2026年9月20日時点の公式発表では、『アオのハコ』2期のキャストは続投7人と木戸夢佳役・青山吉能さんの計8人です。
『アオのハコ Season2』は2026年10月4日からTBS系全国28局ネットで毎週日曜午後4時30分より放送予定。猪股大喜役の千葉翔也さん、鹿野千夏役の上田麗奈さん、蝶野雛役の鬼頭明里さんら、第1期からの主要キャストが引き続き出演します。
『アオのハコ』2期の声優は誰?2026年9月20日時点の8人一覧
2026年9月20日時点で、Season2公式サイトのキャスト欄に掲載されている全キャストは8人です。 そのうち7人が第1期からの続投、1人がSeason2から加わる木戸夢佳役・青山吉能さんとなっています。
キャラクター 声優 Season2での扱い
猪股大喜 千葉翔也 続投
鹿野千夏 上田麗奈 続投
蝶野雛 鬼頭明里 続投
笠原匡 小林千晃 続投
針生健吾 内田雄馬 続投
守屋菖蒲 市ノ瀬加那 続投
松岡一馬 梶裕貴 続投
木戸夢佳 青山吉能 新キャスト
ここで注意したいのは、「続投が7人」とは、現時点でSeason2公式キャスト欄に掲載されている第1期出演者が7人という意味であり、第1期のほかの声優が降板したという意味ではないことです。
第1期の公式キャスト欄には、西田諒介役の坂田将吾さん、船見渚役の永瀬アンナさん、島崎にいな役の結川あさきさん、兵藤将太役の小野友樹さん、遊佐柊仁役の小野賢章さん、守屋花恋役の白石晴香さんらも掲載されています。一方、2026年9月20日時点のSeason2欄には、これらの名前は掲載されていません。
したがって、現段階で正確なのは「出演しない」と断定することではなく、Season2については未発表のキャストがいると捉えることです。今後のエピソードや追加発表に伴い、掲載キャストが増える可能性もあります。
声優情報を調べる際、「名前がまだ出ていない」と「続投しない」は似ているようで、意味がまったく違います。校正者として文章の事実関係を確認する立場から見ても、この境界を曖昧にしないことは大切だと感じます。
そして何より重要なのは、大喜・千夏・雛という物語の中心を担ってきた3人を、千葉翔也さん、上田麗奈さん、鬼頭明里さんが引き続き演じることです。
『アオのハコ』は派手な出来事だけで感情を説明する作品ではありません。短い返事、言葉にするまでの間、相手を見つめる時間といった細部の積み重ねが、登場人物の関係を少しずつ変えていきます。
その作品で同じ声優陣が続投することは、単なるキャスト表上の継続以上の意味を持ちます。第1期25話で積み上げてきた「この人物なら、こう話す」という視聴者の記憶を、Season2へそのまま持ち込めるからです。第1期が全25話であることは、公式のBlu-ray&DVD第6巻が第21話から第25話を収録していることからも確認できます。
大喜・千夏・雛の声優は続投|第1期の具体的な場面から見る演技
猪股大喜役は千葉翔也さん
主人公・猪股大喜役は千葉翔也さんが続投します。
大喜は中高一貫のスポーツ強豪校・栄明高校の男子バドミントン部員で、毎朝自主練のため体育館へ通うほど競技に真っすぐな少年です。一つ上の女子バスケットボール部員・鹿野千夏に思いを寄せ、千夏の両親の海外転勤をきっかけに同じ家で暮らすことになります。
千葉さんの演技で私が印象深く感じるのは、大喜を必要以上に「完成された主人公」に見せないところです。
たとえば第9話「応援するよ」では、バドミントンのシングルスで遊佐に大敗した大喜が落ち込みながらも、期末試験や練習と向き合っていきます。公式あらすじにも、大喜が敗戦後の落胆を隠しきれないことが記されています。
この時期の大喜は、努力しているからすぐ結果が出る人物ではありません。それでも競技にも千夏への気持ちにも逃げずに向き合う。その不器用さを含んだ若さが、千葉さんの芝居によって人物の説得力につながっていたと私は感じました。
Season2でも、この「真っすぐだが、いつも正解を選べるわけではない」という大喜の輪郭がどう深まるかが注目点です。
鹿野千夏役は上田麗奈さん
鹿野千夏役も上田麗奈さんが続投します。
千夏は女子バスケットボール部で活躍する大喜の一つ上の先輩です。大喜にとっては憧れの存在ですが、第1期を通して、競技への責任や将来への思いを抱えた一人の高校生としての姿も描かれてきました。
上田さんの千夏で私が特に意識して聞いてきたのは、感情をすべて台詞の強さに変えないことです。
第2話「インターハイ行ってください」では、大喜が千夏の部活動への覚悟を目の当たりにし、自分もインターハイを目指そうと決意します。この時点から、千夏は大喜にとって恋愛対象であるだけでなく、「努力する理由を与える人」でもありました。
千夏は雄弁に心情を説明する人物ではありません。そのため声量を大きく変えるより、言葉を置く間や柔らかな話し方の変化が意味を持ちます。
校正の仕事では、書かれている言葉だけでなく、文章の前後や「あえて書かなかったこと」まで確認します。千夏の演技を追うときにも、同じように台詞と台詞の間へ注意を向けると、感情の動きをより味わいやすいと感じています。
蝶野雛役は鬼頭明里さん
蝶野雛役は鬼頭明里さんが引き続き担当します。
雛は大喜の同級生で、新体操部に所属する少女です。親しい友人として大喜と過ごしてきましたが、物語が進むにつれて自らの恋心と向き合うことになります。
第25話「それでも」では、大喜が中途半端な態度では雛を傷つけると考え、告白への返事をしたあとの時間が描かれました。公式あらすじでも、大喜が翌朝になっても雛を気にかけながら、自分の気持ちに真っすぐでいようとする様子が説明されています。
重要なのは、恋の返事が出たからといって、人間の感情までその瞬間に終わるわけではないことです。
2026年9月6日のSeason2ワールドプレミアでも、鬼頭さんは雛について、大喜への感情を瞬時に切り替えられるわけではなく、その後の向き合い方に注目してほしいという趣旨を語っています。オフィシャルレポートは9月8日に公開されました。
第1期の結末を「恋愛の勝敗」で区切らず、返事を受けた後も一人の少女の人生が続いていくと捉えている点に、『アオのハコ』の人物描写の誠実さが表れているように思います。
匡・針生・菖蒲・松岡も続投
大喜たちを取り巻く4人も、第1期と同じ声優です。
- 笠原匡:小林千晃さん
- 針生健吾:内田雄馬さん
- 守屋菖蒲:市ノ瀬加那さん
- 松岡一馬:梶裕貴さん
匡は大喜の理解者であり、ときに冷静な助言をする存在。針生は全国クラスの実力を持つ男子バドミントン部の先輩で、競技面から大喜を成長させる人物です。
菖蒲と松岡が加わったことで、第1期後半では恋愛関係も単純な三角形ではなくなりました。
『アオのハコ』2期を見る際は「大喜と千夏がどうなるか」だけでなく、周囲の人物の言葉が二人の判断をどう変えるかにも耳を傾けると、声優陣の続投が持つ意味をより感じられるでしょう。

『アオのハコ』2期の新キャスト・青山吉能が演じる木戸夢佳とは?
Season2で新しく加わるのが、木戸夢佳役の青山吉能さんです。
夢佳は千夏がミニバスケットボールをしていた頃の元チームメイトで、恵まれたバスケットボールの才能を持ち、千夏自身も憧れていた選手です。青山さんの起用は2026年3月28日に公式発表され、同日のAnimeJapan 2026で公開されたSeason2ティザーPVには夢佳のキャラクターボイスも使用されました。
この人物設定は、Season2の声優情報を考えるうえで非常に重要です。
第1期では、大喜が千夏を見上げる構図から物語が始まりました。視聴者も自然に大喜の視点へ寄り添い、「憧れられる千夏」を見てきたことになります。
ところが夢佳は、その千夏が憧れていた相手です。
誰かの目にはまぶしく映る人にも、かつて追いかけた背中がある。この視点が加わることで、千夏は「大喜の憧れの先輩」という一方向の像から、さらに立体的な人物へ変わっていきます。
青山さんは2026年7月3日、米ロサンゼルスで行われたAnime Expo 2026の「Blue Box Official Panel」にも登壇しました。Anime Expo公式スケジュールでは、日本語版の木戸夢佳役・青山吉能さんと、英語吹き替え版の大喜役・Zach Aguilarさんの参加が案内されています。
同イベントの公式レポートでは、青山さんに加えてプロデューサーの松隈洋人さんも登壇し、会場には約800人が集まったと報告されています。青山さんがSeason2放送前から海外公式イベントの中心に置かれたことからも、夢佳が新シーズンで注目される人物であることがうかがえます。
さらに9月6日のTOHOシネマズ日比谷で行われたSeason2ワールドプレミアでは、青山さんが千葉翔也さん、上田麗奈さん、鬼頭明里さん、小林千晃さんと登壇。Season2第1話・第2話の先行上映とキャストトークが行われました。
そこで青山さんは、夢佳について、挫折や悔しい経験を持つ人ほど共感できる心理描写があるという趣旨を説明しています。
上田さんも夢佳との掛け合いについて、表面に現れているものとは別の思いが夢佳の内側に見えるという趣旨を語っており、二人の関係が単純な昔の友人関係ではないことを示しています。
さらにイベントでは、第26話の一部を千葉さん、上田さん、青山さんが生アフレコしました。大喜と千夏の前に夢佳が現れる場面が演じられ、会場から拍手が送られたことも公式レポートに記されています。
この一連の情報から考えると、夢佳が物語へ持ち込むのは、新しい恋愛関係だけではなさそうです。
才能があるとはどういうことか。挫折した後も競技とどう向き合うのか。そして、かつて憧れた相手が変わっていたとき、何を思うのか。
夢佳の存在によって、Season2では『アオのハコ』の「スポーツ」の側面が、恋愛感情とより強く結びついていくのではないかと私は見ています。
青山吉能さんは『ぼっち・ざ・ろっく!』の後藤ひとり役などでも知られていますが、夢佳に求められるのは、単純な明るさや弱さとは異なる複雑な内面表現でしょう。
ワールドプレミアで青山さん自身が、収録を「戦い」のように感じたという趣旨を語っている点も印象的です。筆者としては、夢佳の強い言葉そのものより、その言葉を発するまでにどのような感情が折り重なっているのかを聞き取りたいと思っています。

『アオのハコ Season2』はいつから?放送時間・主題歌・制作体制
『アオのハコ Season2』は、2026年10月4日(日)からTBS系全国28局ネットで毎週日曜午後4時30分より放送開始予定です。
この放送日時は2026年3月28日のAnimeJapan 2026で発表され、8月26日に公開されたSeason2のメインPVでも改めて案内されました。
8月26日に発表された主題歌は、オープニングテーマがaikoさん「あなたの花の色」、エンディングテーマがエルスウェア紀行「blue in」です。
声優を中心にSeason2を追う方に、もう一つ知っておいていただきたいのが制作体制の変更です。
第1期では矢野雄一郎さんが監督、テレコム・アニメーションフィルムがアニメーション制作を担当しましたが、Season2では監督が酒向大輔さん、アニメーション制作がエレクトリックサーカスへ変更されています。美術監督は石田杏里さん、編集は岡崎由美佳さんです。
一方で、キャラクターデザイン・総作画監督の谷野美穂さん、シリーズ構成・脚本の柿原優子さん、色彩設計の今野成美さん、撮影監督の川下裕樹さん、音響監督の明田川仁さん、音楽の大間々昂さんらは引き続き名を連ねています。
声優記事としてこの変更を押さえておきたい理由は、同じ演技でも演出によって受ける印象が変わるためです。
一つの台詞の前に何秒の沈黙を置くのか。表情のアップをどこまで見せるのか。音楽を入れるのか、それとも無音で聞かせるのか。こうした設計は、声優の演技を視聴者がどう受け止めるかに深く関係します。
9月6日のワールドプレミアで、千葉さんはSeason1を経た大喜や千夏の表情・空気感がより深く伝わるようになったという趣旨を語り、上田さんもキャラクターの細かな表情やコミカルな掛け合いに触れています。
主要声優は変えず、映像制作の中心には変化がある。
私はこの組み合わせを、Season2の重要な観察点だと考えています。第1期で築いた人物の声の記憶を保ちながら、新しい映像演出がどのようにキャラクターの別の表情を引き出すのかを見る楽しみがあるからです。
声優続投と木戸夢佳の加入はSeason2で何を意味する?【考察・まとめ】
ここからは、2026年9月20日までに公表された設定やイベントでのキャスト発言を踏まえた私見です。
『アオのハコ』2期の声優情報で最も興味深い点は、第1期で築いた主要人物の声を維持しながら、千夏の過去につながる夢佳だけに新しい声が加わることだと私は考えています。
第1期25話を通して、視聴者の中にはすでに声と人物の記憶ができています。
千葉翔也さんの声から大喜の真っすぐさを思い出し、上田麗奈さんの静かな話し方から千夏の慎重さを感じ、鬼頭明里さんの明るさの奥に雛の切実さを聞き取る。声優の続投とは、こうした記憶をSeason2へ持ち越せるということでもあります。
そこへ、視聴者にとって新しい青山吉能さんの夢佳が入ってきます。
物語の上でも、夢佳は大喜が知らなかった千夏の過去から現れる人物です。つまり、大喜にとっての「知らない千夏」と、視聴者にとっての「まだ聞き慣れない夢佳の声」が同時に現れる構造になっています。
私はここに、声優キャスティングと物語の面白い重なりを感じます。
そして夢佳の登場によって、千夏の立場も反転します。
これまで大喜が見上げていた千夏にも、かつて見上げていた相手がいた。
この事実が加わるだけで、千夏は「才能ある先輩」という一枚の絵ではなくなります。誰かに憧れ、その背中を追い、自分なりに競技を続けてきた時間を持つ人物として見えてきます。
9月8日公開のワールドプレミア・オフィシャルレポートでは、上田さんが、Season2では千夏の心が大きく揺れ、夢佳とのエピソードを通してこれまでとは異なる表情が見えてくるという趣旨を語っています。青山さんも、夢佳が千夏や大喜との関係を変えていく重要な人物だと説明しました。
この発言を踏まえると、Season2は単に新キャラクターを増やすのではなく、夢佳という人物を通して、すでに知っている千夏をもう一度見直す物語になる可能性が高いでしょう。
また、第1期では恋愛と部活動が別々の要素として描かれていたわけではありません。
競技で失敗すれば自信が揺らぎ、その感情が人との距離にも影響する。反対に、誰かの言葉に救われることで、もう一度競技へ向かうことができる。
恋愛とスポーツが互いに人物の心を照らすからこそ、『アオのハコ』は一方だけでは説明しにくい作品になっています。
夢佳が持つ「才能」「憧れ」「挫折」という要素は、その二つの軸をさらに強く結び直す存在になりそうです。
声優という観点から見れば、青山さんが夢佳の強さだけでなく、強い言葉の奥にある迷いや傷をどの程度声へ滲ませるのかが大きな見どころになると私は考えます。
一方、第1期から続投する7人には、変化し続ける人物を「同じ声のまま変えていく」という役割があります。
同じ千夏の声なのに、第1期序盤とSeason2では聞こえ方が違う。同じ雛の声なのに、大喜との関係が変わった後では明るい一言の意味が違って感じられる。
その変化を積み重ねられることこそ、長いシリーズでキャストが続投する大きな魅力です。
2026年9月20日時点で公式に発表されている『アオのハコ Season2』の声優は8人。第1期から千葉翔也さん、上田麗奈さん、鬼頭明里さん、小林千晃さん、内田雄馬さん、市ノ瀬加那さん、梶裕貴さんの7人が続投し、新たに木戸夢佳役として青山吉能さんが加わります。
放送は2026年10月4日から、TBS系全国28局ネットで毎週日曜午後4時30分開始予定です。
声優陣の顔触れだけなら「7人続投+1人加入」という簡潔なニュースです。しかし、その新しい一人が千夏の過去と競技への思いに結びついているところに、Season2の物語上の意味があります。
第1期で積み重ねられた声の記憶と、夢佳という新しい声。その二つが交わったとき、これまで知っていた大喜や千夏たちがどのように違って見えるのか。私はそこを、Season2で丁寧に確かめたいと思っています。
事実確認に用いた主な公式発表
キャスト・スタッフについては、2026年9月20日時点のTVアニメ『アオのハコ』公式サイト「Staff/Cast」Season1・Season2欄を確認しました。同ページでは、Season2の8人のキャストと、監督・制作会社を含む制作スタッフが掲載されています。
木戸夢佳役・青山吉能さんの発表については、TVアニメ公式サイトが2026年3月28日に公開した追加キャスト情報と、同日のAnimeJapan 2026で発表されたSeason2ティザーPV・放送情報を確認しています。
Anime Expo 2026については、Anime Expo公式スケジュールと、7月6日公開の「Blue Box Official Panel」オフィシャルレポートを確認しました。
9月6日のSeason2ワールドプレミアにおけるキャスト発言や第26話の生アフレコについては、9月8日公開のワールドプレミア・オフィシャルレポートを基に、発言を長く転載せず趣旨を整理しています。
放送日時、メインPV、主題歌については、3月28日および8月26日のTVアニメ公式発表を確認しました。放送予定は変更される場合があるため、視聴前には公式の最新案内も確認することをおすすめします。
よくある質問
『アオのハコ』2期で猪股大喜の声優は変わりますか?
変わりません。2026年9月20日時点のSeason2公式キャスト欄では、猪股大喜役は引き続き千葉翔也さんです。鹿野千夏役の上田麗奈さん、蝶野雛役の鬼頭明里さんも続投します。
『アオのハコ』2期の新キャストは誰ですか?
現在発表されている新キャストは、木戸夢佳役の青山吉能さんです。
夢佳は千夏のミニバス時代の元チームメイトで、千夏が憧れていたほどバスケットボールの才能に恵まれた選手。青山さんの起用は2026年3月28日に公式発表されました。
『アオのハコ Season2』はいつから放送されますか?
2026年10月4日(日)午後4時30分から、TBS系全国28局ネットで毎週放送予定です。
放送日時は今後変更される可能性もあるため、視聴直前にはTVアニメ公式サイトなどで最新情報をご確認ください。
執筆:篠原千鶴(アニメ愛好家・フリーランス校正者)

