パペットスンスンのゾンゾンは、スンスンのおじいちゃんで、おいしい野菜作りを特技とするキャラクターです。
2019年のYouTube初期作品から登場し、2026年の第41話「おじいちゃん」では祖父になる以前の時間まで描かれました。ここでは公式情報を中心に、ゾンゾンの設定、主要な登場歴、スンスンとの関係、公式マスコットまで整理します。
パペットスンスンのゾンゾンとは?スンスンのおじいちゃんで野菜作りが特技
ゾンゾンは、パペットの国〈トゥーホック〉で暮らすスンスンのおじいちゃんです。ショートムービー『パペットスンスン』公式サイトでは、特技を「おいしい野菜を作ること」と紹介しています。パペットサンサンテレビ
同じ公式サイトでは、主人公スンスンは6才のパペット、ノンノンはスンスンの親友と説明されています。ゾンゾンは友達とは異なる「家族」の立場から、スンスンの日常に関わる人物です。パペットサンサンテレビ
基本情報をまとめると、次のようになります。
- 名前:ゾンゾン
- スンスンとの関係:おじいちゃん
- 暮らしている世界:パペットの国〈トゥーホック〉
- 特技:おいしい野菜を作ること
- 外見の特徴:灰色を基調とした毛並みと帽子
- 物語上の特徴:スンスンとは世代の異なる家族として日常に関わる
出典:ショートムービー『パペットスンスン』公式サイト「CHARACTER」。公式サイトでは作品そのものを、好奇心いっぱいのスンスンと仲間たちが〈トゥーホック〉で日常を繰り広げる「ふんわりパペットムービー」と紹介しています。パペットサンサンテレビ
ゾンゾンを理解するときに重要なのは、設定欄に「おじいちゃん」と書かれているだけではない点です。
実際の映像では、スンスンの話を聞いたり、遊びに参加したり、一緒に体を動かしたりします。つまり、プロフィール上の家族関係が、日常の小さな行動によって繰り返し確かめられてきました。
外見も、鮮やかな青色のスンスンとは対照的です。
灰色を中心とした落ち着いた色合いと帽子によって、同じパペットの世界に属しながら、スンスンとは異なる世代であることが視覚的にも区別されています。
ここで「穏やか」「優しい」といった性格を外見だけから断定することは避けたいところです。
校正者として作品を見る際、私は人物紹介に書かれた形容詞よりも、相手の言葉にどう返すのか、何を一緒にするのか、どの場面で口を挟み、どこで見守るのかを重視しています。
その観点から見ると、ゾンゾンはスンスンの好奇心を止める役ではなく、その好奇心と同じ場に居続ける役として描かれてきた人物だと考えられます。
ゾンゾンはいつから登場?2019年の初期YouTube作品から確認できる
ゾンゾンは、『パペットスンスン』が広く知られるようになってから追加された人物ではありません。
2019年2月20日に公開された初期作品「パペットスンスン #1『スンスンのひみつ』」の時点で、スンスンのおじいちゃんとして登場しています。
同作は、〈トゥーホック〉に暮らすスンスンとゾンゾンを記録した「パペットホームビデオ」として公開されました。
物語の始まりは、ゾンゾンのもとへ孫のスンスンからテレビ電話がかかってくる場面です。スンスンは前日にあった楽しい出来事を話します。ユーチュラ
出典:PUPPET SUNSUN / パペットスンスン「パペットスンスン #1『スンスンのひみつ』」2019年2月20日公開。
第1作から祖父と孫の「会話」が中心に置かれていたことは、ゾンゾンの役割を考えるうえで見逃せません。
何か大きな事件を解決するのではなく、孫が経験した出来事を祖父に話し、祖父がそれを聞く。この小さな往復だけで一つの作品が成立しています。
同じ2019年2月20日に公開された「パペットスンスン #2『鼻がかゆい』」でもゾンゾンは登場します。
めざましmediaが2024年2月4日に公開した作品紹介では、この回について、スンスンがゾンゾンからの助言を受ける場面があると紹介されています。めざましメディア
出典:めざましmedia「5秒のシュールな動画が海外でも大人気の『パペットスンスン』初めて見る方へのおすすめの作品4選 スンスンからコメントも!」2024年2月4日公開。
翌2019年2月21日の「パペットスンスン #3『あみだくじ』」では、スンスンが作ったあみだくじにゾンゾンが参加します。
公式YouTubeの説明でも、スンスンがあみだくじを作り、ゾンゾンが「当たり」を引けるのかという筋立てであることが示されています。YouTube
出典:PUPPET SUNSUN / パペットスンスン「パペットスンスン #3『あみだくじ』」2019年2月21日公開。
この3作だけを見ても、ゾンゾンには「話を聞く」「助言する」「孫が考えた遊びに参加する」という複数の役割が与えられています。
初期のゾンゾンは、自分の物語を前面に出す人物というより、スンスンの行動を受け止める聞き手・遊び相手として機能していたと整理できます。
その関係は、その後の短い作品にも続いていきます。
代表例が、2022年10月15日に投稿された「ビート」です。めざましmediaによると、踊りたいのに音楽がなくて困るスンスンとゾンゾンが登場し、スンスン自身も同作を「おじいちゃんとおどったとき」の出来事として紹介しています。めざましメディア
2019年にはテレビ電話越しの聞き手だった祖父が、2022年には孫と一緒に踊る。
作品ごとの出来事はごく短いものですが、こうした積み重ねによって、ゾンゾンとスンスンが単に「祖父と孫という設定」で結ばれているのではなく、実際に同じ時間を過ごしてきた家族であることが見えてきます。
第41話「おじいちゃん」で何が変わった?ゾンゾン自身の過去が描かれた
ゾンゾンというキャラクターを深く知りたい方に、特に重要なのが2026年4月15日放送の第41話「おじいちゃん」です。
TELASAの公式配信ページでは、第41話の放送日を2026年4月15日、内容を「ゾンゾン、思い出を振り返る」と案内しています。TELASA
出典:TELASA「パペットスンスン 第41話」2026年4月15日放送。
この回の重要性は、祖父と孫が仲良く過ごすだけではありません。
それまで主にスンスンの言葉や行動へ反応する側だったゾンゾンに、スンスンが知らなかった過去があることが、物語の中心に置かれます。
作中では、畑にいるスンスンがテントウムシに目を留めたことから会話が広がります。
ゾンゾンにも子どもだった時代があると知ったスンスンは、「おじいちゃん」にも子どもの頃があったという事実に驚きます。
さらに話は、子どもだったゾンゾンが、どのようにして現在の「おじいちゃん」になったのかという疑問へ進んでいきます。
そこで示されるのが、赤ちゃんだったスンスンを知るゾンゾンの記憶です。
スンスンが生まれたことによってゾンゾンは「おじいちゃん」になった。ごく当然の家族関係を、子どもの素朴な疑問からあらためて見つめ直す構成になっています。
この回を2019年の初期作品と比べると、ゾンゾンの人物描写がどのように深まってきたのかがよく分かります。
2019年のゾンゾンは「スンスンの話を聞く祖父」、2026年のゾンゾンは「自分自身の過去と記憶を持つ祖父」へと描写の奥行きが広がったのです。
ここが、単なる「心温まる回」という感想だけでは拾い切れないポイントだと私は考えています。
初期作品では、物語の時間はほぼスンスンの「今」に沿って動きます。
スンスンが昨日あったことを話す。あみだくじを作る。踊りたくなる。ゾンゾンはその現在に付き合う人物でした。
ところが第41話では、ゾンゾンの記憶によって現在から過去へ時間が伸びます。
子どもだったゾンゾンがいて、赤ちゃんだったスンスンがいて、現在の二人がいる。一つの短編の中に複数の時間が重ねられました。
子どものスンスンにとって、ゾンゾンは物心がついた頃から「おじいちゃん」だったはずです。
しかし大人の視聴者には、親や祖父母も最初からその肩書で生きてきたわけではない、という当たり前の事実が見えてきます。
私はこの構造に、『パペットスンスン』が大人の鑑賞にも残す余韻があると感じます。
子どもの目には「おじいちゃんにも子どもの頃があった」という発見として映り、大人には「家族の呼び名は、誰かが生まれたことで新しく始まる」という時間の話として届くからです。
この意味で第41話は、ゾンゾンを「スンスンを見守る年長者」という機能から、一人の人生を持つ人物へと一段立体化した回と考えられます。
そして、ここで公式プロフィールの「おいしい野菜を作ること」という特技を思い返すと、別の味わいも生まれます。パペットサンサンテレビ
もちろん、公式が「野菜を育てることは孫の成長の象徴である」と説明しているわけではありません。そのように事実として断定することはできません。
ただ、筆者としては、時間をかけて野菜を育てる人物と、赤ちゃんだったスンスンから現在までを知る人物が同じゾンゾンであることに、静かな響き合いを感じます。
この解釈は一度そこに気づくと、ゾンゾンの畑や日常の描写を見る視点を少し変えてくれます。
「何かを育てる人」であることと、「誰かが育ってきた時間を知る人」であること。その二つが無理なく一人の人物の中に収まっているのです。
ゾンゾンのマスコットはある?2026年5月15日に公式商品が発売
ゾンゾン単独の公式マスコット商品もあります。
CHOCOLATE ONLINE STOREでは、「パペットスンスン オリジナルマスコット(ゾンゾン)」が2026年5月15日(金)18時から販売されました。価格は2,420円(税込)です。CHOCOLATE ONLINE STORE
公式ストアに記載されている主な仕様は次のとおりです。
- 商品名:パペットスンスン オリジナルマスコット(ゾンゾン)
- 販売開始:2026年5月15日(金)18:00
- 価格:2,420円(税込)
- サイズ:縦180mm×横70mm×奥行き60mm
- 主素材:ポリエステル
- その他の素材:POM、ABS、銅
- 原産国:中国
- 購入制限:一人3点まで
出典:CHOCOLATE ONLINE STORE「パペットスンスン オリジナルマスコット(ゾンゾン)」。CHOCOLATE ONLINE STORE
2026年5月15日付のニュースサイト「インサイド」も、ノンノンとゾンゾンのマスコットが数量限定で販売され、上部にボールチェーンが付いた持ち歩ける仕様だと紹介しています。インサイド
価格、在庫、販売条件は変更される可能性があります。購入を検討する場合は、CHOCOLATE ONLINE STOREの最新表示を確認してください。
ゾンゾンの商品展開を見る際には、この2026年のマスコットだけを切り取るより、映像作品からイベントやグッズへ登場範囲が広がってきた流れを見ると位置づけが分かりやすくなります。
2025年8月8日から10月19日までフジテレビ本社屋で開催された期間限定ショップ「PUPPET SUNSUN in ODAIBA」では、入口でスンスン、親友のノンノン、おじいちゃんのゾンゾンの3人が来場者を迎える展示が用意されました。
同イベントでは限定品や先行発売品を含む約50点の商品も展開されています。PUPPET SUNSUN 公式サイト
出典:PUPPET SUNSUN公式サイト「POP UP『PUPPET SUNSUN in ODAIBA』を開催します」2025年7月17日公開。
また、2026年3月19日にはセガ フェイブから『アクぬい Collection パペットスンスン』が発売され、全6種の中にゾンゾンもラインナップされました。スンスン4種にノンノン、ゾンゾンを加えた構成です。セガ
2026年5月29日発売のHappyくじ「パペットスンスン」でも、スンスン、ノンノン、ゾンゾンを使った商品が展開されました。
A賞にはゾンゾンを含むおしゃべりフィギュア、B賞には3人のお腹を押すと録り下ろしボイスで相づちを打つ「あいづちぬいぐるみ」が用意されています。Happyくじ – アニメ・キャラクターくじ公式サイト
さらに、2026年7月25日から8月23日までのお台場での「PUPPET SUNSUN in ODAIBA」では、夏らしいロケーションを楽しむキャラクターたちの計8枚のアートを使った商品を中心に、定番ぬいぐるみなど約100点が展開されました。プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES
こうした商品やイベントの記録から確認できるのは、ゾンゾンが単発の脇役として忘れられているわけではないということです。
ただし、「スンスンと同じ人気を持つ」「作品で最も重要な人物の一人である」といった評価まで、商品数だけを根拠に断定することはできません。
確認できる事実は、2019年の初期映像から2026年の商品・イベント展開まで、ゾンゾンが継続して作品世界を構成するキャラクターとして扱われていることです。
このように観測できる事実と、人気や重要度についての評価を分けることが、キャラクター情報を正確に読むうえでは大切だと考えています。
ゾンゾンの魅力と役割は?7年間で「聞き手」から「時間を持つ人物」へ
ゾンゾンの魅力を作品の流れから整理すると、私はスンスンを受け止める年長者でありながら、第41話によって自身の時間まで持つ人物へ成長したことが最も重要だと考えます。
ここでいう「成長」は、ゾンゾン自身の性格が劇的に変化したという意味ではありません。
視聴者に見せられる人物像の範囲が広がった、という意味です。
2019年の「スンスンのひみつ」では、孫からかかってきたテレビ電話の相手になります。
「あみだくじ」では、スンスンが考えた遊びに参加します。
2022年の「ビート」では、一緒に踊る出来事が描かれます。
これらに共通しているのは、物語を動かす最初の衝動が主にスンスン側から生まれていることです。
スンスンが話したい。遊びたい。踊りたい。
その動きに対して、ゾンゾンが応じる。
短い日常劇における初期のゾンゾンは、言ってみれば主人公の好奇心を安心して広げるための受け皿でした。
私は、この役割は一見地味でありながら、『パペットスンスン』のテンポを作るうえでかなり重要だと見ています。
好奇心いっぱいの子どもだけで物語が進めば、視線は新しいものから新しいものへ次々と移ります。
そこにゾンゾンが加わると、「話す」「聞く」「考える」「待つ」といった別の速度が生まれます。
つまり、スンスンが作品に「発見」をもたらす人物だとすれば、ゾンゾンはそこへ間と時間を持ち込む人物なのです。
そして2026年の第41話「おじいちゃん」で、その役割が一段深まりました。
今度はゾンゾン自身が記憶を持ち、スンスンがその記憶を聞く側に回ります。
初期作品の関係を単純化すれば「スンスンが話す→ゾンゾンが聞く」でした。
第41話では「スンスンが尋ねる→ゾンゾンが自分の過去を語る」という構図になります。
この反転によって、ゾンゾンは初めて「主人公を受け止めるためだけに存在する祖父」ではなく、主人公が生まれるより前から続く人生を持った一人の人物として見えてきます。
長く続くキャラクター作品では、設定を増やすことで人物像を深める方法もあります。
一方、『パペットスンスン』の第41話は、大がかりな秘密や過去の事件を追加するのではなく、「祖父にも子どもの頃があった」「孫が生まれたから祖父になった」という極めて日常的な事実を使いました。
個人的には、ここに作品らしい節度を感じます。
ゾンゾンを急に劇的な人物へ変えず、これまでの静かな祖父像を壊さないまま、時間の厚みだけを一枚加えているからです。
2019年から追ってきた視聴者にとっては、スンスンとゾンゾンが実際に7年以上にわたって映像の中に存在してきた事実とも重なります。
作品内の経過時間と現実の公開期間が同一であると公式に示されているわけではありません。それでも、初期動画を知る視聴者ほど、第41話で示された「昔から続いてきた祖父と孫」という関係を実感しやすいでしょう。
今後ゾンゾンが登場する回を見る際も、注目したいのは特別な活躍の有無だけではありません。
スンスンの質問にどう応じるのか、自分の経験をどこまで語るのか、畑や日常の中でどのような時間を共有するのか。そうした小さな演出のほうが、この人物の魅力をよく示してくれるはずです。
まとめ|パペットスンスンのゾンゾンは初期から続く祖父キャラクター
パペットスンスンのゾンゾンは、スンスンのおじいちゃんで、特技はおいしい野菜を作ることです。公式プロフィールでも、この家族関係と特技が明記されています。パペットサンサンテレビ
登場歴は古く、2019年2月20日公開の「パペットスンスン #1『スンスンのひみつ』」では、孫のスンスンからテレビ電話を受ける祖父としてすでに登場していました。
その後も「あみだくじ」や「ビート」などを通じ、話を聞く、助言する、遊びに付き合う、一緒に踊るといった関係が積み重ねられています。YouTube+1
そして2026年4月15日の第41話「おじいちゃん」では、ゾンゾン自身の過去や、赤ちゃんだったスンスンを知る祖父としての記憶へ焦点が移りました。TELASA
初期の「聞き手・遊び相手」から、第41話の「自分自身の過去を持つ祖父」へ。
この変化を時系列で見ることが、ゾンゾンという人物を理解するうえで最も興味深い点だと私は考えます。
2026年5月15日には、公式の「パペットスンスン オリジナルマスコット(ゾンゾン)」も2,420円(税込)で販売開始されました。サイズは縦180mm×横70mm×奥行き60mmで、販売開始時には一人3点までという購入制限が設けられています。CHOCOLATE ONLINE STORE
映像、商品、イベントと活動の場は広がっても、ゾンゾンの核にあるのは祖父と孫のごく小さな時間です。
スンスンが何かを見つけ、話し、試してみる。そのそばでゾンゾンが聞き、ときに参加し、自分の記憶を渡す。
派手な設定ではありません。
だからこそ私は、ゾンゾンが『パペットスンスン』の日常に、子どもの「今」だけでは生まれない時間の奥行きを与えているように感じます。
よくある質問
パペットスンスンのゾンゾンは誰ですか?
ゾンゾンは主人公スンスンのおじいちゃんです。
ショートムービー『パペットスンスン』公式サイトでは、特技を「おいしい野菜を作ること」と紹介しています。パペットサンサンテレビ
ゾンゾンはいつから登場していますか?
公式YouTubeでは、少なくとも2019年2月20日公開の「パペットスンスン #1『スンスンのひみつ』」から確認できます。
この作品では、ゾンゾンのもとへ孫のスンスンからテレビ電話がかかってきます。ユーチュラ
ゾンゾンのマスコットはありますか?
あります。
CHOCOLATE ONLINE STOREの「パペットスンスン オリジナルマスコット(ゾンゾン)」は2026年5月15日18時から販売され、案内価格は2,420円(税込)、サイズは縦180mm×横70mm×奥行き60mmです。価格、在庫、販売条件については購入時に公式ストアの最新情報をご確認ください。CHOCOLATE ONLINE STORE
執筆:篠原千鶴(アニメ愛好家・フリーランス校正者)
