パペットスンスンの公式な作者・原作名義は「PUPPET SUNSUN/パペットスンスン」で、個人の本名は確認できません。
フジテレビのテレビ版では「原作:パペットスンスン」、CHOCOLATE Inc.の公式コンテンツページでは「Creator : PUPPET SUNSUN」と記載されています。CHOCOLATE Inc.や青松拓馬監督は重要な制作関係者ですが、公開クレジット上では原作・作者名義とは別の役割です。CHOCOLATE Inc.+1
パペットスンスンの作者は誰?公式クレジットで分かる4つの事実
「パペットスンスンは誰が作ったのか」と調べると、CHOCOLATE Inc.、青松拓馬さん、PUPPET SUNSUNと複数の名前が出てくるため、少々分かりにくく感じます。
結論から言えば、個人名を無理に一人へ絞るのではなく、公式クレジットで示されている役割を分けて理解することが重要です。
2026年8月18日時点で、パペットスンスン公式サイト、CHOCOLATE Inc.公式ページ、株式会社チョコレイトが配信主体となった企業発表、フジテレビの番組発表、フジテレビe!ショップの映像商品情報を確認すると、主要な情報は次のように整理できます。
知りたいこと 公式情報から確認できる内容
作者・クリエイター名義 PUPPET SUNSUN/パペットスンスン
作者個人の本名 今回確認した公式資料では記載を確認できない
CHOCOLATE Inc. キャラクター展開に関わり、テレビ版では制作プロダクション
青松拓馬さん 『めざましテレビ』内ショートムービー版の監督
テレビ版の制作 PS committee。クレジット表記は「©PUPPET SUNSUN/PS committee」
特に重要なのが、CHOCOLATE Inc.自身のコンテンツページです。
同ページでは作品名「パペットスンスン」の下に「パペットスンスン + CHOCOLATE Inc.」「2019」と記され、さらにCREDIT欄には「Creator : PUPPET SUNSUN」とあります。会社側の公式ページで、クリエイター名義そのものがPUPPET SUNSUNと明示されているわけです。CHOCOLATE Inc.
(出典:CHOCOLATE Inc./「パペットスンスン」コンテンツページ/公開日表記なし)
もう一つの有力な根拠が、フジテレビが2025年5月21日に発表したショートムービー『パペットスンスン』のスタッフ情報です。
そこでは原作がパペットスンスン、プロデューサーが佐藤帆奈美さん、小橋美友さん、菅原花さん、監督が青松拓馬さん、制作プロダクションがCHOCOLATE Inc.と、それぞれ別の項目で整理されています。フジテレビ
(出典:フジテレビ/「大人気“スンスン”がテレビで放送決定!『めざましテレビ』初となるパペットのショートムービー!」/2025年5月21日)
この二つを合わせて読むと、検索で最も知りたい「作者は誰?」への現時点での回答は明快です。
公開されている公式名義はPUPPET SUNSUN/パペットスンスンであり、CHOCOLATE Inc.や青松拓馬さんを作者個人の名前として置き換える根拠はありません。
なお、フジテレビe!ショップが掲載する『パペットスンスン Vol.1』でも、原作はパペットスンスン、監督は青松拓馬さん、制作プロダクションはCHOCOLATE Inc.、制作はPS committeeと明確に分けられています。複数の公式資料で役割分担が一致していることは、判断材料として重みがあります。フジテレビe!ショップ
(出典:フジテレビe!ショップ/「パペットスンスン Vol.1 豪華版DVD」商品情報/公開日表記なし)
パペットスンスン作者の本名は?公式資料をどこまで確認できる?
では、「PUPPET SUNSUN」という名義の背後にいる人物の本名は公表されているのでしょうか。
今回確認した公式・企業一次情報の範囲では、作者個人の本名は確認できませんでした。 これは「作者が存在しない」という意味でも、「今後も永久に秘密」という意味でもありません。公開資料から判断できる範囲がそこまで、ということです。
この点で非常に参考になるのが、株式会社チョコレイトが2022年11月8日に発表した「CHOCOLATE CHARACTER LABEL」の資料です。
同社はこの日、次世代のキャラクターを生み出し、育て、後押しするレーベルとしてCHOCOLATE CHARACTER LABELを立ち上げ、既に同社がプロデュース・マネジメントしていたキャラクターに加えて、6才のパペット「パペットスンスン」が新たに参加すると発表しました。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES
(出典:株式会社チョコレイト/「チョコレイトによる次世代キャラレーベル『CHOCOLATE CHARACTER LABEL』が始動。クリエイター募集も開始」/2022年11月8日)
ここで注目したいのは、同じ発表資料の「キャラクター・クリエイターについて」という部分です。
ラッコズとけたくまには「作者:たかだべあ」、ブルーハムハムには「作者:有村泰志」、おぱんちゅうさぎとんぽちゃむには「作者:可哀想に!」と、作者名が明示されています。ところが、パペットスンスンの項目には個人の作者名が付かず、「パペットスンスン」という名称とキャラクター紹介が掲載されています。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES
これはかなり重要な比較です。
単に「資料に作者名を書く欄がなかった」のではありません。同じ資料の中で、ほかのキャラクターには作者名を記載しながら、パペットスンスンには個人名を記載していないからです。
さらに現在のCHOCOLATE CHARACTER LABEL公式ページでも、ラッコズには「TAKADABEAR」、ブルーハムハムには「TAISHI ARIMURA」とクリエイター名が併記される一方、パペットスンスンの表記は「PUPPET SUNSUN」です。CHOCOLATE Inc.
(出典:CHOCOLATE Inc./「CHOCOLATE CHARACTER LABEL」公式ページ/公開日表記なし)
そして先ほど触れたCHOCOLATE Inc.の個別コンテンツページでも、CREDITは「Creator : PUPPET SUNSUN」となっています。CHOCOLATE Inc.
このため、「本当の作者は○○という人物らしい」とSNSやまとめサイトなどの推測をつなぎ合わせるより、公式が現在どの名義をクリエイターとして掲げているかを基準にするほうが信頼できます。
私は校正者として資料を読む際、「書いていないこと」と「否定されたこと」を分けるよう心がけています。
今回も同じです。「本名が公式資料に書かれていない」は確認できますが、「作者が意図的に正体を隠している」「実名は絶対に公開されない」といった事情までは、確認した資料からは判断できません。
本記事で確認対象としたのは、パペットスンスン公式サイトの公開ページ、CHOCOLATE Inc.の作品・キャラクターページ、株式会社チョコレイト名義の企業発表、フジテレビの番組発表、フジテレビe!ショップの商品情報です。
個人による考察投稿や出典の確認できない「中の人」情報は、作者特定の根拠には含めていません。作者について調べる記事だからこそ、分からない部分を推測で埋めない姿勢が大切だと考えます。

パペットスンスンとCHOCOLATEの関係は?原作・制作・マネジメントを分けて考える
「パペットスンスン 作者」と検索した際、CHOCOLATE Inc.の名前を目にする機会が多いため、「CHOCOLATEがパペットスンスンを作った会社なのでは?」と考える方もいるでしょう。
実際、CHOCOLATE Inc.との関係は非常に深いものです。しかし、公式情報を丁寧に読むと、CHOCOLATE Inc.=作者名義ではありません。
まずCHOCOLATE Inc.の公式コンテンツページには、パペットスンスンが「パペットスンスン + CHOCOLATE Inc.」「2019」と掲載されています。
その一方、同じページのCREDIT欄では「Creator : PUPPET SUNSUN」とされています。つまり、一つのページ内でも「コンテンツに関わるCHOCOLATE Inc.」と「CreatorとしてのPUPPET SUNSUN」が分けられているのです。CHOCOLATE Inc.
この表記は、「誰が作者なのか」を考えるうえでかなり分かりやすい手掛かりです。
また、2022年11月8日のCHOCOLATE CHARACTER LABEL発足時、株式会社チョコレイトは同レーベルを「次世代のキャラクターを生み出し、育て、後押しする」ためのものと説明しました。発表では、SNS運用、グッズ展開、期間限定ポップアップ、コラボレーション、CM、MV、テレビ出演、LINEスタンプなど、幅広い事業展開をクリエイターとともに進める方針も示されています。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES
(出典:株式会社チョコレイト/「CHOCOLATE CHARACTER LABEL」発足プレスリリース/2022年11月8日)
つまりCHOCOLATE Inc.の役割は、単なる映像制作だけではありません。
キャラクターをさまざまな媒体や企業との企画へ広げ、長期的に育てるプロデュースやマネジメントの領域まで含んでいることが、同社自身の説明から分かります。
テレビ版になると、役割はさらに具体的です。
フジテレビの2025年5月21日付発表では、原作はパペットスンスン、監督は青松拓馬さん、制作プロダクションはCHOCOLATE Inc.。さらに映像商品の公式情報では、「制作:PS committee」とされています。フジテレビ+1
著作権表示についても、フジテレビの番組情報では「©PUPPET SUNSUN/PS committee」と記載されています。フジテレビ
ここから読み取れるのは、パペットスンスンというIPを一つの「作者」という言葉だけで説明しようとすると、実態をかえって見誤りやすいということです。
クリエイター・原作名義、キャラクターのプロデュースやマネジメント、映像制作、番組の監督、製作主体、権利関係を示すクレジットは、それぞれ異なる役割を表します。
これはキャラクターIPを見るときの大切なポイントです。
たとえば2022年のCHOCOLATE CHARACTER LABEL発表では、おぱんちゅうさぎの作者として可哀想に!さんが明記されながら、そのキャラクターをCHOCOLATE側がプロデュース・マネジメントする関係が説明されています。作者とプロデュース会社が別であることが、同じ公式資料の中から分かる例です。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES
パペットスンスンについても同じ読み方をすれば、CHOCOLATE Inc.が深く関与していることと、作者・Creator名義がPUPPET SUNSUNであることは矛盾しません。
むしろ、「CHOCOLATEが関係しているからCHOCOLATEが作者」と考えるのではなく、「どの資料で、どの役割として名前が出ているのか」を確認することが大切なのです。
私は、このクレジットの読み分けこそ今回の検索で最も重要な部分だと考えています。
法人が作品展開を支えていることと、その法人名が原作者・クリエイター名義になることは別です。パペットスンスンでは、公式が実際にその二つを別々に表記しているため、比較的明確に確認できます。
青松拓馬監督はパペットスンスンの作者?2019年からの時系列で確認
もう一つ検索時に混同しやすいのが、青松拓馬さんです。
結論として、青松拓馬さんは2025年に始まった『めざましテレビ』内ショートムービー版の監督であり、公式資料上の原作者とは別です。
フジテレビは2025年5月21日、『めざましテレビ』内でショートムービー『パペットスンスン』を同年7月2日から放送すると発表しました。
番組は毎週水曜日の7時40分ごろに放送する予定として発表され、同局によれば『めざましテレビ』が1994年4月に始まって以来、番組内でパペットのショートムービーを放送するのは初めてでした。フジテレビ
また、2025年5月時点でパペットスンスンのSNS総フォロワー数は200万人を超え、株式会社アイ・エヌ・ジー調べの「高校生が選ぶ『今一番好きなキャラクター』ランキング」では3位だったことも、フジテレビの発表で紹介されています。フジテレビ
テレビ進出によってスンスンを知った人が増えれば、番組スタッフの名前から作者を調べる検索が増えるのも不思議ではありません。
しかし、時系列を見ると両者を同一視できないことがさらに分かりやすくなります。
CHOCOLATE Inc.の公式コンテンツページでは、パペットスンスンの作品履歴として「2019」と記載されています。少なくとも今回確認できた同社の公式作品ページでは、パペットスンスンとCHOCOLATE Inc.の関係は2019年までさかのぼります。CHOCOLATE Inc.
その後、2022年11月8日にCHOCOLATE CHARACTER LABELが始動し、パペットスンスンが新たに参加しました。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES
2023年2月9日には、PUPPET SUNSUN公式サイトが『POPEYE』3月号からパペットスンスンのコミック連載が始まったことを告知しています。映像だけではなく、漫画へも作品世界が広がっていました。PUPPET SUNSUN 公式サイト
(出典:PUPPET SUNSUN公式サイト/「雑誌POPEYEにてコミック連載が開始しました」/2023年2月9日)
そして2025年7月2日、『めざましテレビ』で完全新作のショートムービーがスタートします。そのテレビ版の監督としてクレジットされたのが青松拓馬さんです。フジテレビ
映像商品『パペットスンスン Vol.1』では、さらに制作体制を詳しく確認できます。
監督は青松拓馬さん、撮影は米澤佳州子さん、照明は藤江立さん、美術は鈴木千佳子さん、オフライン編集は米倉哲さん、音響効果は金田良さん。映像プロデューサーとして加島貴彦さん、関原崇将さんもクレジットされています。フジテレビe!ショップ
こうして見ると、「テレビ版の監督=キャラクターを最初に生み出した作者」と考えられない理由は明確です。
パペットスンスンはテレビ版より前から公式作品履歴があり、コミックなどにも展開されてきました。青松拓馬さんは、その世界を2025年のテレビ向けショートムービーとして演出した監督と理解するのが、公開資料に最も忠実です。

私見|「作者を一人探す」よりクレジットの層を読むと構造が見える
ここからは、確認できた事実を踏まえた私見です。
パペットスンスンで特徴的なのは、単に「作者の本名が分からない」ことではありません。作品名、キャラクター名、クリエイター名義がPUPPET SUNSUNという一つの名前に集約されているように見える点だと私は考えています。
同じCHOCOLATE CHARACTER LABELの2022年資料には、「キャラクター名+作者個人名」という形ではっきり紹介される作品があります。
それに対してパペットスンスンには個人名がなく、現在のCHOCOLATE公式作品ページでもCreatorはPUPPET SUNSUNです。CHOCOLATE Inc.+1
この違いを「作者を隠すための戦略」と断定することはできません。そうした意図を説明した公式発言は、今回確認した資料にはないからです。
ただ、結果として私たちが作品へ接するとき、作家個人より先に「パペットスンスン」という世界そのものが前へ出る構造になっていることは確かです。
その一方で、作品がテレビ、漫画、SNS、グッズやコラボレーションへ広がるほど、現実の制作には多くの人と組織が加わります。
そこで「誰が作った?」という問いを一人の名前だけで解決しようとすると、原作、映像監督、制作会社、プロデュース会社、製作主体を一緒にしてしまいやすくなります。
私は校正の仕事でクレジットや固有名詞を確認するとき、「名前そのもの」だけでなく「その名前の前後に付いている肩書」を重視します。
今回なら、青松拓馬さんという名前だけを見るのではなく「監督」と読む。CHOCOLATE Inc.だけを見るのではなく「制作プロダクション」と読む。そしてPUPPET SUNSUNについては「Creator」、テレビ版ではパペットスンスンについて「原作」と読む。
この一語ずつを取り違えなければ、情報はかなりすっきり整理できます。
また、今後公式から作者個人について新しい情報が公開される可能性まで否定する必要はありません。
ただし、それまでは検索上の推測より、CHOCOLATE Inc.が掲げる「Creator : PUPPET SUNSUN」とフジテレビが掲げる「原作:パペットスンスン」を基準にするのが妥当だと考えます。CHOCOLATE Inc.+1
まとめ|パペットスンスンの作者名義はPUPPET SUNSUN
パペットスンスンを誰が作ったのか調べた結果、公式に確認できるクリエイター・原作名義は「PUPPET SUNSUN/パペットスンスン」です。
CHOCOLATE Inc.の公式作品ページには「Creator : PUPPET SUNSUN」、フジテレビのテレビ版スタッフ情報には「原作:パペットスンスン」と記載されています。CHOCOLATE Inc.+1
作者個人の本名については、今回調べた公式サイト、CHOCOLATE Inc.のページ、株式会社チョコレイトの企業発表、フジテレビの番組情報、映像商品情報では確認できませんでした。
CHOCOLATE Inc.は2019年の公式作品履歴からパペットスンスンとの関係が確認でき、2022年にはCHOCOLATE CHARACTER LABELへの参加を発表。テレビ版では制作プロダクションを担当しています。深く関わる会社であることは間違いありませんが、公式クレジットではCreatorや原作とは別です。CHOCOLATE Inc.+2プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES+2
青松拓馬さんも同様で、2025年7月2日に始まった『めざましテレビ』内ショートムービー版の監督です。パペットスンスン自体はそれ以前の2019年から公式作品履歴が確認できるため、青松さんをキャラクターそのものの原作者とする根拠はありません。CHOCOLATE Inc.+1
検索すると「作者」「会社」「監督」という言葉が一緒に並びやすい作品ですが、クレジットを一つずつ読めば関係は明瞭です。
PUPPET SUNSUNがクリエイター名義、パペットスンスンがテレビ版の原作名義、CHOCOLATE Inc.が制作・キャラクター展開に関わり、青松拓馬さんがテレビ版を監督する。
現時点では、この整理が公式情報に最も忠実な答えだと私は考えています。
よくある質問
パペットスンスンの作者の本名は何ですか?
今回確認した公式資料では、作者個人の本名は確認できません。
CHOCOLATE Inc.は公式作品ページで「Creator : PUPPET SUNSUN」とし、フジテレビはテレビ版を「原作:パペットスンスン」とクレジットしています。CHOCOLATE Inc.+1
パペットスンスンはCHOCOLATE Inc.が作ったのですか?
CHOCOLATE Inc.はパペットスンスンと深く関わっていますが、公式上のCreator・原作名義とは分けられています。
2025年のテレビ版では、原作がパペットスンスン、制作プロダクションがCHOCOLATE Inc.です。フジテレビ
青松拓馬さんがパペットスンスンの作者ですか?
公式情報では、青松拓馬さんは『めざましテレビ』内ショートムービー版の監督です。
同じスタッフ欄で原作はパペットスンスンと別に記載されているため、青松さんをキャラクターそのものの作者とする根拠は確認できません。フジテレビ
執筆:篠原千鶴(アニメ愛好家・フリーランス校正者)
