『転生したらスライムだった件 第4期』は2026年4月3日に放送開始。分割5クールのうち第2クールが放送中で、残り3クールの開始時期は9月2日時点で未発表です。
現在は通算第92話「勇者クロノア・前編」まで放送済み。次回の第93話「勇者クロノア・後編」は9月4日23時05分から日本テレビ系で放送予定で、クロエとヒナタが「勇者クロノア」として歩んだ過去がさらに明かされます。
転スラ4期はいつから?分割5クールと残り3クールの放送時期
『転生したらスライムだった件 第4期』は、2026年4月3日(金)23時から日本テレビ系「FRIDAY ANIME NIGHT」枠で放送を開始しました。BS11では4月4日から毎週土曜22時に放送されています。
まず、検索時に最も知りたい情報を整理します。
- 第4期の放送開始:2026年4月3日
- 構成:分割全5クール
- 第1クール:2026年4月3日開始
- 第2クール:2026年7月3日開始
- 第3~第5クール:2026年9月2日時点で開始時期は未発表
- 第4期の開始話:シリーズ通算第73話
- 最新放送話:第92話「勇者クロノア・前編」
- 次回:第93話「勇者クロノア・後編」、9月4日放送予定
第4期が「分割5クール」になることは、2025年12月19日に行われた「TVアニメ 転生したらスライムだった件 第4期 重大発表生配信」で発表されました。その際に確定したのは、全5クールで展開することと、まず2026年4月から連続2クールを放送することです。
そして2026年7月3日から第2クールがスタートしました。9月2日現在も、この最初の「連続2クール」に当たる放送期間が続いています。
ここで重要なのが、残り3クールの放送時期です。
2026年9月2日時点では、第3クール、第4クール、第5クールについて、公式から具体的な開始日や放送年は発表されていません。
したがって、「第3クールは2027年○月から」といった予想を確定情報として受け取らないよう注意が必要です。現段階で公式に確認できるのは「第4期は分割5クール」「最初に2026年4月から連続2クール」という範囲までです。公式ポータルサイトも現在、第4期について「2026年4月より連続2クール放送中」と案内しています。
また、第4期全体の総話数も公式には明示されていません。
「5クールだから約60話になる」と単純計算することはできますが、1クールごとの話数は必ずしも同じとは限らないため、現時点で全何話と断定するのは適切ではないでしょう。
話数表記にも少し注意が必要です。
第4期の第1話は、シリーズ通算では第73話「新しい日々」です。第73話では開国祭後のテンペストと地下迷宮の運営問題が描かれており、ここが第4期の物語の出発点となっています。
そのため、動画配信サービスなどで「第4期第1話」が見つからず「第73話」と表示されている場合でも、それが第4期の開始話です。
同じ数え方なら、第92話は第4期第20話、第93話は第4期第21話に当たります。
放送と配信については、公式ON AIRページでAmazon Prime Video、Netflix、Disney+、U-NEXT、ABEMAプレミアム、DMM TV、Hulu、dアニメストア、TELASAなどが見放題配信先として掲載されています。第4期は2026年4月4日から毎週土曜23時以降、各サービスで順次配信が始まっています。
ただし、配信対象、配信開始時間、料金などは変更されることがあります。視聴時には各サービスの最新表示を確認してください。
転スラ4期の最新話は?第92話から第93話「勇者クロノア・後編」へ
2026年9月2日時点で放送済みの最新話は、第92話「勇者クロノア・前編」です。
公式あらすじによれば、クロエを庇って命を落としたはずのヒナタの魂は、クロエのユニークスキル『時間旅行』によってクロエと共に2000年前へ移動していました。
クロエは「みんなで生き残る未来」を目指し、協力を求めて2000年前のルミナスの居城・夜薔薇宮へ向かいます。
これは第4期の物語における大きな転換です。
第73話から第91話までは、地下迷宮の運営、西方諸国評議会、マリアベルの策謀、魔国連邦の制度整備、ルベリオスでの戦いなど、「現在の世界」を中心に物語が進んできました。
第92話ではそこから時間軸そのものが変わり、クロエとヒナタを通して、現在の人間関係や歴史を形作った過去へ踏み込んでいます。
そして次回、第93話のタイトルは「勇者クロノア・後編」。
公式サイトで公開されたあらすじでは、ルミナスと出会ったクロエとヒナタが「勇者クロノア」として旅を始め、長い旅路の中でクロノアが暴風竜に戦いを挑むことが明らかになっています。
第93話は2026年9月4日(金)放送予定です。
日本テレビ系では通常の23時開始ではなく、9月4日は23時05分から全国30局ネットで放送予定。BS11は9月5日22時、配信は9月5日23時以降に順次開始すると案内されています。

第93話で注目したいのは、単に「クロノア対暴風竜」という新しい戦闘が始まることではありません。
『転スラ』では、クロエ、ヒナタ、ルミナス、ヴェルドラといった存在がすでに長い時間をかけて描かれてきました。第92話以降は、その既知の人物同士の関係が「2000年前からどのようにつながっていたのか」という方向から再構成されています。
つまり、新しい設定を後から付け足すというより、過去を知ることで、すでに見た場面の意味が変わっていく章として見ることができます。
特に「勇者クロノア」という名前を誰がどのように背負ってきたのか、そして暴風竜との出来事が現在へどうつながるのかは、第2クール終盤を読み解く重要な焦点でしょう。
第93話の先行情報を伝える複数のアニメニュースでも、「勇者クロノア」と「暴風竜との戦い」が中心的な見どころとして取り上げられています。
転スラ4期では何があった?第73話から第92話までを時系列で整理
第4期は登場人物と勢力が多いため、一話ずつ並べるよりも、話数ごとの役割を区切って振り返るほうが現在地を把握しやすくなります。
大きく見ると、「テンペストの日常運営」→「国際政治」→「マリアベルとの決着と法治国家化」→「戦力と外交組織の拡大」→「ルベリオスと勇者の歴史」という流れです。
第73~75話|地下迷宮を「作る」から「運営する」段階へ
第73話「新しい日々」では、開国祭を終えた魔国連邦が人魔共栄圏の実現へ歩き始めます。
ところが地下迷宮では、攻略を目指す冒険者から難易度について不満が出ます。そこでリムルはヴェルドラらを集め、単に迷宮を作るのではなく、挑戦者が楽しめる施設として改善するための運営会議を始めました。
第75話「仮魔体チーム結成」では、リムルたち自身が地下迷宮用の仮魔体を使い、連携や装備を工夫しながら攻略側の視点を経験します。同時にシルトロッゾ王国では、マリアベルがリムルの台頭を危険視し、ユウキと秘密の会談を行っていました。
ここで第4期の二本の線が早くも示されています。
一つは、テンペストが「国を作る」段階から、施設や制度を継続的に改善する段階へ入ったこと。
もう一つは、その成長そのものを脅威と見る人物が外部にいることです。
第76~79話|西方諸国評議会への加盟とマリアベルの策謀
続いて物語の中心になるのが西方諸国評議会です。
テンペストは既存の国際秩序へ参加しようとしますが、その場で政治的な思惑が衝突します。
第79話「黒幕の正体」では、議会の混乱に乗じて実行されようとしたエルリック王子の暗殺をリムルが阻止。最終的に評議会は魔国連邦の加盟をもって終了します。
その後、暗殺実行犯グレンダへの尋問を通じ、リムルは彼女の反応から首謀者がマリアベルであることを見抜きました。
ここは第4期におけるテンペストの立場を理解するうえで重要です。
リムルたちは西方諸国を武力で征服して仲間にしたのではなく、評議会という既存制度へ正式に参加する道を選んだからです。
強いから自分たちだけで完結するのではなく、強くなった国だからこそ他国とのルール作りが必要になる。
この点が、第4期を単なる強敵との連戦とは違う物語にしています。
第80~84話|マリアベルとの対立と「法治国家」への転換
第80話「強欲の布石」からは、古代遺跡アムリタを舞台にマリアベルとの対立が本格化します。
第81話では、公式あらすじがリムルを「人類との共存を望む魔王」、マリアベルを「支配による人類守護」を掲げる存在として対置しています。
二人の衝突で興味深いのは、目標だけを見ると双方とも人類社会の安定を意識している点です。
しかし、リムルは異なる種族や国家がそれぞれの意思を持ったまま共存する道を選ぶのに対し、マリアベルは自らが支配することで秩序を作ろうとします。
つまり争点は「守るか、守らないか」ではなく、他者の自由を残したまま守れるのかという方法論にあります。
その後の第84話「進化する魔国連邦」では、マリアベルの支配が解けた後、魔国連邦が西方諸国評議会の最大派閥となり、リムルは今後の人間社会との関係を見据えて、テンペストを法治国家へ変えていくと宣言します。
私は、この第84話を第4期前半の重要な到達点だと考えています。
敵を倒して終わるのではなく、その後に法律と制度を整える。勝利の次に「統治」が描かれるところに、『転スラ』らしい国作りの進化があります。
第85~87話|原初の悪魔が加わり、テンペストの力が制度の中へ入る
第85話からは新しい仲間と組織の拡大が描かれます。
第86話「黒色軍団(ブラックナンバーズ)」では、ディアブロが悪魔界へ赴き、最上位の存在である原初の黄、原初の紫、原初の白をスカウト。テンペストへ帰還した後、リムルが彼女たちへ名付けを行いました。
ここだけを見ると、リムル側へ強力な戦力が追加された場面です。
しかし第4期では、その力が単なる戦闘要員で終わらないところが重要です。
後の第90話では、原初の悪魔の一人であるテスタロッサが魔国連邦の外交武官として西方諸国評議会へ派遣されています。
この流れは、第4期ならではの特徴をよく表しています。
かつてリムルが集めてきた「強い仲間」が、今では国家の軍事、外交、行政の役割を担い始めている。
言い換えれば、テンペストの力が「個人の戦闘力」から「国家の制度」へ移っているのです。
これは第84話の法治国家化と第86話の新戦力加入を別々の出来事として見るだけでは見えにくい部分ですが、二つを続けて見ると、第4期が国家の成熟をかなり具体的に描いていることが分かります。
第88~92話|ルベリオスの戦いから「勇者クロノア」の過去へ
第88話「夜明けの勇者グラン」では、音楽交流祭のためルベリオスを訪れたリムルに、ルミナスがグランベルについて説明します。
グランベルは「勇者の卵」が孵った真の勇者であり、ルベリオスで何かを企てていました。さらにユウキ、レオンもそれぞれの目的から同じ場所へ動き始めます。
第89話「集束の地ルベリオス」ではグランベルの軍勢によってルベリオスが戦地となり、リムルたちは洗脳された異世界人を相手に不殺の戦いを強いられます。ヒナタは実力を隠していたグランベルと対峙しました。
第90話では西側諸国へ悪魔の軍勢が進軍する緊急事態も重なり、テンペスト、ルベリオス、レオン、ギィら複数勢力の動きが交差します。
そして第91話「死と消失」。
グランベルとの戦いが激化する中、ヒナタはグランベルから「勇者」について語りかけられ、その攻撃がクロエへ向かいます。
そこから第92話の2000年前への時間旅行へつながり、物語は現在の政治劇から、勇者クロノアをめぐる歴史そのものへ移りました。

考察|転スラ4期の核心は「力を国家としてどう扱うか」と「勇者の意味」
ここからは、公式に確認できる事実と分けて、長くシリーズを見てきた一人の視聴者として考察します。
私は第4期の面白さを、「力の制度化」と「勇者・魔王という肩書の再定義」という二つの流れから捉えると、かなり整理しやすいと考えています。
強くなったテンペストは「戦う国」ではなく「力を管理する国」になった
リムルは第2期までに覚醒魔王となり、ヴェルドラをはじめ非常に大きな戦力を持つようになりました。
それでも第4期で描かれているのは、力をさらに増やすことだけではありません。
具体的な根拠になるのが、第79話、第84話、第86話、第90話の流れです。
第79話では、テンペストは西方諸国評議会へ正式加盟しました。
第84話では、リムルが法治国家化を宣言します。
第86話では原初の悪魔たちという強大な存在が加わり、第90話では、その一人であるテスタロッサが外交武官として評議会に立っています。
この並びを見ると、テンペストの成長は単純な「戦闘力のインフレーション」ではありません。
増えた力を法律や外交の枠へ組み込み、国家として扱える形へ変えているのです。
筆者としては、ここが第1期から第4期までのリムルの成長を最も分かりやすく示す部分だと感じます。
第1期では、仲間の衣食住を整え、集落を守ることが国作りでした。
第4期では、強大な存在を配下に置いたうえで、国際組織に加盟し、法律を作り、外交官を派遣することが国作りになっています。
「国を作った主人公」が「国の力をどう管理するか」を問われる段階まで来た。
そう考えると、迷宮運営のような穏やかな話と、原初の悪魔が登場する大規模な話が、実は同じ「運営」というテーマでつながって見えてきます。
「テンペストは怖い国」という見方には作中で具体的な根拠がある
第4期では、リムルの台頭を危険視するグランベルやマリアベルが明確に描かれています。
もちろん、彼らの選んだ手段が正当化されるわけではありません。
ただし「なぜ警戒するのか」という部分だけを見れば、テンペストの成長速度が背景にあることは見逃せません。
第86話では原初の悪魔3人がリムルの配下となり、第90話では魔王ギィ自身が、その事実を知ってリムルへ関心を示します。
視聴者はリムルが無用な争いを望んでいないことを知っています。
しかし、作中世界の人物すべてがリムルの内心を共有しているわけではありません。
外から確認できる事実だけなら、覚醒魔王が率いる国にヴェルドラが存在し、ディアブロが仕え、さらに複数の原初の悪魔まで所属していることになります。
それだけの力が一国へ集中すれば、周囲が何の警戒もしないほうが不自然でしょう。
私はここに、第4期の政治劇の丁寧さを感じます。
相手が恐れる理由を理解することと、恐怖を理由にした支配や攻撃を認めることは別問題です。
リムルの共存という理想が本当に試されるのは、善意を理解してくれる相手と付き合う場面ではなく、自分を恐れている相手とも秩序を作らなければならない場面なのではないでしょうか。
グランベルとクロノアによって「勇者=正義」が崩れていく
もう一つ、第88話以降で急速に大きくなったテーマが「勇者」です。
第88話では、グランベルが正式に「真の勇者」であったことが示されます。
しかし、その肩書だけでグランベルの行動が無条件に正義として扱われるわけではありません。
対するリムルは「魔王」です。
ところが彼は人類との共存を掲げ、テンペストを法治国家へ移そうとしています。
さらに第91話では、グランベルがヒナタに「勇者」について語り、第92話ではクロエとヒナタが2000年前へ渡り、次の第93話で「勇者クロノア」としての旅が描かれます。
この構造を見ると、第4期における「勇者」「魔王」は、もはや善悪を自動的に振り分ける名前ではありません。
誰を守ろうとしているのか。
何を脅威と考えるのか。
目的のために他者の自由をどこまで制限するのか。
大切なのは肩書より、人物が実際に選んだ行動です。
これはシリーズ初期から続いている『転スラ』の価値観ともつながっています。
もともとリムルたちは、「魔物だから危険」「人間だから安全」という単純な分類では説明できない世界を作ってきました。
第4期では、その問いが「勇者だから正義なのか」「魔王だから悪なのか」というファンタジーの伝統的な図式へ広がったと考えられます。
個人的には、ここが「勇者クロノア」編を見るうえで最も興味深いところです。
第93話で2000年前の出来事がさらに描かれれば、クロエやルミナス、ヴェルドラの現在の関係についても、これまでとは違った意味が見えてくる可能性があります。
次に誰が勝つかだけでなく、過去を知った後で、以前のシーズンの出来事がどう見え直すのか。
長期シリーズだからこそ味わえる、その「意味の更新」に注目したいところです。
まとめ|転スラ4期は第2クール放送中、残り3クールはまだ未発表
『転生したらスライムだった件 第4期』は、2026年4月3日に放送を開始しました。
第4期は分割全5クールで、最初の連続2クールのうち、第2クールが2026年7月3日から放送中です。一方、第3~第5クールの具体的な放送開始時期は、2026年9月2日時点では公式発表されていません。
現在は第92話「勇者クロノア・前編」まで放送済みで、第93話「勇者クロノア・後編」は9月4日予定。日本テレビ系では23時05分から放送されます。
第73話からここまでを振り返ると、地下迷宮の運営、西方諸国評議会への加盟、マリアベルとの対立、法治国家化、原初の悪魔たちの加入、ルベリオスでの動乱、そして2000年前の勇者クロノアへと物語が進んできました。
第4期を通して見えてくるのは、「リムルがどれだけ強くなるか」だけではありません。
テンペストが大国として成長した結果、その力を法律や外交の中でどう扱うのか。そして「勇者」「魔王」という名前の裏で、それぞれの人物がどのような正義を選ぶのかが問われています。
分割5クールという長い第4期は、まだ最初の連続2クールを放送している段階です。
残り3クールの時期については予想を事実と混同せず、今後の公式発表を待つのが確実でしょう。
よくある質問
転スラ4期の残り3クールはいつ放送されますか?
2026年9月2日時点では、第3クール、第4クール、第5クールの具体的な放送開始日は発表されていません。
公式に確定しているのは、第4期が分割全5クールであることと、2026年4月から最初の連続2クールを放送することです。
転スラ4期の第2クールはいつから始まりましたか?
第2クールは2026年7月3日(金)から始まりました。
9月2日時点では第92話まで放送されており、9月4日に第93話「勇者クロノア・後編」が予定されています。
転スラ4期は何話から見ればいいですか?
シリーズ通算第73話「新しい日々」が第4期の第1話です。
第73話から追えば、第4期を冒頭から見ることができます。第92話は第4期第20話、第93話は第4期第21話に当たります。
執筆:篠原千鶴(アニメ愛好家・フリーランス校正者)
