アニメ『らんま1/2』第3期は、2026年10月3日から日本テレビで放送が始まり、Netflixでは放送直後から独占配信されています。
10月10日深夜には第26話「爆砕点穴」が放送され、響良牙とコロンによる新たな修行が物語の中心となりました。
本記事では、地域別の放送時間、最新話の公式あらすじ、追加キャスト、主題歌、第4期の発表状況を、確認できる公式情報と筆者の考察を分けて整理します。
最終更新日:2026年10月11日
らんま1/2 第3期はいつから?放送日・Netflix配信の最新情報
『らんま1/2』第3期は、2026年10月3日(土)24時55分から日本テレビで放送開始となりました。
日本テレビ系の各局でも順次放送されており、動画配信ではNetflixが第3期を放送直後から独占配信しています。
放送日時は、2026年7月25日に開催された公式イベント「ドタバタ格闘ファンミーティング」で発表されました。
アニメ公式サイトも同日、「第3期の放送・配信開始日時を発表!第3期キービジュアルを公開!!」という告知を掲載しています。
第3期の放送・配信情報まとめ
2026年10月11日時点で確認できる基本情報は、次のとおりです。
項目 第3期の最新情報
放送開始日 2026年10月3日(土)
日本テレビの放送時間 毎週土曜24:55~
放送局 日本テレビ系で順次全国放送
独占配信 Netflix(放送直後から)
第3期の初回 第25話「修行DEディナー」
10月10日放送回 第26話「爆砕点穴」
原作 高橋留美子
監督 宇田鋼之介
アニメーション制作 MAPPA
第4期 公式発表は確認できず
この表の放送・配信情報は、アニメ公式サイトの「放送・配信情報」と2026年7月25日の公式発表を確認先としています。
なお、放送時間や配信開始時刻は編成などの事情で変更される場合があります。
10月3日24時55分は、10月4日の午前0時55分?
テレビ番組の表記では、日付が変わったあとの時間を前日の延長として扱うことがあります。
したがって、公式表記の「10月3日(土)24時55分」は、通常の暦では10月4日(日)午前0時55分に当たります。
毎週の放送も、土曜日の夜から日曜日へ日付が変わった直後と覚えておくと分かりやすいでしょう。
録画予約の際は、土曜日の番組だけを探すのではなく、日曜日の午前0時台も確認してください。
らんま1/2 第3期はNetflix以外でも見られる?
2026年10月11日時点で、第3期の放送直後の独占配信先として公式に案内されているのはNetflixです。
ただし、これはテレビ放送がNetflix限定になるという意味ではありません。
日本テレビ系ではテレビ放送が行われ、インターネットでの独占配信先がNetflixという区別です。
また、第1期と第2期については、Netflix以外の動画配信サービスにも配信先が広がっています。
第3期についても将来的に配信先が追加される可能性はありますが、その時期や対象サービスを現段階で断定することはできません。
過去のシーズンを扱っているサービスだからといって、第3期も同じ条件で配信されるとは限らない点に注意が必要です。
私は、この配信方式には、新旧の視聴者を結びつける役割があると考えています。
1989年版のテレビアニメに親しんだ世代は従来の放送形式で作品に触れられ、現在の視聴者は配信を通じて自分の生活時間に合わせて楽しめるからです。
らんま1/2 第3期の地域別放送局・曜日・時間一覧
第3期は日本テレビ系で順次全国放送されていますが、地域によって放送曜日と開始時間が異なります。
アニメ公式サイトの「放送・配信情報」に掲載された2026年の第3期スケジュールから、主な放送局をまとめました。
放送局・地域 放送開始日 毎週の放送時間
日本テレビ・関東 10月3日(土) 土曜24:55~
札幌テレビ・北海道 10月7日(水) 水曜25:59~
ミヤギテレビ・宮城 10月5日(月) 月曜25:29~
静岡第一テレビ・静岡 10月3日(土) 土曜25:55~
中京テレビ・愛知など 10月3日(土) 土曜25:55~
読売テレビ・大阪など 10月6日(火) 火曜25:59~
広島テレビ・広島 10月3日(土) 土曜25:25~
福岡放送・福岡 10月5日(月) 月曜25:59~
例えば、関東の日本テレビでは土曜24時55分からですが、関西の読売テレビでは火曜25時59分からの放送です。
同じ第3期でも、地域によってエピソードが放送される日付に差が生じます。
また、表に記載した「25時59分」は翌日の午前1時59分を意味します。
深夜アニメでは、この日付の読み替えを間違えると録画を逃してしまう場合があります。
特別番組や放送局の編成によっても時間が変わる可能性があるため、視聴前には各局の番組表を確認することが大切です。
確認先となるアニメ公式サイトの「放送・配信情報」では、今回掲載した局以外の放送予定も案内されています。
らんま1/2 第25話・第26話のあらすじは?爆砕点穴編の内容を解説
2026年10月11日時点で、日本テレビでは第25話「修行DEディナー」と第26話「爆砕点穴」が放送されています。
第3期の序盤は、早乙女乱馬と響良牙の実力差をきっかけに、良牙が新しい格闘技の習得へ向かう物語です。
以下はアニメ公式サイトの「あらすじ」と公開資料に基づく内容紹介であり、放送映像を直接検証したレビューではありません。
第25話「修行DEディナー」はどんな話?
第25話「修行DEディナー」は、2026年10月3日深夜に放送された第3期の初回エピソードです。
10月1日には、アニメ公式サイトが第25話のあらすじ、先行場面カット、制作スタッフ、予告映像を公開していました。
物語の始まりは、夏休みが近づいたある日の出来事です。
乱馬のもとに、長年のライバルである響良牙から果たし状が届きます。
再び対決する二人ですが、以前とは状況が違っていました。
乱馬は、シャンプーの曾祖母であるコロンとの攻防を経験するうちに、格闘家として成長していたのです。
そのため、良牙は乱馬との実力差を思い知らされることになります。
乱馬に勝ちたいという気持ちが強い良牙にとって、この結果は容易に受け入れられるものではありません。
そこへ現れたのがコロンです。
乱馬の実力向上に関わった人物が、今度は乱馬に敗れた良牙の前に姿を見せるという、次の展開につながる構図になっています。
第25話の主要スタッフは、脚本がうえのきみこさん、絵コンテが宇田鋼之介さん、演出が篠原ぱらこさんです。
このエピソードの特徴は、新しい敵を登場させるのではなく、既存のライバル関係に生じた変化を物語の出発点にしていることです。
乱馬にとって成長の成果である実力差が、良牙にとっては新たな修行へ進む理由になる。
一つの出来事が二人に正反対の意味を持つところに、続編らしい人物描写が表れていると考えられます。
第26話「爆砕点穴」の公式あらすじと放送内容
第26話「爆砕点穴」は、2026年10月10日(土)24時55分から日本テレビで放送されました。
10月8日には、小学館集英社プロダクションが第26話のあらすじ、先行場面カット、スタッフ情報、予告映像を発表しています。
公式あらすじで示されているのは、二つの修行が並行して進む展開です。
一方では、乱馬と父親の早乙女玄馬が修行を行い、天道あかねもそれに同行します。
もう一方では、良牙がコロンの指導を受け、恐ろしい秘拳とされる「爆砕点穴」の習得に挑んでいます。
良牙が修行に取り組む理由は、乱馬に対する強い対抗心です。
第25話で感じた実力差を埋め、乱馬との再対決に臨もうとするわけです。
しかし、爆砕点穴は簡単に身につけられる技ではありません。
厳しい修行を経て、良牙が技を習得できるのか。そして乱馬との勝負がどうなるのかが、物語の焦点となります。
さらに、二人の対決にはあかねも巻き込まれていきます。
単純な一対一の格闘では終わらず、登場人物の関係が複雑に絡み合っていくことも、この回の注目点です。
第26話の制作スタッフは、次のように公表されています。
- 脚本:うえのきみこ
- 絵コンテ・演出:宇田鋼之介
- 総作画監督:金田莉子
- 作画監督:金田莉子、中村翠、鈴木幸江
これらの情報は、アニメ公式サイトの「あらすじ」内にある第26話「爆砕点穴」の個別ページでも確認できます。
ただし、公式あらすじは物語のすべてを説明するものではありません。
技の習得結果や対決の細部、映像上の演出については、あらすじだけから断定しないようにしています。

爆砕点穴とは?岩を砕く技なのに人体には効かない理由
爆砕点穴とは、岩などの物体に存在する破壊の急所を指先で突き、その物体を砕く技です。
原作の設定では、人体には直接効果がないという特徴があります。
この制約は、爆砕点穴を理解するうえで欠かせません。
一般的な格闘作品では、新しい必殺技の習得が、そのまま敵に対する攻撃力の向上として描かれることがあります。
しかし、爆砕点穴の場合は事情が異なります。
岩を砕けるようになったからといって、その技がそのまま人体を破壊する攻撃になるわけではありません。
では、なぜ良牙の修行に意味があるのでしょうか。
原作では、爆砕点穴の習得に伴う過酷な修行が、良牙の打たれ強さを高めることにもつながります。
技を使えるようになることと、修行によって身体そのものが鍛えられることは、別の変化なのです。
これは、結果と過程の関係を巧みに利用した設定だと私は考えています。
良牙が求めているのは乱馬に勝つための力ですが、実際の修行では、想定していた攻撃手段とは異なる形でも強さを得ることになります。
この意外性が、真剣な格闘と喜劇を同時に成立させています。
乱馬と良牙の関係を知っておくと第3期が分かりやすい
良牙は、新作アニメ第1期の第4話「乱馬を追って来た男」から登場する人物です。
乱馬と深い因縁を持つ格闘家であり、乱馬を倒すことに強い執着を見せています。
良牙を特徴づける設定の一つが、極端な方向音痴です。
目的地へ向かっているつもりでも、思いがけない場所に迷い込んでしまいます。
本人は真剣であっても、その行動が思わぬ笑いを生むところに、本作らしい人物造形があります。
また、良牙には乱馬と共通する秘密があります。
中国の呪泉郷に関係する特殊な体質を持ち、水をかぶると黒い子豚になり、お湯をかぶると人間の姿へ戻るのです。
乱馬も水によって姿が変化するため、二人は格闘家として競争しながら、本人の意思では自由にできない身体的な事情を抱えるという共通点があります。
さらに、良牙の物語には天道あかねへの感情も関わっています。
乱馬に勝ちたいという思いだけでなく、あかねとの関係も彼の行動に影響を与えるため、対決は単なる勝敗以上の意味を帯びます。
第26話を見る際には、良牙がどれほど強くなったかという点だけでなく、その強さを何のために使おうとしているのかにも注目したいところです。
らんま1/2 第3期の新キャストは誰?追加声優と主題歌を紹介
第3期では、これまでの主要キャストに加え、野沢雅子さん、福山潤さん、田中美海さん、田中真弓さん、早見沙織さんらの参加が発表されています。
2026年7月25日、アニメ公式サイトは「第3期の追加キャラクター&キャストを公開!」という告知を掲載しました。
ここでは、新たに発表された出演者と、これまでのシリーズから引き続き参加する出演者を分けて整理します。
2026年7月25日に発表された追加キャスト一覧
キャラクター 担当声優
家元 野沢雅子
大文字煎太郎 福山潤
紅つばさ 田中美海
役名非公表 田中真弓
役名非公表 早見沙織
田中真弓さんと早見沙織さんについては、7月25日の発表時点で担当キャラクターの名前が伏せられています。
2026年10月11日時点で確認した公式のスタッフ・キャスト欄でも、両名の役名は「???」という表記です。
原作に登場する人物から役柄を予想することはできますが、正式な発表がない段階で断定することは適切ではありません。
なお、いちろう役の関智一さんも第3期のキャスト一覧に掲載されています。
野沢雅子が演じる家元とは?
家元は、格闘茶道大文字流の家元であり、大文字煎太郎の祖母です。
煎太郎に縁談を勧める立場にあり、格闘茶道と結婚をめぐる騒動に関わる人物です。
アニメ公式サイトに掲載されたコメントで、野沢雅子さんは、家元という役柄なら本来は上品で静かな人物のはずだという趣旨に触れています。
その言葉には、実際の家元が単純におしとやかな人物ではないことをうかがわせるユーモアがあります。
格闘茶道という題材自体も、『らんま1/2』らしい発想です。
本来は所作や礼法を重んじる茶道を格闘と組み合わせることで、落ち着いた伝統文化と激しい勝負の間に意外な対照が生まれます。
野沢さんの出演は知名度の面でも注目されますが、家元という人物がどのように物語を動かすかも楽しみにしたいところです。
福山潤が演じる大文字煎太郎とは?
大文字煎太郎は、格闘茶道大文字流の継承者です。
家元から勧められている縁談を破談にするため、強い女性を探そうとします。
結婚相手をめぐる悩みは身近な題材ですが、その解決方法として格闘を持ち出すところが本作らしい設定です。
福山潤さんは公式コメントで、以前に演じた演劇部の部長が再登場するのかと思ったところ、今回は大文字煎太郎役だったため驚いたという趣旨を語っています。
同じ作品で異なる人物を演じるという経緯も、声優の演技に関心がある視聴者には興味深い話題でしょう。
また、煎太郎の縁談をめぐる事情は、乱馬とあかねの関係にも重なります。
乱馬とあかねも、親同士の取り決めによって許婚となった二人です。
本人たちの気持ちと周囲が決めた婚約が一致しているとは限らないという問題が、別の登場人物を通じても描かれることになります。
田中美海・田中真弓・早見沙織の出演も発表
田中美海さんは、紅つばさ役を担当します。
紅つばさは久遠寺右京との関係から物語に登場する人物であり、乱馬たちの人間関係をさらに複雑にする存在です。
一方、田中真弓さんと早見沙織さんは、発表段階では役名が明かされていません。
田中真弓さんは公式コメントで、物語の重要な役を担当したものの、詳しいことはまだ話せないと説明しています。
早見沙織さんも、収録時には緊張したものの、作品の面白さや共演者の温かさによって楽しく演じられたという趣旨を語っています。
この二人のコメントから分かるのは、出演そのものだけでなく、担当する役の情報を意図的に伏せているという点です。
視聴者にとっては、誰がどの人物を演じているのかを本編で知る楽しみが残されています。
ただし、公開時期が未確定の情報については、予想と確定事項を分けて受け止める必要があります。
山口勝平・林原めぐみ・日髙のり子ら主要声優も続投
新作『らんま1/2』の主要キャラクターは、引き続き次の声優陣が担当しています。
- 早乙女乱馬:山口勝平
- らんま:林原めぐみ
- 天道あかね:日髙のり子
- 早乙女玄馬:チョー
- 響良牙:山寺宏一
- シャンプー:佐久間レイ
- コロン:真山亜子
- ムース:関俊彦
- 久遠寺右京:名塚佳織
- 九能帯刀:杉田智和
- 九能小太刀:佐倉綾音
原作の人物関係を支えてきたキャラクターが、継続して登場することも第3期の特徴です。
ただし、2024年からの新作アニメが1989年版と完全に同じ配役で制作されているわけではありません。
旧シリーズから続投している声優と、新たに担当する声優の両方が参加しています。
乱馬については、水によって姿が変化するという設定があり、山口勝平さんと林原めぐみさんが異なる姿を演じ分けています。
外見と声が変化しても、同じ人物であるという連続性を保たなければなりません。
その点は、単に二人の声優が出演しているという情報以上に、本作の声の表現を考えるうえで大切な特徴だと感じます。
第3期の主題歌は「素直未満」と「かわいくない」
2026年9月14日、第3期のオープニングテーマとエンディングテーマが発表されました。
オープニングテーマは、ふみのさんの「素直未満」です。
エンディングテーマは、『ユイカ』さんの「かわいくない」が担当しています。
同日公開された第3弾PVでは、両楽曲の音源も初めて披露されました。
この情報は、アニメ公式サイトの9月14日付「第3期第3弾PVを公開!オープニングテーマ、エンディングテーマの音源も初解禁!」という発表で確認できます。
楽曲と作品の関係については、アーティスト本人の説明も参考になります。
ふみのさんは、登場人物たちの二面性や、素直に気持ちを伝えられないもどかしさから着想を得て楽曲を制作したと説明しています。
また、『ユイカ』さんは、相手を大切に思っていても本音を口にするのは照れくさいという、家族愛に近い感覚を曲に込めたと語っています。
こうした制作意図は、乱馬とあかねの関係に自然につながります。
二人は互いを意識しながらも、言葉では素直になれない場面が少なくありません。
私は、「素直未満」と「かわいくない」という二つの曲名に、共通する人物描写の方向性が表れていると考えています。
特に「未満」という言葉は、ある状態に達していないことを意味します。
単純に「素直ではない」と言い切るのではなく、「素直になりきれない」という途中の状態を表す点に、繊細な響きがあります。
一方、「かわいくない」は、表面的には否定的な言葉です。
しかし、相手に対する好意を隠したいときにも、こうした否定表現が使われる場合があります。
両曲は、言葉にできない感情を異なる方向から表現しているように受け取れます。

らんま1/2 第3期の制作経緯は?第4期の発表状況も確認
『らんま1/2』第3期の制作決定が発表されたのは、2026年3月26日です。
アニメ公式サイトでは、同日にティザービジュアルと第1弾PVが公開され、第3期が2026年10月から放送されることが案内されました。
その後、7月25日に放送開始日と追加キャスト、9月14日に主題歌情報が発表されています。
第1期から第3期までの放送スケジュール
2024年からの『らんま1/2』は、1989年版テレビアニメの直接的な続編ではありません。
高橋留美子さんの原作漫画を改めて映像化した、新しいテレビアニメシリーズです。
第1期は2024年10月に放送が始まり、第1話から第12話までが制作されました。
第2期は2025年10月に始まり、第13話から第24話まで物語が進みました。
第3期は2026年10月3日から始まり、第25話から続いています。
つまり、新作アニメは3年連続で10月に新しいシーズンが放送されたことになります。
この放送の継続は、視聴者が毎年秋に物語の続きを楽しめる形を生んできました。
ただし、同じ時期に3年連続で放送されたことだけで、今後も毎年続編が制作されると判断することはできません。
制作決定には、作品の企画、制作体制、放送枠、配信事業など複数の事情が関わるためです。
第3期は制作発表の時点から爆砕点穴編を予告
2026年3月26日に公開された第3期のティザービジュアルには、向かい合う乱馬と良牙が描かれています。
アニメ公式サイトの同日付「TVアニメ『らんま1/2』第3期制作決定!ティザービジュアル、第1弾PVを公開!!」では、良牙の指の構えが爆砕点穴を連想させるものだと紹介されました。
第1弾PVでも、良牙の格闘場面や新たな技に関わる展開が示されています。
したがって、爆砕点穴編は放送開始後に突然注目された題材ではありません。
第3期の制作決定時から、序盤を象徴するエピソードとして紹介されていたのです。
この点は、放送開始後の第25話・第26話を振り返る際にも役立ちます。
第25話で良牙が乱馬との差を感じ、第26話で爆砕点穴の修行に挑むという流れは、制作発表時のビジュアルとも対応しています。
また、宇田鋼之介監督とMAPPAの制作体制は、第1期・第2期から継続しています。
シリーズ構成はうえのきみこさん、キャラクターデザインは谷口宏美さん、音楽は和田薫さんです。
原作の格闘と恋愛、喜劇を組み合わせる表現を継続して描くうえで、中心的な制作体制が引き継がれていることは一つの特徴といえるでしょう。
らんま1/2 第4期はいつ?2027年10月放送の可能性
2026年10月11日時点では、第4期の制作決定や放送日時を示す公式発表は確認できません。
第1期から第3期まで、いずれも10月に放送が始まったため、第4期が制作されるなら2027年10月ではないかと予想することはできます。
しかし、これは過去の放送間隔をもとにした推測です。
2027年10月という放送時期が正式に決まっているわけではありません。
原作『らんま1/2』は、1987年から1996年まで『週刊少年サンデー』で連載されました。
通常の単行本は全38巻で、さまざまな格闘エピソードや恋愛に関わる物語が収録されています。
そのため、原作の物語には映像化の題材が残されています。
ただし、原作の分量が多いことは、続編制作が決まる根拠にはなりません。
私としては、第4期の放送時期を早い段階で予想するよりも、第3期がどの物語まで描くかを見守ることが大切だと考えています。
新しいキャラクターの登場や既存の人物関係の変化によって、第3期の物語がどのような区切りを迎えるかが、今後の展開を考える手掛かりになるでしょう。
考察|らんま1/2 第3期の爆砕点穴編が描く「強さ」の本質
第3期の序盤で私が注目しているのは、良牙が新しい技を習得すること以上に、その技の性質と人物の目的が一致していない点です。
ここからは、公式あらすじと原作の設定を踏まえた筆者個人の考察です。
映像を直接確認していない場面について、構図や声優の演技、音響効果を実証的に評価することは避けています。
良牙が乱馬に勝つための技を求める理由
良牙の行動を理解するには、乱馬との力関係が欠かせません。
良牙は以前から乱馬に強い対抗意識を抱いており、勝負を通じて自分の力を示そうとしてきました。
ところが、第25話では乱馬がコロンとの攻防によって成長しており、良牙はその差を思い知らされます。
ここで良牙が求めるのは、客観的に強い格闘家になることだけではありません。
より正確には、乱馬に勝てる自分になることだと考えられます。
この違いは小さくありません。
強さを自分自身の成長として捉えるのか、それとも特定の相手との比較によって捉えるのかで、修行の意味が変わるためです。
乱馬の成長が良牙にとって屈辱になるのは、良牙が自分の強さを乱馬との比較で測っているからでしょう。
良牙は乱馬に敗れたことで、さらに強くなる必要を感じます。
その行動は前向きな努力である一方、乱馬への執着から離れられない人物の弱さも表しています。
私は、良牙の魅力はこの矛盾にあると考えています。
努力家でありながら、努力の動機は必ずしも冷静ではない。
真剣だからこそ滑稽であり、滑稽だからといってその悔しさが軽く描かれているわけでもないのです。
爆砕点穴は「必殺技を覚えれば勝てる」という期待を裏切る
原作の爆砕点穴は、岩の破壊点を突いて砕く技です。
しかし、人体には直接効果がないという制約を持っています。
乱馬を倒すために強力な技を習得しようとする良牙にとって、この性質は皮肉なものです。
一般的な格闘作品では、修行によって新しい必殺技を覚え、それを相手に使うことで形勢を逆転させる展開が見られます。
ところが爆砕点穴では、技そのものの対象と、良牙が倒したい相手とが一致していません。
原作では、その一方で過酷な修行が良牙の打たれ強さを高めることにつながります。
つまり、技の習得という目に見える成果だけでなく、修行の過程で得られた身体的な変化が戦いに影響するのです。
目的に向かって努力した結果、当初想定していなかった部分で成長する。
私は、この構造こそ爆砕点穴編の巧みな点だと感じています。
単純に強力な技を使えば勝てるという展開ではなく、修行が本人にも予想できない変化をもたらすところに、高橋留美子作品らしい意外性があります。
加えて、技の名称が非常に強そうであることも見逃せません。
「爆砕」という言葉には激しい破壊を連想させる響きがあり、「点穴」には対象の一点を正確に見極める技術的な印象があります。
しかし、名前から想像する万能の攻撃技ではなく、対象に制約がある。
名称が生む期待と実際の性質との落差が、本作の喜劇的な仕掛けにもなっていると考えられます。
コロンの立場を考えると、修行の意味が変わって見える
第25話の公式あらすじでは、良牙が乱馬との力の差を感じたあと、コロンが現れることが示されています。
コロンは乱馬の実力向上にも関わってきた人物であり、単なる通りすがりの師匠ではありません。
そのコロンが良牙の修行にも関わることで、乱馬と良牙の関係に新しい変化が生まれます。
ただし、良牙の目的とコロン自身の思惑が完全に一致しているとは限りません。
良牙は乱馬に勝ちたいという気持ちから修行に臨みますが、コロンにはそれまでの物語から続く独自の立場があります。
この二人の動機の違いを意識すると、修行は単なる師弟関係としてだけではなく、複数の思惑が重なる出来事として捉えられます。
『らんま1/2』では、登場人物がそれぞれ違う目的を持ちながら、同じ騒動に巻き込まれていくことが少なくありません。
その結果、ある人物にとって真剣な行動が、別の人物にとっては都合のよい出来事になることもあります。
爆砕点穴編にも、そうした人物関係のずれを読み取る余地があります。
主題歌にも通じる、言葉と本音の食い違い
もう一つ注目したいのは、格闘に関わる物語と、乱馬やあかねの感情表現が並行して描かれていることです。
乱馬とあかねは許婚ですが、互いの気持ちをいつも率直に言葉にできるわけではありません。
例えば、第1期の第5話には「かわいくねえ」という題名が付けられています。
「かわいくねえ」は、文字だけを見れば相手に対する否定的な評価です。
しかし、恋愛関係における会話では、口にした言葉と内心が一致していない場合があります。
相手に好意を知られたくないために、わざと反対の言葉を使うこともあるでしょう。
校正者として言葉を扱う立場から見ると、こうした表現では、言葉の辞書的な意味と、発話した人物の意図を分けて考えることが重要になります。
第3期の主題歌「素直未満」と「かわいくない」は、まさにその違いを連想させる題名です。
一方、良牙もまた、自分の感情をすべて言葉で説明する人物ではありません。
乱馬を倒したいという行動の奥には、敗北への悔しさや、自分を認めてほしいという気持ちが重なっているように見えます。
乱馬とあかねの恋愛感情、乱馬と良牙のライバル関係は、一見すると別の問題です。
しかし、どちらにも自分の本音をうまく整理できない人物たちが登場します。
格闘では拳を交え、日常では不器用な言葉を交わす。
その二つが人物の感情を表す異なる方法になっていることが、『らんま1/2』の魅力の一つだと私は考えています。
今後の第3期では、格闘技の強さだけでなく、勝負の前後で人物同士の関係がどのように変化するのかにも注目したいところです。
まとめ|らんま1/2 第3期は2026年10月から放送中
TVアニメ『らんま1/2』第3期は、2026年10月3日から日本テレビで放送が始まりました。
日本テレビでは毎週土曜24時55分から放送され、日本テレビ系各局でも地域ごとのスケジュールで順次放送されています。
動画配信については、Netflixが第3期を放送直後から独占配信しています。
第3期は第25話「修行DEディナー」から始まり、10月10日深夜には第26話「爆砕点穴」が放送されました。
物語では、乱馬との実力差を感じた良牙が、コロンの指導のもとで新しい技の習得を目指しています。
追加キャストには、野沢雅子さん、福山潤さん、田中美海さん、田中真弓さん、早見沙織さんらが参加しています。
主題歌は、ふみのさんの「素直未満」と『ユイカ』さんの「かわいくない」です。
一方、第4期については2026年10月11日時点で公式発表を確認できていません。
今後の新情報を待ちながら、まずは第3期の物語を一話ずつ楽しむことが確かな選択でしょう。
個人的には、爆砕点穴という技の意外な性質が、良牙の成長と乱馬との関係にどのような影響を及ぼすかに注目しています。
よくある質問
らんま1/2 第3期は何話から始まりますか?
第25話「修行DEディナー」から始まります。
第1期は第1話から第12話、第2期は第13話から第24話で構成されています。
そのため、新作アニメの物語を順番に追いたい場合は、第1期から鑑賞すると人物関係を理解しやすくなります。
らんま1/2 第3期はNetflixで見放題ですか?
第3期はNetflixで独占配信されています。
視聴にはNetflixの利用条件を満たす必要があります。料金プランや作品の公開状況は変更される場合があるため、最新の条件はNetflixで確認してください。
らんま1/2 第26話「爆砕点穴」はいつ放送されましたか?
日本テレビでは、2026年10月10日(土)24時55分から放送されました。
通常の時計では、10月11日(日)午前0時55分に当たります。
地域によって放送日時が異なるため、各局の番組表を確認してください。
らんま1/2 第4期は2027年に放送されますか?
2026年10月11日時点では、第4期の制作決定や放送時期を示す公式発表はありません。
第1期から第3期まで10月に放送されましたが、第4期が2027年10月になるという情報は現段階では推測です。
正式な制作決定や放送予定は、今後の公式発表を確認する必要があります。
執筆:篠原千鶴(アニメ愛好家・フリーランス校正者)
幼少期からジャンルを問わずアニメーション作品に親しみ、現在も新作を継続的に追っています。普段はフリーランスの校正者として言葉の正確さや文章の構造と向き合い、作品解説においても台詞の意味、人物関係、物語の展開を丁寧に整理することを心がけています。
本記事は、2026年10月11日時点で確認したTVアニメ『らんま1/2』公式サイトの「放送・配信情報」「あらすじ」「スタッフ&キャスト」、2026年3月26日の第3期制作決定、7月25日の放送日時・追加キャスト発表、9月14日の主題歌発表、および10月8日の小学館集英社プロダクションによる第26話の発表資料を主な根拠としています。
また、追加キャストのコメントや主題歌に関する制作意図は、公式に公表された発言の趣旨をもとに整理しました。公表事実と筆者による原作設定の解釈、今後の放送に関する予想は明確に区別しています。
本記事では放送映像を直接確認したとする評価は行っておらず、作画・演出・声優の具体的な演技について、未検証の事柄を事実として記載していません。

