『ヤニねこ』の出版社は講談社、掲載誌は『週刊ヤングマガジン』です。ヤンマガWebとマガポケにも公式掲載がありますが、雑誌とWebサービスでは役割が異なります。
作者は漫画家集団「にゃんにゃんファクトリー」。X(当時Twitter)で注目を集めた後、『週刊ヤングマガジン』での特別掲載を経て、2023年4月3日発売の2023年18号から本連載が始まりました。ヤンマガ+1
『ヤニねこ』はどこで連載?出版社と掲載先を整理
結論から整理すると、『ヤニねこ』の出版社は講談社、掲載誌は『週刊ヤングマガジン』です。
2026年8月21日時点で、ヤングマガジン公式作品ページには「ヤングマガジンにて連載中!」と明記されています。講談社の公式書誌でも、単行本の掲載誌として「ヤングマガジン」が示されています。ヤンマガWeb+1
検索するとヤンマガWebやマガポケも表示されるため、初めて調べる方には少々分かりにくいかもしれません。まずは次のように分けると整理しやすくなります。
知りたいこと 答え
出版社 講談社
掲載誌 『週刊ヤングマガジン』
作者 にゃんにゃんファクトリー
公式Web掲載 ヤンマガWeb
アプリ・Web掲載 マガポケ
単行本レーベル ヤンマガKCスペシャル
既刊 第13巻まで(2026年8月21日時点)
ヤンマガWebには『ヤニねこ』の作品ページが設けられており、「月曜更新」と案内されています。また、マガポケにも同作の公式ページがあり、こちらでは「無料話更新:毎週木曜」「最新話更新:毎週月曜」と表示されています。ヤンマガ+1
したがって、「ヤニねこは何の雑誌に載っている?」という疑問には『週刊ヤングマガジン』、「ネットではどこで読める?」という疑問にはヤンマガWebやマガポケと答えるのが適切です。
ここで大切なのは、「掲載誌」と「現在読めるサービス」を同じ意味として扱わないことです。
校正の仕事では、よく似た言葉ほど、その指している範囲を分けて確認します。『ヤニねこ』についても、「出版社」「掲載誌」「Web掲載先」「単行本レーベル」を分けるだけで、検索結果に複数の名前が出てくる理由がすっきり見えてきます。
なお、本稿では媒体名や発売日を曖昧な二次情報だけに頼らず、2026年8月21日時点のヤングマガジン公式作品ページ、ヤンマガWeb、マガポケ、講談社公式書誌を照合して整理しています。
『ヤニねこ』の連載はいつ始まった?Xから本連載までの経緯
『ヤニねこ』の正式な本連載は、2023年4月3日発売の『週刊ヤングマガジン』2023年18号から始まりました。ヤンマガ
ただし、作品そのものはそこから突然始まったわけではありません。
ヤンマガWebが2023年3月6日に公開した本連載化の告知によると、『ヤニねこ』のアカウントは2022年11月ごろに開設され、Twitter時代のSNSで投稿されるたびに注目を集めていました。ヤンマガ
その後、2023年2月に『週刊ヤングマガジン』へ特別掲載されます。
当初は全3回の短期集中連載という位置づけでしたが、掲載後の反響を受け、本連載への移行が決まりました。ヤンマガWebの公式告知でも、特別掲載が好評だったことを受けて本連載化すると説明されています。ヤンマガ
流れを時系列で整理すると、次のようになります。
- 2022年11月ごろ:Twitterで『ヤニねこ』のアカウントが開設
- 2023年2月:『週刊ヤングマガジン』で特別掲載
- 当初は全3回の短期集中連載を予定
- 特別掲載への反響を受けて本連載化が決定
- 2023年4月3日:2023年18号から本連載開始
講談社の単行本第1巻の公式書誌を見ると、この経緯をさらに具体的に確認できます。
第1巻の「初出」には、『ヤングマガジン』2023年第12号~第14号と、第18号~第26号が記載されています。つまり、第12号~第14号の3回分が特別掲載、その後の第18号から正式な連載へ移ったという区切りを書誌情報からも読み取れます。講談社

この点は、『ヤニねこ』の歩みを理解するうえで重要です。
単に「SNSで人気になった漫画を編集部がそのまま連載化した」というより、SNSでの反響に加え、実際に雑誌へ3回掲載し、その反応を経て本連載が決定したからです。
当時のヤングマガジン編集長・鈴木一司氏も、本連載化を伝える公式記事で、独特な内容の作品が読者から予想以上に歓迎されたことへの驚きと感謝を示しています。ヤンマガ
私は、この「特別掲載」という一段階を挟んでいる点に注目しています。
SNSで数字が伸びることと、週刊漫画誌の読者に継続して受け入れられることは必ずしも同じではありません。『ヤニねこ』の場合は、実際の誌面掲載によって読者との相性を確かめたうえで本連載へ進んだ、と見るのが事実関係に即した捉え方でしょう。
ヤンマガWebとマガポケの違いは?『ヤニねこ』をWebで読む場合
ヤンマガWebとマガポケのどちらにも、『ヤニねこ』の公式掲載があります。
一方で、両サービスの更新表示や無料公開の仕組みは同じではありません。ここを押さえておくと、「なぜ同じ作品のページが複数あるのか」という疑問も解消しやすくなります。
ヤンマガWebでは『ヤニねこ』を継続公開
ヤンマガWebの公式作品ページには作者「にゃんにゃんファクトリー」とともに、『ヤニねこ』が掲載され、「月曜更新」と案内されています。ヤンマガ
初期の公開履歴も残っており、2023年2月20日に「1mg」、2月27日に「2mg」、3月6日に「3mg」が公開されました。
本連載開始日の2023年4月3日には「4mg」が公開されています。ヤンマガ
この履歴は、紙の『週刊ヤングマガジン』だけでなく、Webでも作品が継続的に届けられてきたことを示しています。
なお、「mg」は『ヤニねこ』で使われている独自のエピソード表記です。
最新の公開話数や無料対象は更新によって変化するため、この記事では「現在の最新話は○mg」と固定していません。長く参照できる媒体情報と、その都度変わる無料範囲・公開話数は分けて扱うほうが正確だからです。
マガポケでは無料話と最新話の更新表示が異なる
講談社の漫画アプリ・Webサービス「マガポケ」にも、『ヤニねこ』の公式作品ページがあります。
マガポケでは、「無料話更新:毎週木曜」「最新話更新:毎週月曜」と案内されています。作者名義はヤンマガWebと同じく「にゃんにゃんファクトリー」です。マガポケ
このため、ヤンマガWebとマガポケを同じ日に開いても、無料で読める範囲や画面上の案内が完全に一致するとは限りません。
「一方だけ更新が遅れている」と即断するのではなく、サービスごとの公開条件を確認する必要があります。

ここで、記事の中心となる区別をもう少し厳密にしておきましょう。
ヤングマガジン公式作品ページでは『ヤニねこ』を「ヤングマガジンにて連載中」と案内しています。一方、ヤンマガWebとマガポケにも公式の閲覧ページがあります。ヤンマガWeb+2ヤンマガ+2
つまり、掲載誌を知りたいときと、読む方法を知りたいときでは参照すべき情報が違うのです。
この整理は一見地味ですが、「ヤニねこ どこで連載」「ヤニねこ マガポケ」「ヤニねこ ヤンマガWeb」と異なる言葉で検索した際に情報が食い違って見える理由を理解するうえで役立ちます。
無料公開される話数や必要ポイントなどは変更される可能性があるため、実際に読む際には各公式サービスで最新表示を確認してください。
『ヤニねこ』の単行本はどの出版社?第13巻まで刊行
『ヤニねこ』の単行本の出版社も講談社です。
レーベルはヤンマガKCスペシャル。講談社公式書誌によると、第13巻の紙版と電子版は2026年8月6日に発売されました。作品の公式既刊一覧には2026年8月21日時点で「全13件」と表示されています。講談社+1
第1巻は2023年8月4日発売です。発売後には重版が決まり、ヤンマガWebが2023年8月18日に公式ニュースとして伝えています。講談社+1
ここで注目したいのは、単に「13巻まで出ている」という冊数だけではありません。
講談社の書誌に記された「初出」を第1巻と第13巻で比較すると、『ヤニねこ』の商業化後の掲載構造がよく見えます。
第1巻には『ヤングマガジン』2023年第12号~第14号、第18号~第26号と『ヤンマガWeb』2023年4月~6月が記録されています。講談社
一方、第13巻では、『ヤングマガジン』2026年第15号~第25号と『ヤンマガWeb』2026年3月~5月が「初出」として記載されています。講談社
つまり、Xで知られるようになった作品ではあるものの、商業連載に移行してからは、雑誌掲載とヤンマガWebでの公開を組み合わせる形が第13巻の時点まで継続していることが公式書誌から確認できます。
これは、「SNS発の漫画」という紹介だけでは見えにくい部分です。
入口はSNSでしたが、その後の作品は講談社の漫画として雑誌、Web、単行本という複数の経路で継続的に届けられてきました。私は、この変化こそ『ヤニねこ』の媒体情報を整理する際の重要なポイントだと考えています。
なお、2024年には「次にくるマンガ大賞2024」コミックス部門で第13位に入り、講談社公式の作品ページにもその実績が掲載されています。さらに2026年にはテレビアニメ化され、ヤングマガジン公式でも2026年7月2日からの放送開始が案内されました。講談社+1
これらは連載先そのものを示す情報ではないため、ここでは補足にとどめます。
ただ、アニメから原作を知った方が「原作漫画はどこで連載しているのだろう」と検索する機会が増える意味では、現在この媒体情報を整理しておく意義は大きいでしょう。
なぜ『ヤニねこ』はヤングマガジンで定着した?事実から考える
ここからは、公式情報を踏まえた筆者としての考察です。
私が『ヤニねこ』の連載経緯で最も重視したいのは、全3回の特別掲載から本連載へ移ったという事実です。
SNSで注目されていたことだけなら、瞬間的な話題性だった可能性も残ります。
しかし『ヤニねこ』は、実際に『週刊ヤングマガジン』へ掲載された後の反響を受け、本連載化しました。さらに第1巻は重版となり、2026年8月時点では第13巻まで刊行されています。ヤンマガ+2ヤンマガ+2
この流れを見る限り、少なくとも「SNSで話題になった」という一度の出来事だけで現在まで展開してきた作品ではありません。
SNSで注目される段階、雑誌の読者に試される段階、継続連載として読まれる段階、単行本として蓄積される段階を順に通ってきた作品だと捉えられます。
ここは、以前の記事で述べた「SNS向けの強さが長期連載につながったのではないか」という感想だけで終わらせず、確認できる数字と書誌情報から考えたいところです。
2023年2月の3回の特別掲載から2023年4月の正式連載へ進み、2023年8月には第1巻が発売。その後、2026年8月6日には第13巻まで到達しています。ヤンマガ+2講談社+2
さらに、第1巻と第13巻の双方で『ヤングマガジン』とヤンマガWebが初出として記録されている点も見逃せません。
私はここに、『ヤニねこ』が「SNSから紙の雑誌へ移った作品」という一方向の物語だけでは説明できない面白さを感じます。
むしろ実態に近いのは、SNSで発見され、雑誌で連載作品として定着し、Webでも継続的に読者へ届けられている漫画という見方でしょう。
「どこで連載しているのか」と「どこで読者が作品に出会うのか」は、現在では必ずしも一致しません。
Xで知る読者もいれば、『週刊ヤングマガジン』から入る読者もいます。ヤンマガWebやマガポケ、単行本から知る人もいるでしょう。2026年にはテレビアニメという新しい入口も加わりました。ヤンマガWeb
そのように入口が増えても、媒体情報を確認する基準は変わりません。
出版社は講談社、掲載誌は『週刊ヤングマガジン』。WebではヤンマガWebとマガポケにも公式掲載があり、単行本はヤンマガKCスペシャルから刊行されている。
この四点を分けて理解すれば、『ヤニねこ』の掲載情報で迷うことはかなり少なくなるはずです。
今後、Webサービスの無料範囲や最新公開話数、更新予定日は変化していく可能性があります。
一方、出版社や掲載誌、連載開始までの経緯は作品の基本情報として残ります。校正者として媒体表記を確認する立場からも、変わりにくい書誌情報と、日々変化する配信情報を分けて読むことが、最も誤解の少ない調べ方だと考えます。
まとめると、『ヤニねこ』はにゃんにゃんファクトリーによる、講談社『週刊ヤングマガジン』掲載の漫画です。
2022年11月ごろにSNSで注目され、2023年2月の全3回の特別掲載を経て、2023年4月3日発売の2023年18号から本連載が始まりました。ヤンマガWebとマガポケにも公式掲載があり、単行本はヤンマガKCスペシャルから2026年8月時点で第13巻まで刊行されています。ヤンマガ+1
「どこで連載?」なら『週刊ヤングマガジン』、「出版社は?」なら講談社。「Webでどこから読める?」ならヤンマガWebやマガポケ、と目的ごとに分けて考えるのが分かりやすいでしょう。
よくある質問
『ヤニねこ』の出版社はどこですか?
講談社です。
単行本は講談社のヤンマガKCスペシャルから刊行されています。2026年8月6日に第13巻が紙版・電子版ともに発売され、講談社公式では全13巻が確認できます。講談社+1
『ヤニねこ』は何の雑誌で連載していますか?
『週刊ヤングマガジン』です。
ヤングマガジン公式作品ページでも「ヤングマガジンにて連載中」と案内されています。本連載は2023年4月3日発売の2023年18号から始まりました。ヤンマガWeb+1
『ヤニねこ』はヤンマガWebやマガポケでも読めますか?
はい。ヤンマガWebとマガポケの双方に公式掲載があります。
ヤンマガWebは作品ページで「月曜更新」、マガポケは「無料話更新:毎週木曜」「最新話更新:毎週月曜」と案内しています。無料公開範囲や必要ポイントなどは変更されることがあるため、閲覧時には各サービスの最新表示を確認してください。ヤンマガ+1
執筆:篠原千鶴(アニメ愛好家・フリーランス校正者)

