『転スラ』第4期は分割5クールが確定し、第1・第2クールは全24話。原作到達点は小説16巻前後が本命です。
2026年9月2日時点で放送済みなのは第92話「勇者クロノア・前編」。ここでは「公式に確定した情報」と「原作の進行から考える予想」を明確に分け、残り3クールの放送時期や15~17巻予想の意味まで整理します。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト+1
転スラ4期は何クール・何話?第1・第2クールは24話で確定
結論から申し上げると、『転生したらスライムだった件』第4期は分割5クールです。ただし、2026年9月2日時点で全5クールの総話数までは発表されていません。
まず、検索すると混同しやすい「確定事項」と「予想」を分けておきます。
- 公式確定:第4期は分割5クール
- 公式確定:2026年4月から第1・第2クールを連続放送
- 公式確定:第1・第2クールは第73~96話、合計24話
- 2026年9月2日時点:第92話まで放送済み
- 未発表:第3~第5クールの放送開始時期と、第4期全体の総話数
- 筆者予想:残り3クールが各12~13話なら、第4期全体は60~63話程度
第4期の5クール構成が発表されたのは2025年12月19日です。アニメ公式は「分割5クール」で展開し、まず2026年4月から連続2クールを放送すると告知しました。さらに2026年1月15日、初回は4月3日午後11時から日本テレビ系「FRIDAY ANIME NIGHT」枠で放送すると発表しています。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト+1
重要なのは、第1・第2クールについては話数を推測する必要がない点です。
公式Blu-ray・DVD情報では、第1巻が第73~78話、第2巻が第79~84話、第3巻が第85~90話、第4巻が第91~96話を収録。したがって、2026年4月から始まった連続2クールは第73~96話の全24話と確認できます。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト+1
この数字から、第4期全体のおおよその規模も条件付きで試算できます。
すでに24話が確定しているため、残る3クールが一般的な12話なら「24+36=60話」、13話なら「24+39=63話」です。
つまり、現時点で数字を挙げるなら全60~63話程度が一つの目安になります。ただし、これは第3~第5クールも12~13話で編成されるという仮定に基づくものであり、「全60話」と公式確定したわけではありません。
放送の区切りも公式情報から確認できます。
第84話は2026年6月26日に「第4期 第12話」、第85話は7月3日に「第4期 第13話」として公式キャンペーンが実施されました。したがって、第85話から第2クールへ入ったと理解できます。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト+1
その後、7月31日は日本テレビ系全国30局ネットでの放送が編成上の理由により休止されました。8月28日に放送された第92話は、公式にも「第4期 第20話」と明記されています。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト+1
したがって2026年9月2日時点では、最初の連続2クール24話のうち20話まで放送された段階です。
ここで覚えておきたいのは、第96話は第4期の最終回ではなく、あくまで最初の2クールの終点だということです。第4期そのものには、その後も第3・第4・第5クールが残っています。
転スラ4期は原作のどこから?小説10巻開始で現在は11巻相当
第4期の原作範囲を知るには、第3期がどこで終わったのかを見ると分かりやすくなります。
第3期では、ヒナタをはじめとする西方聖教会との対立と和解、周辺国家との外交、そしてテンペスト開国祭までが描かれました。原作対応はおおむね小説7~9巻で、ABEMA TIMESも第3期について「小説9巻、コミックス27巻途中まで」と整理しています。ABEMA TIMES+1
そのため、アニメ第4期の続きを原作小説で追う際の起点は10巻と考えて差し支えありません。
GCノベルズ公式の小説10巻紹介では、開国祭を終えたリムルが西方協議会への加盟と経済圏の拡大を目指す一方、マリアベルがリムルを危険視し、排除に向けて動き始める流れが示されています。マイクロマガジン社
第4期序盤も、まさにこの「テンペストが世界経済と国際政治へ本格的に接続していく過程」を軸として進みました。
第3期までのリムルは、国を豊かにし、仲間を増やし、他国との関係を築いてきました。しかしテンペストの影響圏が広がるほど、その急成長を歓迎しない既存勢力も現れます。
マリアベル・ロッゾやグランベル・ロッゾ、西方諸国評議会を巡る展開は、その変化を象徴するものです。
そして物語は政治的な駆け引きから、クロエ、ヒナタ、ルミナスらに関係する「時間」の問題へ移っていきます。
2026年8月28日放送の第92話「勇者クロノア・前編」では、命を落としたはずのヒナタがクロエの能力によって過去へ渡り、未来へ戻るために行動する物語が描かれました。公式STORYでも、この時間移動が第92話の中心として説明されています。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト+1
この進行から見ると、第4期の第1・第2クールは、小説10巻から始まり、現在は11巻相当の重要局面へ入っていると見るのが自然です。
ただし、アニメ各話と小説各巻の境界は一対一で一致しません。複数巻の情報を前後させたり、漫画版で整理された描写を取り入れたりする可能性があるため、「第○話から完全に11巻」といった断定は避けるべきでしょう。

コミックスの進行も、現在地を考える参考になります。
2026年9月2日時点で発売済みの最新単行本はコミックス32巻で、6月9日に発売されました。公式紹介では、レオン、グランベル、ユウキらがルベリオスに集まり、それぞれの思惑が動く中、戦場となった現地へリムルが駆け付ける展開が示されています。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト
さらに講談社の2026年10月発売予定表には、コミックス33巻が10月8日発売予定として掲載されています。刊行予定は変更される可能性があるため、購入時には最新情報の確認が必要です。講談社
ここで注意したいのは、「漫画版の単行本が出るまでアニメは先へ進めない」とは断定できないことです。
第4期の公式クレジットは、原作として川上泰樹さん、伏瀬さん、みっつばーさんを掲げ、「講談社『月刊少年シリウス』連載」と表記しています。一方で、アニメ制作時に小説と漫画のどちらをどの程度直接的な構成基準としているかまでは公表されていません。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト
したがって、コミックスの刊行速度だけを材料に「アニメはここで止まる」と考えるより、小説・コミカライズ・アニメの各展開を分けて見る方が正確だと私は考えます。
転スラ4期は原作どこまで?15~17巻予想で本命は16巻前後
では、5クールすべてを使った場合、第4期は原作小説のどこまで進むのでしょうか。
ここからは公式発表ではなく、過去シリーズの消化速度、第4期の現在地、原作各巻の物語上の区切りから考えた筆者予想です。
第1期から第3期までの本編は、それぞれ24話。大まかな原作範囲は、第1期がおおむね1~4巻、第2期が4巻後半~6巻、第3期が7~9巻となります。第3期終了時点で9巻まで進んだことは、外部の作品解説でも確認できます。ABEMA TIMES+1
単純化すると、第1~3期の72話で小説約9巻分ですから、平均では1巻につき約8話となります。
もし第4期が60~63話規模になり、この平均だけを機械的に当てはめれば、小説10巻から7~8巻程度進み、17巻前後まで届く計算になります。
ところが、実際の第4期はそこまで速くありません。
第73話から第92話まで20話を使い、10巻から11巻相当の出来事を人物関係や政治背景も含めて丁寧に描いています。
この現在の速度を考慮すると、過去72話の単純平均だけで「17巻まで行く」と予測するのは少々強引です。
そこで、現時点では次の三つの到達点を想定するのが妥当でしょう。
予想到達点 物語上の意味 筆者の見方
15巻前後 東の帝国を巡る大きな戦いが非常に重要な局面へ進む 今の丁寧なペースが続く場合
16巻前後 大きな戦いの結果を受け、テンペスト側の状況を整理して次の局面へ移る 本命予想
17巻付近 16巻で生まれた区切りを越え、さらに次章へ踏み込む 後半の消化速度が上がった場合
私がこの中で16巻前後を本命と考える最大の理由は、単なる話数計算ではなく、原作の物語構造にあります。
GCノベルズの15巻紹介では、ヴェルドラを巡って事態が大きく動き、テンペストと東の帝国との戦いが最終局面へ進むことが示されています。マイクロマガジン社
続く16巻は、帝国との戦いがひとまず区切られた後、リムルが今後への対策を考えながら仲間たちの状況を確認するところから始まります。マイクロマガジン社
この「激しい局面の頂点」と「戦いの結果を受け止める時間」が15巻から16巻にまたがっている点は、長期テレビシリーズの終着点を考えるうえで重要です。
第4期を15巻の緊迫したところで終える構成もあり得ます。しかし5クールという非常に長いシリーズ単位であれば、大きな戦いだけで幕を閉じるのではなく、その結果によってテンペストと世界がどう変化したのかまで描いて一区切りとする方が、一本の物語として収まりやすいと私は見ています。
一方で、17巻へ入る可能性も否定はできません。
後半は戦闘場面の比重が高くなるため、会議や交渉中心の章より映像上の進行が速くなる場合があります。残る3クールがそれぞれ13話規模なら、使える尺も増えます。
ただし現段階では、17巻を「本命」とするほどの材料はありません。
そのため結論は、15~17巻が合理的な予想範囲で、その中央に位置し、物語上の区切りも作りやすい16巻前後が最も有力というものです。
これは「16巻までアニメ化すると決定した」という意味ではありません。公式発表と予想を混同しないことが、この話題では何より大切です。
転スラ4期の第3~第5クールはいつ?放送時期はまだ未発表
「第96話の後はいつ再開するのか」も、多くの方が気になるところでしょう。
2026年9月2日時点で公式に発表されている放送計画は、第4期が分割5クールであることと、まず2026年4月から連続2クールを放送することです。第3・第4・第5クールそれぞれの放送開始時期や話数については、現時点の公式告知では明らかになっていません。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト+1
つまり、第96話まで進んだ後に一定期間の放送休止を挟む可能性は高いものの、「何か月空くのか」「第3クールはいつ始まるのか」を具体的な年月で断定できる段階ではありません。
ここは検索情報の鮮度に特に注意したい部分です。
5クールという発表から「2026年中に全部放送される」「そのまま5クール連続する」と受け取ってしまうと誤解が生まれます。公式発表はあくまで「分割5クール」「まずは2026年4月から連続2クール」です。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト
したがって第96話以降については、アニメ公式サイトのNEWSやON AIRで第3クールの開始時期が正式発表されるのを待つ必要があります。
なお、原作小説そのものはすでに完結しています。
GCノベルズ23巻は2025年11月29日に発売され、出版社の公式紹介でも「本編完結」と明記されました。マイクロマガジン社
これは今後のアニメシリーズを考えるうえで、小さくない意味を持ちます。
制作側は原作の最終地点を見渡したうえでシリーズ全体の構成を考えられる状態だからです。ただし、原作が完結したからといってアニメの進行速度が上がると決まったわけではありません。
むしろ5クールという長い尺を与えられた第4期では、勢力関係や人物の選択を丁寧に描く可能性も十分にあります。

転スラ4期5クールをどう見る?16巻予想につながる筆者の考察
ここからは、確認できた事実を踏まえた私見です。
私は、第4期が5クールも用意された意味を「原作を大量に消化するため」だけで捉えない方が、『転スラ』という作品の変化を理解しやすいと感じています。
第3期までの大きな流れは、リムルがテンペストという国を築き、それを外の世界へ開いていく過程でした。
道路や交易網を整え、外交関係を築き、開国祭を開き、地下迷宮を娯楽と経済の仕組みに変える。戦闘だけを見れば静かな場面も多かった第3期ですが、振り返れば第4期以降を成立させるための「国家の土台」を作っていたのです。
第4期では、その土台を持ったテンペストが既存の世界秩序と正面から接触します。
リムルが掲げる人と魔物の共存は、テンペスト内部では理想として機能してきました。しかし経済圏や外交関係が広がれば、それまでの秩序によって権力や安定を維持してきた側から見て、テンペストは急激な変化をもたらす存在になります。
第4期PV第1弾でも、異なる「正義」を意識させるコピーが掲げられていました。これは、今期が単純な強敵との勝敗だけではなく、複数の価値観が衝突する物語であることを端的に表しているように思います。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト
さらに第2クールでは、クロエを巡る時間の因果が前面へ出てきました。
公式の第2弾キービジュアルとPVでは、輪廻と覚醒を意識させる展開が打ち出され、主題歌もDaokoさんの「TACTIC」、田所あずささんの「ヒムナル」へ切り替わっています。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト+1
私はここに、第4期の構造上の面白さを感じます。
開国祭までの物語が「テンペストの影響が世界へ横に広がっていく話」だったとすれば、クロエの物語では過去の出来事が現在を形作っていたことが明らかになり、物語に時間という縦軸が加わります。
この横と縦の広がりを経たうえで、物語はさらに大きな国家間の局面へ向かっていく。
だからこそ、第4期後半をどこまで描くかは、「何巻消化できるか」以上に「どの地点なら一つの時代が終わったと感じられるか」で決まる可能性があると私は考えています。
その観点でも、15巻の大きな戦いだけで切るより、16巻でその結果を確認し、新たな問題が見え始めるところまで進めた方が、5クール全体の着地点として美しい。
これが、単純な平均話数とは別に16巻前後を本命とする理由です。
スタッフ体制にも変化があります。
第4期は津田尚克さんが監督、小川ひとみさんがシリーズ構成、中山敦史さんが監修、音楽はR・O・Nさん、アニメーション制作はエイトビットです。中山さんは第3期の監督から監修へ回っており、シリーズの継続性を残しつつ、新たな制作体制で長期構成へ臨んでいることが確認できます。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト
また、テスタロッサ役の内山夕実さん、ウルティマ役の富田美憂さん、カレラ役の長谷川育美さんも第4期の公式キャストとして掲載されています。第86話の公式キャンペーンでも3人のキャストがそろって明記されました。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト+1
ただし、ここから「このキャスト発表があるから必ず○巻まで進む」と制作意図まで断定することはできません。
言えるのは、第4期が現在のロッゾ家やクロノアの物語だけでは終わらないことを考える材料の一つになる、という程度でしょう。
予想記事ほど、見たい未来に合わせて証拠を強く読まない慎重さが必要です。校正者として情報を確認するときも、この「確認できた事実」と「そこから読み取った解釈」の境界は崩さないようにしたいと考えています。
まとめ
『転生したらスライムだった件』第4期について、公式に確定しているのは「分割5クール」であることと、第1・第2クールが第73~96話の全24話であることです。2026年9月2日時点では、第92話「勇者クロノア・前編」まで放送されています。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト+2「転生したらスライムだった件」ポータルサイト+2
第4期全体の総話数と、第3~第5クールの放送開始時期は未発表です。残り3クールを各12~13話と仮定した場合に限れば、全体は60~63話程度になります。
原作は小説10巻付近から始まり、現在は11巻相当の展開へ進んでいます。
最終到達点については公式発表がありませんが、現在の丁寧な進行、過去シリーズの消化ペース、15巻と16巻にまたがる物語上の大きな区切りを合わせて考えると、15~17巻を予想範囲とし、その中では16巻前後を本命と見るのが現段階では最も無理のない予測でしょう。
私自身、第4期で注目したいのはリムルが単純にどれほど強くなるかではありません。
第3期までに作り上げた「人と魔物が共存する国」という理想が、異なる歴史と価値観を持つ世界の中へ持ち出されたとき、それでも成立できるのか。5クールという長さは、その問いに答えるための時間でもあるように感じています。
参照した主な一次情報
本記事では、アニメ『転生したらスライムだった件』公式サイトの第4期分割5クール発表、ON AIR、公式STORY、Blu-ray・DVD収録情報、STAFF&CAST、各話キャンペーン情報を確認しています。原作範囲の考察では、マイクロマガジン社「GCノベルズ」の小説10巻・15巻・16巻・23巻公式紹介、コミックスについては『転スラ』公式ポータルおよび講談社の刊行予定を参照しました。講談社+9「転生したらスライムだった件」ポータルサイト+9「転生したらスライムだった件」ポータルサイト+9
巻数対応はアニメと小説で境界が完全一致するものではないため、公式に明示されていない箇所は「相当」「おおむね」「予想」と表記し、確定情報とは分けています。
よくある質問
転スラ4期は何クールですか?
分割5クールです。
2025年12月19日にアニメ公式が正式発表しました。まず2026年4月から第1・第2クールを連続放送しています。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト
転スラ4期は何話までですか?
第4期全体の総話数は未発表です。
ただし、第1・第2クールは第73~96話の全24話と公式Blu-ray・DVDの収録情報から確認できます。残る3クールが各12~13話なら全60~63話程度になりますが、この数字は予想です。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト
転スラ4期の第3クールはいつ始まりますか?
2026年9月2日時点では、第3~第5クールの具体的な放送開始時期は発表されていません。
公式に告知されているのは「分割5クール」と「まず2026年4月から連続2クール」という放送計画までです。「転生したらスライムだった件」ポータルサイト
転スラ4期は原作小説のどこまで進みますか?
最終到達巻は公式発表されていません。
第4期は小説10巻付近から始まり、2026年9月2日時点では11巻相当へ進行中です。筆者は現在のペースと物語上の区切りから、15~17巻を予想範囲、16巻前後を本命と考えています。
執筆:篠原千鶴(アニメ愛好家・フリーランス校正者)

