『ヤニねこ』は2026年8月23日時点で完結しておらず、打ち切りの公式発表も確認できません。
ヤンマガWebでは8月21日に「400mg」が公開され、次回は8月24日予定です。「作者死亡」についても、原作名義・にゃんにゃんファクトリーの死亡を理由に作品が終了したという公式情報はなく、別作品『サツドウ』原作者・雪永ちっち氏の訃報との混同には注意が必要です。ヤンマガ+1
『ヤニねこ』は完結した?2026年8月23日の最新連載状況
結論から言えば、『ヤニねこ』は現在も連載中です。最終回・完結・打ち切りを知らせる公式告知は確認できません。
ヤンマガWebの公式作品ページには「月曜更新」と記載され、2026年8月21日に「400mg」が公開されています。その先には「次回公開予定:2026/08/24(月)」と明記されています。ヤンマガ+1
直近では8月3日に396mg、8月7日に397mg、8月17日に398mg、8月19日に399mg、8月21日に400mgが公開されました。
8月7日から17日までは10日間空いていますが、その後に398mg、399mg、400mgと新しい話が続き、さらに8月24日の次回予定も設定されています。更新間隔の一部分だけを見て「終了した」と判断する状況ではありません。ヤンマガ
作品の時間軸も押さえておきましょう。ヤンマガWebでは2023年2月20日に「1mg」が公開され、同年の『ヤングマガジン』18号から雑誌連載が始まりました。もともとはSNSで注目された作品が商業連載へ進み、2026年には400mgまで積み重ねられています。ヤンマガ+1
単行本も継続して刊行されています。講談社の公式書誌では、『ヤニねこ』第13巻が2026年8月6日に発売。160ページ、ISBNは9784065444801と案内されています。講談社の既刊一覧でも第13巻が確認できます。講談社+1
ただし、「新刊が出たから連載中」「アニメ化したから打ち切りではない」とだけ考えるのは十分ではありません。完結後に最終巻が発売される作品もあれば、アニメ放送と原作の完結時期が重なる作品もあるからです。
そこで本稿では、打ち切り説を判断する材料を証拠の強さで整理します。
- 最も強い材料:原作の最新話が公開され、次回更新日まで公式に示されていること
- 強い材料:出版社・編集部から完結、最終回、打ち切りの告知が出ていないこと
- 補助材料:第13巻の刊行や2026年のTVアニメ展開が続いていること
- 弱い材料:検索候補やSNS上で「打ち切り」と検索・投稿されていること
この順序で見ると、2026年8月23日現在の判断はかなり明確です。
検索欄に「打ち切り」と表示されることより、ヤンマガWebに400mgと次回更新予定が存在することのほうが、連載状況を判断する根拠としてははるかに直接的です。
出典:ヤンマガWeb『ヤニねこ』作品ページ(2026年8月23日確認)、講談社『ヤニねこ(13)』書誌情報。ヤンマガ+1
『ヤニねこ』はなぜ打ち切りと検索される?2023年の騒動を整理
「ヤニねこ 打ち切り」と検索される直接の原因について、講談社やヤングマガジン編集部が説明した資料は確認できません。
検索候補がどの投稿や出来事から形成されたのかを外部から断定することも困難です。ただし、『ヤニねこ』の周辺で「打ち切り」という言葉が実際に使われることになった経緯の一つとして、2023年の中傷問題があります。
この問題は情報の出所を三つに分けると、誤解しにくくなります。
公式に確認されたのは「悪質な投稿があったこと」
2023年9月7日、講談社のヤングマガジン編集部は、『ヤニねこ』作者のにゃんにゃんファクトリーと関係者に対し、Xをはじめとするインターネット上で攻撃的かつ悪質な投稿が複数確認されていると発表しました。
講談社は事態を重く受け止め、弁護士に相談して法的措置を講じる方針も示しています。ORICON NEWSは同日、ヤングマガジン編集部の発表内容を報じました。オリコンニュース(ORICON NEWS)+1
ここで重要なのは、編集部が公式に確認したのは作者らへの悪質な投稿の存在であり、後にインターネット上で語られた投稿者の身元や個々の疑惑まで、この発表で公式認定したわけではないという点です。
「悪質な投稿が存在した」という一次情報と、「誰が行ったのか」という別の論点は分けて扱う必要があります。
雪永ちっち氏をめぐる内容は第三者による告発・報道
2023年11月下旬には、情報発信者の滝沢ガレソ氏が、『サツドウ』原作者の雪永ちっち氏と『ヤニねこ』作者への中傷をめぐる内容をXで発信しました。
週刊女性PRIMEは2023年12月2日、その投稿を基に一連の疑惑を報道しています。同記事では、『ヤニねこ』を終わらせることや作者の引退を求める趣旨の投稿が複数アカウントから行われたとされています。週刊女性PRIME
この報道は、「ヤニねこ」と「打ち切り」という二つの語がインターネット上で結び付きやすくなった背景を考える材料にはなります。
しかし、第三者の告発を基にした報道と、出版社による公式認定は同じではありません。
週刊女性PRIMEがヤングマガジン編集部に一連の疑惑を問い合わせた際も、編集部は当時、具体的な回答を控える趣旨の返答をしています。したがって、報道された疑惑すべてを確定した事実として扱うことはできません。週刊女性PRIME
雪永ちっち氏本人は疑惑の一部を否定していた
一方、スポニチは2023年11月24日、雪永ちっち氏が自身のSNSで、拡散されていた情報の一部を否定したと報じています。
雪永氏は『ヤニねこ』作者に一部批判を行ったことで講談社側と話し合っていたことは認めながら、スパムを使った悪質な中傷への関与や手紙の筆跡鑑定への関与などを否定しました。また、自身の作品『サツドウ』についても、当時は打ち切りの話が出ていないと主張しています。スポーツニッポン
したがって2023年の件は、「編集部が公式確認した悪質な投稿」「第三者が報じた投稿者に関する疑惑」「名指しされた側の反論」を混ぜずに読む必要があります。
これは単なる慎重論ではありません。主語を取り違えると、「『ヤニねこ』を打ち切れという投稿があった」という話が、いつの間にか「『ヤニねこ』が打ち切りになった」という全く別の情報へ変わってしまうからです。

実際の『ヤニねこ』は、この問題が表面化した2023年9月以降も連載を継続しました。2026年8月には400mgまで公開されています。ヤンマガ+1
私は、この時間軸そのものが重要だと考えます。
過去に「打ち切り」を求める趣旨の投稿があったことと、出版社が作品を打ち切ったことは同義ではありません。2026年現在の連載状況を知りたい場合、2023年の騒動よりも現在の公式作品ページを優先して判断するのが適切です。
出典:ヤングマガジン編集部発表を報じたORICON NEWS(2023年9月7日)、スポニチ(2023年11月24日)、週刊女性PRIME(2023年12月2日)。オリコンニュース(ORICON NEWS)+2スポーツニッポン+2
「ヤニねこ 作者死亡」は本当?雪永ちっち氏の訃報との違い
「ヤニねこ 作者死亡」という検索語については、まず誰を「作者」と呼んでいるのかを確認する必要があります。
『ヤニねこ』の公式な原作名義は「にゃんにゃんファクトリー」です。TVアニメ公式サイトでも原作欄には一貫して同名義が記載されています。TVアニメ『ヤニねこ』公式サイト
さらに、2026年2月2日に公開されたアニメ化コメントでは「作者一同」という表現が使われています。つまり、少なくとも公式情報上、にゃんにゃんファクトリーを一人の個人名と同じように扱うのは正確ではありません。TVアニメ『ヤニねこ』公式サイト
2026年7月31日のABEMA TIMESの記事でも、にゃんにゃんファクトリーは複数の漫画家からなるグループとして紹介され、公開されている構成員として荒井小豆氏、みき郎氏、おさとう氏の名前が挙げられています。ABEMA TIMES
したがって「にゃんにゃんファクトリーが死亡した」という検索語の理解自体に注意が必要です。
にゃんにゃんファクトリーの死亡を理由として『ヤニねこ』が完結・休載したという公式発表は確認できません。
むしろ、2026年2月2日には原作名義でアニメ化コメントが公開され、7月2日には、にゃんにゃんファクトリーによる描き下ろしイラストを使用した「手洗いうがい」推進ポスター企画がアニメ公式サイトで発表されています。TVアニメ『ヤニねこ』公式サイト+1
そして原作漫画も8月21日の400mgまで更新されています。
では、死亡情報そのものが全く存在しないのかというと、そうではありません。『ヤニねこ』をめぐる2023年の報道で名前が並んだ人物の中に、後に亡くなった漫画原作者がいます。
それが、『サツドウ』原作者の雪永ちっち氏です。
2024年3月25日、ヤングマガジン側は雪永ちっち氏の逝去を公表しました。それに伴い、『サツドウ』の連載終了も発表されています。
ORICON NEWSは同日、ヤングマガジン公式サイトの発表を基に、雪永氏の訃報と『サツドウ』の終了を報道。スポニチも同様に公式発表を伝えています。オリコンニュース(ORICON NEWS)+1
整理すると、2023年に『ヤニねこ』作者への悪質な投稿が問題となり、その後の第三者報道で雪永ちっち氏の名前が『ヤニねこ』と同じ文脈に登場しました。そして2024年3月、雪永氏の訃報が公式に発表された、という順番です。
この時間軸が検索時に混ざれば、『ヤニねこ』と「作者死亡」という語が誤って結び付けられる余地はあります。
ただし、「これが検索候補の発生原因である」と証明する資料はありません。ここはあくまで混同が起こり得る背景として考えるべきでしょう。
また、ヤングマガジン側が公表した雪永氏の訃報では、死因は明らかにされていません。2023年の騒動との因果関係についても、確認できる公式情報はありません。根拠のない推測を加えるべきではない部分です。オリコンニュース(ORICON NEWS)
つまり「ヤニねこ 作者死亡」を調べている方が押さえるべき答えは、次の二点に集約されます。
亡くなったことが公式発表されたのは『サツドウ』原作者の雪永ちっち氏です。
一方、『ヤニねこ』では2026年にもにゃんにゃんファクトリー名義の公式活動と漫画更新が確認されており、作者の死亡を理由に作品が終了したという情報は確認できません。
出典:TVアニメ『ヤニねこ』公式サイト(2026年2月2日、7月2日)、ヤングマガジン公式発表を報じたORICON NEWS・スポニチ(2024年3月25日)。スポーツニッポン+3TVアニメ『ヤニねこ』公式サイト+3TVアニメ『ヤニねこ』公式サイト+3
第13巻とTVアニメは打ち切り説を否定する証拠になる?
2026年の『ヤニねこ』は、原作漫画以外の展開も活発です。
講談社からは8月6日に単行本第13巻が発売されました。さらにTVアニメは、TOKYO MXとBS11で2026年7月2日から毎週木曜日24時30分に放送されています。AT-Xでは7月25日から毎週土曜日24時30分に放送されています。講談社+1
配信についても、TVアニメ公式サイトではNetflixなど各配信サービスで7月2日から順次開始と案内されています。
また一部話数には、地上波向けの「オンエア版」と、作品の演出意図を尊重した「邪竜解放版」が用意され、「邪竜解放版」はAT-Xや一部配信サービスで提供されています。TVアニメ『ヤニねこ』公式サイト
アニメーション制作はバイブリーアニメーションスタジオ、監督は木村拓氏、脚本はあおしまたかし氏、キャラクターデザインは松浦力氏。ヤニねこ役を夏吉ゆうこ氏が担当しています。TVアニメ『ヤニねこ』公式サイト+1
これらは、作品が2026年に大きなメディア展開を迎えていることを示します。
しかし、第13巻やアニメ化は「原作が今後もしばらく絶対に続く」という証明ではありません。
漫画はアニメ放送中でも完結することがありますし、新刊が出た直後に最終章へ入ることもあり得ます。したがって、アニメや単行本を連載継続の決定的な根拠にするのは適切ではありません。
ここに、検索情報を見極めるうえでの一つのポイントがあります。
「作品が盛り上がっているか」と「原作連載が現在続いているか」は、似ているようで別の問いです。
前者を見るなら第13巻やアニメ展開は有力な材料です。後者を見るなら、ヤンマガWebに最新話と次回更新予定があることを直接確認するほうが精度は高いでしょう。
私が『ヤニねこ』の打ち切り説を現時点で支持しにくいと考える最大の理由も、アニメ化の華やかさではありません。
8月21日に400mgが公開され、8月24日という具体的な次回日付まで出版社の公式ページに示されている。その事実が最も大きいのです。ヤンマガ

『ヤニねこ』は今後いつ完結する?打ち切り説から考える見通し
ここからは、2026年8月23日までに確認できる公式情報を基にした私見です。
『ヤニねこ』の具体的な完結時期は公表されていません。
そのため、「第14巻で終わる」「2026年中に完結する」「あと数年は続く」といった時期を事実として示すことはできません。
一方、現時点で近い将来の打ち切りを積極的に示す兆候も確認できません。
とりわけ注目したいのは、8月7日の397mgから8月17日の398mgまで10日間の間隔が空いた後、8月19日に399mg、8月21日に400mgが公開され、さらに8月24日の次回予定が設定された点です。ヤンマガ
更新間隔が一時的に広がっただけなら、それ自体を「終了の兆候」と評価することはできません。むしろ、その後の更新が実際に続いていることまで含めて判断すべきです。
筆者としては、今回のような「打ち切り説」を確認するとき、情報を一次情報に近い順に並べることが最も有効だと考えています。
出版社の作品ページに次回更新予定がある。この情報は強い。
新刊やアニメ展開が続いている。これは補強材料になる。
過去に作品の打ち切りを求める投稿があった。これは作品周辺で起きた出来事ではあっても、編集部の連載判断そのものではない。
検索候補に「打ち切り」「作者死亡」と表示される。これは「その語で検索する人がいる」ことを示す手掛かりにはなっても、作品の状態を証明する資料にはなりません。
この証拠の序列を崩さないことが、『ヤニねこ』について錯綜した情報を読むうえで大切です。
特に本作は、2023年の中傷問題、雪永ちっち氏をめぐる第三者の告発と本人の反論、その後の雪永氏の訃報という、互いに主語の異なる出来事が検索結果上で近接しやすい作品です。
検索画面では数文字の関連語に圧縮されてしまいますが、実際の出来事は一本の物語ではありません。
「『ヤニねこ』作者への悪質な投稿が確認された」こと、「雪永氏に疑惑が向けられた」こと、「雪永氏が一部を否定した」こと、「雪永氏が2024年に亡くなった」こと、「『ヤニねこ』が2026年現在も更新されている」ことは、それぞれ別々に確認すべき事実です。
私は、この切り分けこそが今回の検索テーマで最も重要な部分だと考えます。
また、『ヤニねこ』は明確な最終目標へ一直線に進む長編冒険作品というより、ヤニねこたちの日常や人間関係を短いエピソードとして積み重ねるコメディです。ヤンマガWebでも「ギャグ・コメディ」「日常」などのジャンルに分類されています。ヤンマガ
その作品構造上、物語だけから「そろそろ最終回だろう」と外部の読者が正確に予測するのは難しいでしょう。
だからこそ、完結時期については物語上の憶測より、今後のヤングマガジンやヤンマガWebによる正式な告知を待つのが確実です。
現時点で言えるのは、完結時期は未発表であり、8月24日の次回公開予定が設定されているというところまでです。
まとめ|『ヤニねこ』は完結・打ち切りではなく2026年も連載中
『ヤニねこ』は2026年8月23日時点で完結しておらず、打ち切りを知らせる公式発表も確認できません。
ヤンマガWebでは8月21日に400mgが公開され、次回は8月24日予定。講談社からは8月6日に第13巻が発売され、TVアニメも2026年7月から放送・配信されています。ヤンマガ+2講談社+2
「打ち切り」という言葉については、2023年に作者らへの悪質な投稿が問題となり、第三者報道では作品終了を求める趣旨の投稿があったことも伝えられています。
しかし、それは『ヤニねこ』が実際に打ち切られたという意味ではありません。投稿者をめぐる疑惑についても、出版社が公式確認した範囲、第三者による告発、雪永ちっち氏本人の反論を分けて扱う必要があります。オリコンニュース(ORICON NEWS)+2週刊女性PRIME+2
「作者死亡」については、『サツドウ』原作者の雪永ちっち氏が2024年3月に亡くなったことが公式に発表されています。
一方、『ヤニねこ』の公式原作名義はにゃんにゃんファクトリーで、2026年にも原作者コメントや描き下ろしイラストが公開され、漫画本編も更新されています。『ヤニねこ』作者の死亡を理由に作品が終了したという公式情報は確認できません。オリコンニュース(ORICON NEWS)+2TVアニメ『ヤニねこ』公式サイト+2
検索候補は疑問を見つける入口にはなりますが、答えそのものではありません。
『ヤニねこ』について現在確認できる最も直接的な答えは、400mgまで公開済みで、次の更新日も示されている連載作品であるということです。
よくある質問
『ヤニねこ』は完結していますか?
いいえ。2026年8月23日時点では完結していません。
ヤンマガWebで8月21日に400mgが公開され、次回公開予定として8月24日が表示されています。ヤンマガ
『ヤニねこ』は打ち切りになったのですか?
打ち切りになったことを示す公式発表は確認できません。
2023年には作者らへの悪質な投稿が問題となり、作品終了を求める趣旨の投稿があったとも報じられましたが、作品はその後も連載を継続し、2026年8月には400mgまで公開されています。オリコンニュース(ORICON NEWS)+2週刊女性PRIME+2
「ヤニねこ 作者死亡」は本当ですか?
『ヤニねこ』の原作名義・にゃんにゃんファクトリーの死亡を理由に連載が終了したという公式情報は確認できません。
2024年3月に亡くなったことが発表されたのは、過去の『ヤニねこ』関連報道にも名前が登場した別作品『サツドウ』の原作者・雪永ちっち氏です。にゃんにゃんファクトリー名義では2026年にも公式コメント、描き下ろしイラスト、漫画本編の更新が確認できます。オリコンニュース(ORICON NEWS)+2TVアニメ『ヤニねこ』公式サイト+2
執筆:篠原千鶴(アニメ愛好家・フリーランス校正者)

