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サムライトルーパー声優まとめ!草尾毅ら歴代キャストを紹介

1988年の初代五勇士と2026年の新世代サムライトルーパーが向かい合う世代継承のイメージ キャラクター・声優

『サムライトルーパー』の声優は、2026年版で草尾毅さんら旧作キャスト3人が初代五勇士を続投し、石橋陽彩さんら新世代5人が新たな物語を担っています。旧五勇士では羽柴当麻と伊達征士の声優が交代しており、単純な復刻ではなく「継承と更新」を両立した配役が特徴です。

2026年1月6日に放送・配信を開始した完全新作TVアニメ『鎧真伝サムライトルーパー』は、1988年版から続く世界を舞台に、新旧のサムライトルーパーが交差する作品です。この記事では、旧作と2026年版の主要声優を公式情報に基づいて比較し、真田遼役・草尾毅さんの続投やキャスト交代が作品にどのような意味を与えているのかまで整理します。

サムライトルーパーの声優は誰?旧作と2026年版を一覧で比較

結論から整理すると、2026年版『鎧真伝サムライトルーパー』には新世代5人の声優に加え、1988年版の初代サムライトルーパーたちも登場します。

特に検索時に混同しやすいのが、初代五勇士のうち「同じ声優が続投した人物」と「新しい声優へ交代した人物」です。

区分 キャラクター 1988年版 2026年版
新世代 凱 ― 石橋陽彩
新世代 上杉魁人 ― 榎木淳弥
新世代 北条武蔵 ― 村瀬歩
新世代 北条大和 ― 武内駿輔
新世代 石田紫音 ― 熊谷健太郎
初代 真田遼 草尾毅 草尾毅
初代 羽柴当麻 竹村拓 野島裕史
初代 伊達征士 中村大樹 置鮎龍太郎
初代 毛利伸 佐々木望 佐々木望
初代 秀麗黄 西村智博 西村朋紘

1988年版の公式記録では、烈火のリョウを草尾毅さん、水滸のシンを佐々木望さん、天空のトウマを竹村拓さん、金剛のシュウを西村智博さん、光輪のセイジを中村大樹さんが担当しています。

一方、2026年版では真田遼を草尾毅さん、毛利伸を佐々木望さん、秀麗黄を西村朋紘さんが担当し、羽柴当麻は野島裕史さん、伊達征士は置鮎龍太郎さんが演じています。

したがって初代五勇士だけを見ると、整理は次の通りです。

  • 旧作から続投:真田遼/草尾毅、毛利伸/佐々木望、秀麗黄/西村朋紘
  • 声優交代:羽柴当麻/竹村拓→野島裕史
  • 声優交代:伊達征士/中村大樹→置鮎龍太郎

ここで注意したいのが秀麗黄です。

1988年版では「西村智博」、現在は「西村朋紘」という名義ですが、これは別の声優ではありません。西村さん本人が名義を変更しているため、秀麗黄も旧作から同じ演者が担当していると考えるのが正確です。公式の30周年記念企画でも、西村朋紘さんが秀麗黄役の旧キャストとして出演しています。

この点を曖昧にすると、「旧作から2人続投なのか3人続投なのか」が分かりにくくなります。声優一覧を見る際には、現在の名義だけで判断しないことが大切です。

そして、この3人続投・2人交代という非対称な形こそ、2026年版のキャスティングを読み解く重要な手掛かりだと私は考えています。


1988年『鎧伝サムライトルーパー』五勇士の声優は草尾毅・竹村拓ら

旧作『鎧伝サムライトルーパー』の物語を支えた中心人物は、真田遼、羽柴当麻、伊達征士、毛利伸、秀麗黄の5人です。

公式サイトに残るTVシリーズの記録では全39話が確認でき、5人の異なる戦士が集結して妖邪帝王・阿羅醐らと戦う物語が描かれました。

真田遼/烈火のリョウ:草尾毅

初代の中心人物である真田遼、烈火のリョウを演じたのは草尾毅さんです。

遼は炎のヨロイギア「烈火」を発動し、「仁」の心を持つ戦士。2026年版の公式キャラクター紹介でも「初代サムライトルーパーの中心的存在」と明記されています。

そして2026年版でも、真田遼の声を担当しているのは草尾毅さんです。

新作では、かつての主人公として思い出の中にだけ存在するのではなく、ナスティ柳生とともにDSTで若きトルーパーを育成する教官として登場します。しかも現役のサムライトルーパーでもあり、有事には自ら鎧をまとって戦える人物として設定されています。

ここは非常に重要です。

2026年版の遼は、単なる「昔の人気キャラクターのサービス出演」ではありません。新世代を育てる立場へ移った旧主人公として、物語上の役割そのものが年月に合わせて更新されているのです。

羽柴当麻/天空のトウマ:竹村拓から野島裕史へ

旧作で天空のトウマこと羽柴当麻を演じたのは竹村拓さんです。

1988年版だけでなく、その後のOVA『外伝』『輝煌帝伝説』『MESSAGE』でも竹村さんが羽柴当麻を演じており、長期間にわたってキャラクターを支えてきました。

2026年版では、羽柴当麻役を野島裕史さんが担当しています。

公式発表では、2026年3月に放送された第12話への初代サムライトルーパー登場に合わせて当麻の新キャストも紹介されました。野島さん自身も作品名に懐かしさを覚えたこと、そして自分がトウマを演じることへの驚きをコメントしています。

これは旧作の声を模倣するための配役ではなく、2026年の物語に生きる当麻を新しい演者が受け取る形だと見る方が自然でしょう。

伊達征士/光輪のセイジ:中村大樹から置鮎龍太郎へ

光輪のセイジこと伊達征士を旧作で演じたのは中村大樹さんです。

OVA作品でも中村さんが引き続き征士を担当しており、旧シリーズを通じて一貫したキャストでした。

2026年版では、伊達征士役を置鮎龍太郎さんが担当しています。

当麻と征士の2人が新キャストとなったことで、2026年版は「初代メンバーを全員オリジナルキャストで復活させる」という方向には進みませんでした。

個人的には、この判断が新作を単なる同窓会作品にしないための一つの境界線になっているように感じます。

毛利伸/水滸のシン:佐々木望

水滸のシンこと毛利伸を担当するのは佐々木望さんです。

1988年版からOVAシリーズまで佐々木さんが担当し、2026年版でも同じく毛利伸役としてキャストに名を連ねています。

30年以上を隔てた新作で同じ演者が同じ人物を演じることには、単なる懐かしさ以上の意味があります。

視聴者が耳にする声そのものに、実際に経過した年月が刻まれているからです。

秀麗黄/金剛のシュウ:西村智博から西村朋紘の名義へ

金剛のシュウこと秀麗黄は、旧作で西村智博さんが担当しました。

2026年版のキャスト表では西村朋紘さんと記載されていますが、先ほど触れた通り同一人物です。

検索結果だけを急いで確認すると「シュウも声優が交代した」と誤認しやすいため、旧作と2026年版を比較する際には特に気を付けたいところです。

※画像はAIによるイメージ

『鎧真伝サムライトルーパー』2026年新世代5人の声優は?

2026年版の主人公チームは、旧作の5人を若返らせたり、同じ人物として再設定したりしたものではありません。

凱、上杉魁人、北条武蔵、北条大和、石田紫音という新たな5人が、現代のサムライトルーパーとして物語を担います。

凱:石橋陽彩

主人公・凱役は石橋陽彩さんです。

公式設定によると凱は14歳で、サムライトルーパーとしての資質を見いだされ、「灼熱」の鎧をまとって妖邪と戦うことになります。

第1話時点では、妖邪界の襲撃から35年が経過した世界でDSTが次世代のサムライトルーパー育成を進めており、そこへ再び妖邪界からの侵攻が始まります。

つまり凱たちは、初代五勇士と似た服を着せられただけの後継者ではありません。

「初代が守った世界の35年後を生きる若者たち」として位置付けられています。

ここに、1988年版を知る視聴者と2026年版から入る視聴者の双方が同じ物語へ参加できる仕組みがあります。

上杉魁人:榎木淳弥

上杉魁人役は榎木淳弥さんです。

新世代5人は、旧作五勇士と人数こそ同じですが、名前も人間関係も異なります。

旧シリーズをなぞるのではなく、「5人の異なる若者が鎧をまとい、一つのチームとして戦う」という骨格を継承している点が特徴です。

長く続く作品の後継作では、設定や固有名詞を増やすほど新規視聴者には入りにくくなります。その点、本作は「5人の戦士」という覚えやすい構図を残しており、旧作の形式を新規視聴者への案内板として機能させているように見えます。

北条武蔵:村瀬歩

北条武蔵役は村瀬歩さんです。

第1話の公式あらすじでは、妖邪による人間界への侵攻に際し、武蔵ら現サムライトルーパーが迎撃に向かうことが示されています。

ここからも分かる通り、新世代の物語は凱一人だけを中心に進めるのではなく、既に動き始めているチームへ凱が関わる構造を持っています。

声優陣にもそれぞれ異なる声質の演者を置くことで、5人の会話を聞くだけでも人物の違いがつかみやすくなっています。

北条大和:武内駿輔

北条大和役は武内駿輔さんです。

武蔵と大和という姓を共有する人物が同じチームに存在することも、初代五勇士とは異なる人間関係を示す要素です。

新世代を「旧作キャラクターの対応表」として見るより、まず2026年版独自の人物として捉えた方が、物語を理解しやすいでしょう。

石田紫音:熊谷健太郎

石田紫音役は熊谷健太郎さんです。

石橋陽彩さん、榎木淳弥さん、村瀬歩さん、武内駿輔さん、熊谷健太郎さんという5人は、キャラクターソング企画でも新世代サムライトルーパーとしてそろって歌唱しています。

これは声優情報を確認するうえで興味深い点です。

1988年版の『サムライトルーパー』は、キャラクターと声優の結びつきが作品外にも広がっていった歴史を持ちます。2026年版でもキャラクターソングを通じて「演じる声」と「歌う声」が作品世界を補強しており、声優を単なる台詞担当にとどめないシリーズの性格が現代的な形で受け継がれています。


草尾毅は真田遼を続投|新旧主人公を「声」でつなぐ意味とは?

2026年版のキャストで最も象徴的なのは、やはり真田遼役・草尾毅さんの続投でしょう。

ただし、その価値は「昔と同じ声が聞ける」という一点だけではありません。

現在の遼はDSTで若いサムライトルーパーを育てる立場にあり、凱という新主人公とは世代も役割も異なります。

1988年には自らが物語の中心で戦っていた少年が、2026年には次世代を支える人物になった。

キャラクターの成長と演者に流れた現実の時間が重なっていることが、草尾さん続投の大きな意味だと私は感じます。

2026年6月1日に石橋陽彩と草尾毅がそろって登壇

新旧主人公の関係は、イベント展開にも表れています。

2026年6月1日、新宿ピカデリーで「若と遼と一緒♡上映会」が開催され、凱役の石橋陽彩さんと真田遼役の草尾毅さんが登壇しました。

上映されたのは第1クール第9話から第12話。公式告知でも、灼熱のガイと烈火のリョウという「炎」のサムライトルーパーを演じる2人が、第1クールを振り返る企画として位置付けられていました。

ここには宣伝以上の象徴性があります。

新主人公の声優と旧主人公の声優が並ぶことで、作品が何を継ぎ、何を新しくしたのかが視覚的にも分かるからです。

1988年版の遼を否定して凱を立てるのでもなく、遼の人気だけに頼って凱を脇へ追いやるのでもない。

この二世代を同時に成立させようとする構造が、『鎧真伝』の特徴です。

第6話では1988年版の映像に草尾毅の新録音声

さらに興味深いのが、第1クール第6話冒頭の演出です。

草尾毅さんは上映会で、第6話冒頭に使用された『鎧伝サムライトルーパー』第1話の武装シーンについて、映像は旧作のものながら音声は新たに収録したものだったと明かしています。

これは、2026年版の「継承」を考えるうえで非常に象徴的な例です。

映像は過去のまま。しかし声は現在の草尾さんが演じ直している。

過去をそのまま再生するのではなく、昔の映像へ現在の演技を重ね直すことで、作品の歴史そのものを2026年へ接続しているのです。

校正という仕事では、古い文章を現代の表記へ改める際、すべてを書き換えればよいとは限りません。残すべき響きと、現在に合わせて整える部分を見極める必要があります。

私は『鎧真伝』のキャスティングにも、それに近い編集感覚を感じます。

残す声、新しく託す声、過去の映像へ現在の声を重ねる演出。その選択の違いが、35年以上という時間そのものを作品の表現に変えています。

※画像はAIによるイメージ

ナスティ柳生・山野純・妖邪界・天導界の声優は?

2026年版は、新旧サムライトルーパーだけを押さえれば十分という作品ではありません。

DST、旧作から続く人物、妖邪界の十勇士、第2クールで本格的に登場する天導界まで、非常に多くの声優が参加しています。

ナスティ柳生と山野純は声優が交代

旧作でナスティ柳生を演じたのは日下部かおりさん、山野純を演じたのは渡辺久美子さんです。

両者はOVA『外伝』『輝煌帝伝説』『MESSAGE』にも登場し、それぞれ同じキャストが担当していました。

2026年版では、ナスティ柳生を木下紗華さん、山野純を下野紘さんが演じています。

ここでも、キャラクターは旧作からつながっていても声優は必ずしも同じではありません。

したがって『鎧真伝』を見る際には、「キャラクターの続投」と「声優の続投」を別々に考えると整理しやすくなります。

DSTには増田俊樹・Lynn・直田姫奈

新世代を支えるDST側では、織田龍成を増田俊樹さん、新垣美麗をLynnさんが担当しています。

第2クールのキャストには鳴海楓役として直田姫奈さんも加わっています。

公式キャラクター一覧ではDSTに真田遼も所属しており、旧主人公を新世代の組織側へ配置したことが分かります。

旧作キャラクターをただ戦場へ呼び戻すのではなく、「次代を準備する組織」という現代的な枠組みの中へ置き直した点は、新作ならではの再構成です。

妖邪帝王・羅真我と十勇士の声優

2026年版で妖邪帝王・羅真我を演じるのは小西克幸さんです。

配下の十勇士には次の声優が起用されています。

  • サスケ:佐藤拓也
  • サイゾウ:鳥海浩輔
  • カマノスケ:寺島拓篤
  • セイカイニュードー:杉田智和
  • イサニュードー:天﨑滉平
  • ネヅ:鈴村健一
  • アナヤマ:沢城千春
  • ウンノ:竹内良太
  • カケイ:遠藤大智
  • モチヅキ:熊谷俊輝

公式では、2025年12月23日に残る十勇士のキャストが発表され、「十勇士、完全集結」として告知されました。

敵側にこれほど多くの声優を配置する場合、視聴者が人物を混同する危険もあります。

そこで重要になるのが声の輪郭です。

人物の姿、武器、行動だけでなく、声質や話し方そのものが「今しゃべっているのは誰か」を判断する手掛かりになります。大人数の群像劇では、声優の個性が情報整理の役割まで担うのです。

第2クールでは坂本真綾・子安武人ら天導界キャストが参加

『鎧真伝サムライトルーパー』第2クールは2026年7月7日から放送・配信を開始しました。

第1クールの出来事から3か月後を舞台に、妖邪界だけではなく「天導界」が物語へ大きく関与していきます。

天導界側の主要キャストは次の通りです。

  • ヤシマノサグメ:坂本真綾
  • インメイ:子安武人
  • ゴメイ:前野智昭
  • シメイ:遠藤綾
  • ガイメイ:白熊寛嗣

いずれも公式キャスト表で確認できます。

ここで興味深いのは、単純に登場人物を増やしただけではないことです。

第1クールの妖邪界とは異なる勢力が前面へ出るタイミングで、新たな声優陣がまとまって加わっています。

筆者としては、これは勢力の変化を「声の景色」の変化としても聞かせる設計だと考えています。


サムライトルーパー声優の継承は何が特別?35年以上の時間から考察

ここからは、公式情報として確認できる事実と区別しながら、長年アニメを見てきた一視聴者として考察します。

『サムライトルーパー』の2026年版キャストで最も興味深いのは、「旧キャストを何人呼び戻したか」という人数そのものではありません。

全員続投でも、全員交代でもないことです。

真田遼、毛利伸、秀麗黄は旧作から同じ演者。

羽柴当麻と伊達征士は新しい演者。

ナスティ柳生や山野純も新キャストになりました。

一見すると統一感のない方法にも見えます。

けれども私は、この不均一さにこそ本作の誠実さが表れていると感じます。

「全員同じ」にしなかったから続編として時間が見える

もし初代キャラクターを全員オリジナルキャストでそろえれば、旧作ファンにとって非常に分かりやすい喜びになります。

反対に全キャストを変更すれば、2026年の新作として一から人物像を構築しやすくなるでしょう。

『鎧真伝』はその中間にあります。

変わらない声と、変わった声が同じ画面の中に存在する。

その結果、視聴者は「昔のままではない」という事実を耳からも感じることになります。

35年以上が過ぎれば、作品の視聴者も演者も社会も変化します。

本作はその時間差を消すのではなく、むしろ作品の中へ持ち込んでいるように見えるのです。

真田遼は「懐かしい主人公」から「次世代を育てる人物」へ

なかでも真田遼の扱いは象徴的です。

公式設定では、遼はナスティとともにDSTで若いトルーパーを育成する教官です。そして現役戦士でもあります。

つまり2026年版は、遼を若い頃とまったく同じ立場へ戻してはいません。

かつて助けられ、仲間とともに成長しながら戦った人物が、今度は若い世代を送り出す側へ移る。

この役割の変化があるからこそ、草尾毅さんの現在の声にも意味が生まれます。

若い頃の声を完全に再現できるかどうかだけを基準に聞く必要はありません。

人物もまた年月を重ねたのであれば、演者が現実に積み上げた時間を含んだ声は、むしろ現在の遼を成立させる材料になります。

新しい視点は「声優交代」ではなく「時間の役割分担」

旧作と新作を比較するとき、検索ではどうしても「誰が続投した」「誰が変更された」という二択になりがちです。

しかし私は、もう一段違う見方ができると考えます。

それは、2026年版では声優それぞれが異なる形で「時間」を表現しているということです。

草尾毅さん、佐々木望さん、西村朋紘さんは、同じ役を再び演じることで時間の連続性を伝える。

野島裕史さんや置鮎龍太郎さんは、役を新しく受け継ぐことで時間による変化を示す。

石橋陽彩さんら新世代は、過去そのものを背負うのではなく、その先にある現在を演じる。

三つの役割が同じ作品の中に共存しています。

そのため『鎧真伝』の声優一覧は、単なる出演者名簿として見るより、作品が過去・現在・未来をどう配置しているかを示す設計図として眺めた方が面白いのです。

声優が作品世界の「時間軸」になる珍しさ

アニメーションの映像は保存されます。

1988年当時のリョウは、今見ても1988年当時の姿のままです。

一方、声を演じる人間は現実の時間を生き続けます。

だからこそ、第6話で旧作の映像に現在の草尾毅さんによる新録音声を重ねた演出は象徴的でした。

絵は昔。

声は今。

同じ一つの場面に二つの年代が重なっています。

私はこの構造に、『鎧真伝サムライトルーパー』という作品の姿勢が凝縮されているように感じました。

旧作を上書きするのではなく、旧作をそのまま神聖視するのでもない。

過去を残しながら、現在の表現を重ねて次へ渡す。

それは「続編」という言葉を、物語だけでなく制作そのものによって表した方法ではないでしょうか。


まとめ:サムライトルーパー声優は旧作3人続投、新世代5人へ継承

『サムライトルーパー』の声優を整理すると、1988年版の初代五勇士は、真田遼役・草尾毅さん、羽柴当麻役・竹村拓さん、伊達征士役・中村大樹さん、毛利伸役・佐々木望さん、秀麗黄役・西村智博さんでした。

2026年の『鎧真伝サムライトルーパー』では、凱役・石橋陽彩さん、上杉魁人役・榎木淳弥さん、北条武蔵役・村瀬歩さん、北条大和役・武内駿輔さん、石田紫音役・熊谷健太郎さんという新世代5人が登場しています。

初代五勇士では、真田遼役の草尾毅さん、毛利伸役の佐々木望さん、秀麗黄役の西村朋紘さんが同じ演者として続投しました。

一方、羽柴当麻は竹村拓さんから野島裕史さんへ、伊達征士は中村大樹さんから置鮎龍太郎さんへ引き継がれています。

さらに、旧作のナスティ柳生と山野純も2026年版では木下紗華さん、下野紘さんへ交代。敵側には小西克幸さん、鳥海浩輔さん、杉田智和さん、鈴村健一さんらが参加し、第2クールでは坂本真綾さん、子安武人さん、前野智昭さん、遠藤綾さん、白熊寛嗣さんら天導界のキャストも加わりました。

2026年版の声優構成を端的に言えば、「旧作の再現」ではなく「時間を受け継ぐための新旧共存」です。

昔と同じ声を残した人物がいる一方、新しい声へ託された人物もいる。そして中心には石橋陽彩さん演じる凱ら新世代がいる。

この三層を同時に置くことで、『鎧真伝サムライトルーパー』は懐かしさだけに留まらず、2026年の物語として前へ進んでいます。

声優一覧を確認したうえで作品を見るなら、「旧作と同じ声か」という点だけでなく、その声がこの作品の時間の中でどの役割を担っているのかにも耳を傾けてみてください。

キャスティングそのものから、35年以上を隔てて作品を継承する難しさと、その丁寧な答えが見えてくるはずです。


よくある質問

真田遼/烈火のリョウの声優は誰ですか?

真田遼/烈火のリョウの声優は草尾毅さんです。

1988年版で主人公を担当し、2026年版『鎧真伝サムライトルーパー』でも真田遼を演じています。新作の遼はDSTで若いトルーパーを育成する教官であり、現役のサムライトルーパーでもあります。

2026年『鎧真伝サムライトルーパー』の主人公・凱の声優は誰ですか?

主人公・凱の声優は石橋陽彩さんです。

新世代では上杉魁人を榎木淳弥さん、北条武蔵を村瀬歩さん、北条大和を武内駿輔さん、石田紫音を熊谷健太郎さんが担当しています。

初代サムライトルーパー5人は2026年版でも同じ声優ですか?

全員が同じ声優ではありません。

真田遼の草尾毅さん、毛利伸の佐々木望さん、秀麗黄の西村朋紘さんは旧作と同じ演者です。一方、羽柴当麻は竹村拓さんから野島裕史さんへ、伊達征士は中村大樹さんから置鮎龍太郎さんへ交代しています。

執筆:篠原千鶴(アニメ愛好家・フリーランス校正者)