動乱2」が2月26日、第140話「西方動乱3」が3月26日の公開話として確認できます。マガポケ+3マガポケ+3マガポケ+3
また、直前の第136話は「子供達の成長」です。マガポケでは2025年11月26日公開と確認できるため、話数上も第136話から第137話へ連続していることが分かります。マガポケ

ここで、校正者として題名を追っていて興味深く感じる点があります。
第137話だけは一人の人物を示す「グランベル・ロッゾ」ですが、第138話以降は三話続けて「西方動乱」という地域規模の名称へ切り替わります。
これは作者の意図を断定できる材料ではありません。しかし少なくとも構成上は、「グランベルという個人を軸に始まった局面が、西方世界を巻き込む問題として広がっていく」という32巻のスケール感と、話数タイトルの変化がきれいに重なっています。
単に「第137話から第140話を収録」と覚えるだけでなく、題名の主語が人物から地域へ拡大していると見ると、32巻が何を描こうとしている巻なのかが一段理解しやすくなります。
この点は32巻を読み返す際にも注目したいところです。
転スラ漫画32巻のあらすじは?レオン・グランベル・ユウキがルベリオスへ
32巻で何が起きるのかについては、まず講談社が公式に示している事実と、そこから読み取れる物語上の意味を分けて整理します。
講談社の商品ページおよび『転スラ』公式サイトによると、クロエを捜し続けている魔王レオンは、エルメシアへ協力を求めたうえでルベリオスへ向かいます。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト+1
同じルベリオスでは、グランベルとユウキも、それぞれ別の思惑を抱えながら行動を起こそうとしていました。
やがて魔王や元勇者を含む実力者たちが集う状況のなか、タクトたちがリハーサルを行っていた場所が襲撃され、ルベリオスが戦場へ変わります。そこへリムルが駆け付ける、というところまでが公式紹介で明示されています。講談社+1
重要なのは、最初から全員が同じ目的で集結しているわけではないことです。
レオンはクロエを捜しています。
グランベルにはグランベル自身の目的があり、ユウキも独自の思惑を持って動いています。そしてリムルは、最初からこの事件を主導していた人物としてではなく、すでに異変が起きた現場へ駆け付ける側として登場します。
この「目的の異なる人物が一地点へ収束する」という構造が、32巻を読む際の大きな手掛かりです。
32巻で誰が何をしているのかを人物別に整理
人物関係が複雑に感じられる場合は、強さの序列よりも「なぜルベリオスにいるのか」を追うほうが分かりやすいでしょう。
レオンは、以前から続くクロエ捜索の延長で行動しています。
公式紹介ではエルメシアへ協力を要請していることも明示されており、ルベリオス行きが偶然の出来事ではないことが分かります。講談社
グランベルは第137話そのものの題名になる人物です。
その直後に第138話から「西方動乱」が始まる構成を踏まえると、少なくとも単行本32巻の見せ方として、グランベルを巡る局面が西方世界の大きな変化へ接続していることは押さえておきたいところです。
ユウキもルベリオスで行動を起こそうとしている人物として、公式あらすじにはっきり名前が挙げられています。月刊少年シリウス
28~30巻までの流れを読んできた方であれば、ロッゾ一族やマリアベルを巡る展開とユウキの立場を思い出し、「現在は何を目的に動いているのか」を確認しながら読むと整理しやすいでしょう。
そしてリムルは、ルベリオスが戦場となったあとに現場へ駆け付けます。
私は、この配置が32巻の物語構造を見るうえで非常に重要だと考えています。
初期の『転スラ』では、リムル自身が直面した問題をリムル自身が解決するという比較的明快な軸で読める場面も多くありました。
しかし国家としてテンペストの関係圏が広がった現在は、リムルのいない場所でも人物たちが目的を持って動き、その出来事が後からテンペストへ接続してきます。
32巻ではまさに、「主人公が事件を起こす」のではなく、「主人公の影響圏まで世界の事件が届いてくる」という段階へ物語が進んでいることが分かります。
これは戦闘の規模とは別の意味で、リムルとテンペストが大きくなったことを示す変化ではないでしょうか。
転スラ漫画32巻の特装版は何が違う?第133話「悪魔の囁き」をフルカラー化
漫画32巻には通常版のほか、「悪魔の囁き」フルカラー版小冊子付き特装版があります。こちらも2026年6月9日に発売されました。講談社+1
講談社の商品ページで確認できる特装版の書誌情報は、定価2,200円(税込)、B6判、ISBN9784065439203です。商品ページ上のページ数は175ページとされています。講談社
特典の中心は、第133話「悪魔の囁き」フルカラー版小冊子です。
講談社および月刊少年シリウス公式サイトでは、原初の黄(ジョーヌ)、原初の紫(ヴィオレ)、原初の白(ブラン)の3人がそろう第133話をフルカラー化したものと案内されています。講談社+1
ここは購入前に少し注意したいところです。
フルカラーになるのは32巻本編の第137~140話ではなく、第133話「悪魔の囁き」です。
第133話は31巻側の流れに位置するエピソードで、ディアブロと原初の悪魔たちの動きに関係しています。
したがって特装版は、「32巻の西方動乱をカラーで読むための商品」というより、31巻で印象的だった原初の悪魔たちの場面を、別の視覚表現で味わうための特典付き32巻と理解するのが正確です。
通常版でも32巻本編を読む目的は満たせます。
一方、ジョーヌ、ヴィオレ、ブランの登場場面を重視する方や、第133話をカラーで見直したい方にとっては、特装版ならではの価値があります。
紙の特装版については、発売後の在庫や販売価格が店舗によって変わる場合があります。購入時には最新の販売状況を各販売店や出版社の案内で確認してください。
なぜ転スラ漫画32巻は重要?過去のルベリオス編との違いを考察
ここからは、32巻までの描写と公式情報を踏まえた筆者の考察です。
32巻の面白さは、「またルベリオスが舞台になった」という点だけではありません。
20~22巻付近でルベリオスが大きく物語に関わった際には、リムルとヒナタ、西方聖教会などの関係が重要な軸となっていました。
つまり当時は、テンペストとルベリオスの関係をどう見るべきかという、比較的はっきりした対立・関係整理の線を追いやすい構成でした。
対して32巻では、公式あらすじだけを見てもレオン、グランベル、ユウキ、リムルという異なる立場の人物が同時に動いています。月刊少年シリウス
ここに明確な構造上の違いがあります。
以前のルベリオスでは「二つの陣営の関係」が大きな焦点になっていたのに対し、32巻では「複数の人物と勢力の目的が交差する場所」としてルベリオスが使われているのです。
新しい国を次々と登場させるのではなく、一度描いた土地に別の因縁を持つ人物を戻すことで、過去の出来事まで現在の物語へ結び直す。
私はここに、長期連載となった『転スラ』の世界構築の特徴がよく表れていると感じます。
第137話から「西方動乱」へ変わる題名が示すもの
32巻で特に注目したいのは、先ほども触れた収録話タイトルの変化です。
第137話は「グランベル・ロッゾ」。
しかし第138話以降は「西方動乱」「西方動乱2」「西方動乱3」と続きます。これらの題名はマガポケでも確認できます。マガポケ+3マガポケ+3マガポケ+3
文章を校正する際、私は「主語がどこに置かれているか」をよく見ます。
この32巻も同じように題名を読むと、最初は一人の人物名だった主語が、次第に西方という地域全体へ広がっていることに気付きます。
もちろん、題名だけから作者の創作意図まで断定することはできません。
それでも、実際の公式あらすじで複数の実力者がルベリオスへ集まり、襲撃によって戦場となる展開が示されている以上、題名のスケール拡大と物語の広がりが対応していると読むことには十分な根拠があります。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト
私は32巻を「強者が集まる巻」とだけ説明すると、少し物足りないと思っています。
むしろ、個人的な目的や過去から続く因縁が、同じ場所でぶつかった結果、西方世界全体の問題へ姿を変えていく巻と捉えたほうが、収録4話のまとまりを理解しやすいでしょう。
これが、32巻単体を読むうえで私が最も重視したいポイントです。
33巻は2026年10月8日発売予定|32巻の「西方動乱」は続く
32巻の続刊となる漫画33巻は、2026年10月8日発売予定です。
2026年9月2日に確認した講談社の商品ページでは、通常版が定価792円(税込)、B6判・192ページ、ISBN9784065451199と案内されています。講談社
また、講談社の2026年10月コミック発売予定表には、ミニクリアファイル付き33巻特装版が同日発売予定、価格1,980円(税込)として掲載されています。講談社
33巻は現時点では発売前ですので、ここから先は予定情報として扱う必要があります。
講談社が公開している33巻の紹介では、北方から悪魔の軍勢がイングラシア王国へ迫るとの情報によって西方諸国評議会が混乱し、リムルの命を受けたテスタロッサが評議会へ派遣されていることが示されています。講談社+1
さらにルミナス側でも異変が起こり、リムルの目の前ではラファエルにも理解できない事態が生じると紹介されています。講談社
32巻の記事として大切なのは、33巻の詳細を先取りしすぎることではありません。
押さえておきたいのは、32巻で「西方動乱」と名付けられた混乱がルベリオスだけで完結せず、次巻では西方諸国評議会やイングラシア王国へ視野を広げていく予定だという点です。
マガポケでも32巻収録範囲の次に当たる第141話は「混迷する西方諸国評議会」という題名で公開されています。マガポケ
第137話「グランベル・ロッゾ」から始まり、第138~140話の「西方動乱」を経て、第141話「混迷する西方諸国評議会」へ進む。
こうして話数タイトルだけを順番に並べても、個人の問題からルベリオス、さらに西方諸国へと舞台の射程が広がっていることが分かります。
32巻が単なる中継点ではなく、西方世界を巡る物語の規模を一段広げる役割を担っていると考えられる理由は、ここにもあります。
なお、33巻の発売日や特装版仕様は2026年9月2日時点の講談社公式情報に基づきます。発売前の商品ですので、購入時には最新の公式案内をご確認ください。
まとめ|転スラ漫画32巻は「個人の因縁」が西方動乱へ広がる巻
『転生したらスライムだった件』漫画32巻は、2026年6月9日に発売された通常版176ページの単行本で、第137話「グランベル・ロッゾ」から第140話「西方動乱3」までを収録しています。書誌情報は講談社の商品ページ、各話タイトルはマガポケで確認できます。講談社+2マガポケ+2
物語ではクロエを捜すレオンがエルメシアへ協力を求めてルベリオスへ向かい、グランベルとユウキもそれぞれの目的で動き始めます。そのさなかタクトたちのリハーサルの場が襲撃され、リムルも戦場となった現地へ駆け付けます。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト
通常版とは別に、第133話「悪魔の囁き」をフルカラー化した小冊子付き特装版も発売済みです。こちらは32巻本編のカラー版ではないため、通常版との違いを理解して選ぶとよいでしょう。講談社
私が32巻で特に注目したいのは、第137話の人物名「グランベル・ロッゾ」から、三話続く「西方動乱」へ題名のスケールが広がる点です。
レオン、グランベル、ユウキ、リムルという異なる人物の事情が同じ場所へ集まり、個別の因縁だったものが地域全体の問題へ変わっていく。
その構造を意識すると、32巻は戦闘の激しさだけではなく、『転スラ』が長い時間をかけて積み上げてきた人物関係と政治的なつながりが、再び一つの物語へ結び直される巻として見えてきます。
よくある質問
転スラ漫画32巻は電子書籍も6月9日発売ですか?
はい。講談社の商品ページでは、紙版・電子版ともに2026年6月9日発売と案内されています。講談社
紙で購入するか電子で読むかによって本編の発売日がずれる作品ではありません。
転スラ32巻の通常版と特装版は何が違いますか?
最大の違いは、特装版に第133話「悪魔の囁き」のフルカラー版小冊子が付くことです。
原初の黄(ジョーヌ)、原初の紫(ヴィオレ)、原初の白(ブラン)がそろうエピソードをカラーで楽しめます。32巻本編そのものをフルカラー化した商品ではありません。講談社+1
本編を読み進めることが目的であれば通常版でも問題なく、特典内容に魅力を感じるかどうかが選ぶ際のポイントになります。
転スラ漫画32巻の次は何話からですか?
32巻は第140話「西方動乱3」までですので、続きは第141話「混迷する西方諸国評議会」からです。
マガポケでは第141話が2026年4月24日の公開話として確認でき、題名からも西方動乱の影響がルベリオスの外へ広がっていく流れが見えてきます。マガポケ
執筆:篠原千鶴(アニメ愛好家・フリーランス校正者)

